中秋節、ということ(その1)

中秋節である9月22日、僕はベトナムの首都ハノイにいることができるはずだ。

8年前の6月、僕がベトナムに初めて仕事で訪れて、夏休みを9月に取り、再度
ハノイを訪問した。時あたかも中秋節。そのころハノイにいた詩乃ちゃんに、
中秋節だからハンマー通りに行くといいですよ、ってアドバイスを受けたのかもしれない。

そのときの写真は何枚かflickrなどに載せてあるけど、まあ要するに、一気に
ベトナムに、ハノイに、ハマったわけで。

ハマった理由としては、たくさんあるのだが、その大きなひとつに、街中で大っぴらに
人の写真を撮っても、犯罪者扱いされない、ということが大きい。

日本人ならご存じかもしれないが、日本では基本的に街中で人様にカメラのレンズを
向けて写真を撮ることというのは、ほぼ犯罪行為と同一と見なされ。

まあ、不幸な事件が過去にいくつも重なったから、仕方がないといえば、そうなんだけど。

そう。そうして、僕はハノイにハマった。あろうことか、写真家である僕は、いつかこの
写真家の天国に移り住みたいと思うようになった。

(続く)