12月5日(金) ダラット(ベトナム)

いま、お昼過ぎです。午前中の街歩きを済ませ、ホテルに戻ってきました。
ダラット市場のあたりを、ぐるっと回って、写真をすこし、撮ってきました。
市場のそばの食堂で、フォーガーと333の朝食を取りました。おじさん、
中国人なんですって。僕が日本人だと知って、うれしそうにしてました。

そのあと、トイレに寄ったり、体重計屋さんに寄ったりしてましたが、
あ、体重計屋さん、映画館のほうから市場のビルに降りるメインエントランス?の
ほうに、2軒ならんで、店?を出してましたが、先に目に入った、手前のおじさんの
ほうにお願いすることにしました。10000ドン札を渡したら、おつりがなさそうだった
ので、やっぱりやめた、お金返して、って手を差し出したら、ちょっと待ってろ、とばかり、
となりのおばさんに小銭を借りて、それでおつりを返してくれました。体重計に載ったら、
なんだか動きがえらくねっちゃりしてて、あ、バネが壊れてるな、と思って、上でギシギシ
動いたら、動くな、アホんだら、みたいに、おじさんに制止されました。85kgくらいの
ところで、針が止まり。惜しいなぁ、さっきは83kgくらいのところで止まりそうだった
のに……。って、人生ゲームのルーレットじゃないんですから。(笑)

それみて、おばさん、げらげら笑ってるんです。たぶん、お前さん、いくらなんでも、太りすぎ
だよ、っていう感じでしょう。何も言い返せません。はい。そのあとで、もういっぺん、ふたりの
前を通ったのですが、おばちゃん、あたしのほうの体重計にも載ってみる?みたいな感じで、
指さしてます。またげらげら笑いながら。ったくもう、人が真剣に痩せようと努力してるのに。(笑)

それはそうと、市場の裏手のほう、生鮮食料品を扱う店が並ぶあたりから、昨日夕焼けを撮った、
坂の上のほうへ抜ける階段を見つけたので、そこを登って、昨日の道へ出て、湖へ行ってみようと
思って、歩いてました。そしたら、私の美少女探知機がびーびー鳴り。前を見ると、長い黒髪の
美しい10代中ごろの女の子が、歩いてました。

だれかが大声で何か喋っていて、彼女はそれを見てたんですね。僕は彼女を追い越して、
カメラを構えて、彼女がこちらに向かって歩いてくるところを、何枚か連写しました。
もちろん、私の存在に彼女は気がつき、恥ずかしそうに目を伏せ、そのまま私の横を通り、
階段を上がっていってしまいました。

ゆっくりとあとを追っていくと、彼女のご両親が出している店があり。鶏やアヒルの
卸問屋っていうところでしょうか。たぶん、学校の昼休み、自宅ではなくて、両親が仕事を
している市場に、お昼ご飯を食べに帰ってきた、というところでしょう。

写真撮らせてくれる?っていうそぶりをみせると、おかあさんが、いいじゃない、ほら、撮って
もらいなさいよ、っていうふうに、話してくれて。それで、1枚、2枚、写真を撮らせてもらい
ました。彼女、すっごく恥ずかしそうにしてて。そのようすが、またかわいくて。

ホントは512のCFが空になるくらい撮りたかったのですが、それだと撮影料5000円
払わないといけないので、でもオレはマスコミだ、取材なんだから、ただで撮らせろ、というと、
単なる権力の濫用になってしまうので、それも、ここは幕張メッセでも東京ビッグサイトでもなく、
ダラット市場なので、そんな話は誰も知りません。僕も知りません。

いやぁ、すごく可愛かったです。

オスカーのヤング部に、いますぐ推薦したいですね。

やっぱり、僕の直感のとおり、ダラットは、ベトナム一の美女の産地(出身地)ですよ。奥さん!

いま、夜の6時20分です。夕方の散歩から、帰ってきました。
明日の朝、サイゴンに向けて出発するという考え方もあったのですが
やはりもう一日、このダラットにいようと思います。この街を去るのが
惜しいです。

今日もなかなかキレイな夕陽が見れました。

市場から、いつもの道を歩いて、宿まで帰ってきたのですが、赤ちゃんを抱いた、小さな女の子が
家の前で遊んでるのを見かけました。こっちをみて、ニッコニコしてるので、いいかな、と思って
カメラを向け、写真を撮らせてもらいました。そしたら、すっごいいい笑顔で。
どうして私なんかに、こんなに素敵な笑顔を、惜しげもなく、くれるんだろう、って、
泣きそうになりました。

つけてたレンズは24mmです。この明るいレンズがなければ、撮れなかった人たち、撮れなかった
写真だと思います。Joiに出発する直前、ヨドバシで、この24mm、衝動買いしてしまいましたが
いまでも、なんでこんな高いレンズ、買っちゃったんだろ、って思わないこともないのですが、そう
やって後悔する前に、ガンガン使って、ガンガンいい写真を撮りまくってしまえば、いいんですよね。
そしたら、自分を納得させることができる。しゃあないか、って。

この24mmのレンズ、次の旅でも、きっと大活躍してくれると思います。

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