推敲遂行

昨日も今日も明日も、推敲任務を遂行中です。(笑)

まさに推敲って、よくいったものだな、と思う。一応読めないことはないという
状態になっている本文の文言を差し替えたり並べ替えたりしながら、読者の
みなさまに、上級な日本酒のようなすっきりした喉ごしを提供したく、昨日も
今日も明日も、たぶん明後日も、推敲任務を遂行していることでございます。

なんか自分の恥部というか欠点を見せつけられてる気がしてすごく嫌というか
つらい作業。前にも書いたけど、話し言葉と書き言葉はまったく違うのだという
こともイヤというほど見せつけられ。

……という、って人はよく口にするけど、書き言葉だと(それを心の中で黙読すると)、
というがあるたびに文章のリズムが間延びする。ので絶対に必要なところ以外は
全部なくした。●●という○○、は全部片っ端から●●との○○、って差し替えた。
機械的に差し替えられるところばかりじゃないから、つらいよね。うん、つらい。

書き言葉だと、視覚に訴えることができるから、なるべく漢語?っていうのかな、
漢字二文字とかの言葉を並べていくことによってスムーズに意味内容を脳味噌に
転送できるようにするのが、こちらの務めなわけで。喋り言葉だと、音の響きだけで
意味内容を相手に伝えなきゃいけないから、同音異義語が少なくない二文字の
漢語は自然のうちに避けてる訳で。同じ意味を別の言い方で繰り返すことも多い。
けどそれをそのまま書き言葉というか文章にすると冗長すぎてしまったり。

うーん勉強になるなあ。
どれもこれも、慣れた人には当たり前のことなのでしょうが。
どれもこれも、僕には新鮮です。

引き続き頑張ります。
けど、そろそろ本を5月に出せるかどうかのタイムリミットが迫っているので
ちょっとつらいところではある。祈ろっと。

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