ニコン Z9を飼い馴らす日々

「飼い馴らす」は、ふだんは「飼い慣らす」を使うんだけど、じゃじゃ馬なので、あえて馬偏を使いますた。笑

今日は、中学生のスポーツ部活動の県大会予選の撮影に赴いた。

最初は野球。青葉の森。カメラマン席みたいなのがなく、スタンドから、網越しの撮影で。

なので広角だと、ぼんやりと網の影が写る。レンズはFの28−300をクロップで使ったけど、前から思ってるけど、シャープネスが弱めだよね、デフォルトだと。まあ、中学校の卒業アルバムの使用サイズを考えたら、とくに問題ないのかもしれないけど。

そうだ! もちろんEVFを覗いての撮影だったんだけど、水準器表示はもちろん、ものすごくありがたいし助かるんだけど、あたしの場合、どうも三半規管が腐ってるようで、0.7度くらい傾いてて。なので緑色のまっすぐな横線を表示させるのには、けっこうなテクニックが要るわけで。笑

そのうち思った。だったら、撮影画面がもしも傾いてたら、画像記録の瞬間に、その傾きを修正して記録すればいいんじゃね? あるいは、その傾き具合をexifに書き込んで、純正ソフトで一括して傾きを修正できるようにすればよくね?

野球で思ったのは、そのくらいかな。

あんまり関係ないけど、青葉の森の野球場、むかし撮影に通った北九州の市民球場に似ててね。

僕が毎日新聞に入った1年目の夏、1992年のこと。高校野球の予選を撮ってたら、いきなりものすごい雨が降り出し。こりゃあいかんと、ニコンのAF400mm F2.8という超高級レンズにレンズカバーだけかけて、自分とカメラは屋根のある安全な場所に避難した。

そしたら、400mmレンズはびしょ濡れで。西部本社に帰ったら、写真部の機材担当の江越さんに死ぬほど怒られた。

江越さん、いい人だったな。たぶんもう虹の向こうにいらっしゃると思うけど。

で、むかしを思い出しながら、こんなことを思った。

むかしのあたしは、野球の撮影とかでも、一カ所で撮影を始めたら、そこから動くのを躊躇してた。なぜか。その場所で押さえなければならないカットを、まだ撮り終えてないと思ってたから。

でも今日はぜんぜん違った。3回か4回で、撮ってた中学校のバッターが2巡するころ、おもむろに一塁側から三塁側に移動。あ、その前に、バックネット裏で、ピッチャーの投げるところを何十球か撮り。

だれかがニコンZ9はD一桁よりシャッタータイムラグが大きめ、みたいなことを書いてて、まあそれはそうなのかもしれないけど、だったらそれを見越して、ほんの少し早くシャッターを切り始めればいいわけで。

話はいきなり、後半のバスケに移る。

こないだ何日か通った千葉市の市立高校。女子バスケ。3週間前くらいに高校のハンドボールの試合を撮った印象がめちゃめちゃよかったので、ニコンZ9は室内スポーツには最強と思ってた。

けど、なんか今日は、アレ?と思うことになり。

いままで使ってきたニコンD5と比べて、画素数が倍以上多いし、あと撮像素子像面AFをやってるので、高感度は明らかにD5よりも劣っていると思われ。まあ、発売時期が6年とか違うので、その間の技術革新も大きいのだろうと思われるが。

(※ちなみに、いっぺん寝て、起きて、もう一度、女子バスケの画像を見返してみたら、D5に比べて同じISO感度で画質が極端に悪いということはないように思われます)

あたしは室内スポーツでも明るい望遠レンズを使うのは、あんまり好きじゃない。なぜか。手前のシュートのシーンを周りを入れて撮れないから。ま、そのへんは切り替えて使えばいいのかもしれないけど。

でも、それでもあたしは、そこそこの明るさの万能高倍率ズームが好きかな。

あんまり参考にならないですけど。笑

明日はサッカーと、男子バスケ。

朝がゆっくりなので、早起きして、今日できなかった画像整理を、ガシガシ進めますよ。

だって撮影の前は、おちゃけを飲めないからね。最高の画像整理日和ですよね〜w

以下、夜の23時、追記。
ここだけの話、サッカーは野球以上にフィールドが広いので(厳密に比べるとどうかわかんないけど、野球はドラマの生まれるピッチャー、バッター、内野手あたりは手前に集まっているので)、70-200mmに2倍テレコン、と考えたのだが、よく考えたら2倍テレコンは僕の津田沼の専属土蔵?に格納されており。めんどくさいので、明日も28-300/3.5-5.6にクロップで対応することにした。

ただ、今日の反省を踏まえ、ニコンZ9のL/M/SのLサイズでクロップしてみようかと。どうもMサイズのクロップだと微妙に画素数が足りてない感が醸し出され。いや、長辺が4000px以上あるので、物理的には問題ないと思うんだけど、やっぱりシャープネスの問題かなぁ。

デジタル画像界隈でよく起こることだけど、画像整理の作業中のモニターでの表示と、実際にハンドリングされる川下の工程で認識が異なるということは、よくある話で。でもさ、人間ってやっぱり自分の目の前の現実を優先するもんじゃない? 生き物として。まあ、そこのギャップも、なかなかに難しい問題ではあり続けると思うのだが。そんなことはどうでもいい。(どうでもよくないけどw

【追伸】
ニコン純正ソフトのNX Studioで今日撮影した画像フォルダを開こうとしたら数十秒待たされ。ACDSee2022とかXnViewとかだと一瞬なのに。さすがにこれはヤバいと思い、アップデータを確認したら、1.2.1が6/30に出てることが判明。そっこーアップデートした。

ちなみに、こちら。https://downloadcenter.nikonimglib.com/ja/products/564/NX_Studio.html

こういう重いソフトを使うたびに、マシンをリプレースしたいなあと思うのだが、マシンの高速化って、ちょい高いヤツを買っても、あんまり変わらないのよね。そうだなあ、2年前にあたしが買ったDELLのマシンは10万円弱だったと記憶してるのだが、ここから飛躍的な高速化を望むのであれば、たぶん25万円とかのマシンを買わないとあかんと思われ。

NX Studioを1.2.1にアップデートしたら、何秒かでフォルダの画像がサムネイル表示されるようになった。よかった。笑

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