ルールを守る人々。

ずっと前から書こうと思ってたこと。まあ、いままでも同じようなことを、数限りなく書いてきたと思うが。

twitterにはちょこっと書いたが、たぶん先月、3月のことだったと思うけど、僕が撮影の仕事を終え、いつものようにイオン東習志野に食い物を買いに来たときのこと。よく晴れた昼下がり。だだっ広い駐車場はガラガラ。そこに一台、トヨタの高級セダンがやってきて。駐車場はガラガラなので、どこでも好きなところに止め放題なのだが、ドライバーの年配の男性は、わざわざ通路で一時停止し、バックで駐車場のマス?コマ?に丁寧に高級セダンを駐車し。

あたしなんかは、アタマから突っ込んで、少々線からはみ出してても、どうせ空いてるし、いいやん、と思ってそのまま買い物に出かけるけど、明治生まれの人は違うのかなぁとびっくりした。

こんなこともあった。卒園式の撮影に伺った、某市の駅前の保育園。卒園式の会場となるホールは、そんなに広くなかったので、保護者と卒園児の座るイスでいっぱい。どちらかというと縦長の会場。

ふつうに卒園式が終わり、いちばん最後に、運動会ではできなかったダンスを、何人かずつグループになって、舞台の上で発表する、という…。お母さんたちのなかで、どこからともなく、我が子の発表のときは最前列で撮影OKみたいな情報が流れ渡り、最初のグループのお母さんたちが最前列に陣取る。

そこへ保育園の先生がきて、すみません、ご自分の席から撮影はお願いします、と一言。

若いお母様方は、文句をいうでもなく、すごすごと縦長の卒園式の隊形のご自分の席に戻られ。

みてて、あちゃー、と思った。あたしは第三者たるカメラマンなので、もちろん黙ってたけど。

我が子の晴れ姿を人のアタマ越しじゃなく、最前列で撮りたい、と思うお母さん方の思いをネグるだけの説得力があるか? オレはまったくないと思うね。

こんなこともあった。いまもあたしのtwitterのトップに固定してある、練馬に卒業式の撮影に伺うときの、京葉道路の船橋料金所のETCゲートの電光掲示板、期限切れのETCカードだとゲートが開きません、みたいな。それを大批判したところ、アタマの弱い知らないヤツが、絵に描いたようなクソリプを寄せてき。もちろんそっこーブロックしたけど。

ずっと昔のことを思い出してた。たぶん僕が小学校4年生くらいのことじゃないかなぁ。ひとつ上の姉の同級生たちとのクラスまとまっての家族旅行?に出かけた。どこに行ったか、まったく覚えてないんだけど。5つ下の弟が空を見上げ、うわぁ、雲が動いてる、ってうれしそうに声を上げ。

それを聞いた、すぐそばにいた姉の同級生の男が、雲が動くなんて当たり前じゃん、と言い放ち。

たぶん、それが僕が人に対して殺気を覚えた初めての経験なんじゃないかな。

お前、バカだろ。本当に、雲が動くのは当たり前か?

あたしは当時も今も、たいしてアタマの中身は変わっておらず、そのときにそいつに匕首を突きつけてもよかったんだけど、あまりにも大人げない、いや子供げないと思って、ぐっと飲み込んだ。

なんか、日本で生きてると、そういうことって無数にあるよね。

ないですか? あ、それはしあわせなことですね。いや、皮肉でもなんでもなく。

ここ数日、某写真屋さんの方々と、ある件でバトってるんだけど、それも、まあ、けっこうどうでもいい話で。でも、小事が大事っていうでしょ。あたしは筋を通さないと前に進めない男なので。

そうだ、このへんのブログ関係のメールを全部投げてるGmailに、Google AdSenseの貼り付け定型テキストを更新しろみたいなメールが届いてて。けっこう憂鬱。だってWordPressのどこに、そのテキストを貼り付けたのか、ぜんぜん覚えてないし。

もう泣きそう。笑

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