生きるしかない

こないだブログに寄せていただいたコメントに対し、遅くなってしまったがコメントをお返しした。

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僕も某編集部で干されて、急に野良猫(ただしエサは定期的にもらえる)から
本格的な野良猫(エサなし)にグレードアップして(笑)、いままで以上に
野良猫である自分を見つめるようになりましたもん。

最近、僕は魯迅の小説の一節を思い出すことがよくあります。
「もともと地上に道はない。歩く人が多くなれば、そこが道になるのだ」

この言葉を噛みしめて、日々生きてます。今日も(別の)某編集部に
企画案を4つほど、メールで送りました。そう、生きるしかないですからね!
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これもたまに思うんだけど、たとえば自転車で津田沼駅まで行くときは
どの道を通るか、かなり真剣に悩むけど、クルマで行くときはあんまり
悩まない。自転車は自分でこがなきゃいけないし事故に遭うと被害も
甚大なので、やっぱり通る道を慎重に考えないといけない。でも
クルマだと、まあ通りやすい道っていうのはあるけど、ルートAの代わりに
ルートBを通っても、そう違いはない。あんまり深く悩まない。

なんかフリーランスって自転車で道を行くようなものだと思うんです。
もちろん自動車は給与所得者。べつにフリーランスがえらいという
つもりはありませんが、自分が会社員だったときに比べて、すごく
アタマを使って、知恵を沸き立たせて、人間関係に気を使って
(多少ですけど)いる自分がある。それを僕はとても好ましいことだと
自分では思っている。

税金とかもそう。会社員のときは黙って引かれて年末に少し戻って
くるのを喜ぶ程度だったけど、フリーになると、ギャラから勝手に
10%(あるいは金額が多い場合は20%も!)引かれて、それを確定申告で
取り戻す、という流れになっているので、どうしたって意識的にならざるを
えない。その1年間にお金を稼ぐのに使った経費を洗いざらい計上して
一円でも多く税金を取り返せるように頑張る。とか書くと守銭奴みたいだし、
前は僕も、税金を払うことは国民の義務だし、多少多く払ってもちゃんとした
使い道に使ってくれるんだろうから、まあいいでしょ、と篤志家みたいなことを
考えていたんだけど、いまはぜんぜん考えが変わった。

ぶっちゃけ、消費税だって5%も払ってるし、住民税や固定資産税や
国民健康保険税(これって税金なんですよ、知ってました?)も僕から
いわせれば所得のわりに、めちゃくちゃいっぱい払ってると思ってるから
所得税を多少(いや、いっぱい)節約しても罰は当たらないんじゃないかと
思ってる。

一昨日Amazonで買って今日届いた本をトイレで読んでたんだけど、
「税金は裏ワザで9割安くなる」っていう本。元国税調査官の大村大次郎さん
って方が書いてる。この人、元国税調査官の肩書きを使って、この手の節税
マニュアルを何冊も書いてる。たぶん、内容はあんまり変わらないんだろう
けど。(笑)

まあいいや。けど、この本のなかで、こんなことが書いてある。
・中小企業は税金など払わなくてもよい
・税務署の人は一円でも多く税金を取ることしか考えていない
・白色申告はドンブリ勘定でいいとお上から認められている

どれもよくわかる。ホントにそうだと思う。だんだん白色確定申告のコツが
だんだんわかってきた。っていうか、遅すぎだと思うんだけど。(笑)

まだまだ経費にできるのにしてない大きな支出があったなぁ、と反省
(具体的には書かないけど)。
来年は頑張ろう。もう1年の半分があっという間に過ぎちゃったしねぇ。

このあとムックの仕事が立て続けに決まって首が回らなくなる予定。(爆)

今日、読んだのはこの本↓

あっという間に読んでしまった。知ってることも多かったけど、けっこうおもしろかった。

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