撮影はダブルヘッダー

今日は撮影、ダブルヘッダー(野球用語?)だったのだが、無理はするもんじゃないな~、としみじみ思った。前半は、朝6時半に起きて、市川のほうまで、中学校の運動部の県大会予選へ。最初はサッカー。対象の中学校の試合を1試合だけ撮影。1時間。

そのあと、別の会場に移動して、同じ中学校の野球部の試合を1試合、撮影。13時からだったので、1時間半くらいの間が空いてたのかな。昨日は市内だったのでいっぺん帰宅したけど、きょうはさすがに無理そうなので、クルマの中で仮眠。会場の中学校に止められたのでホッと一息。野球を撮るのは、すごく久しぶり。なんかあの例の横浜の写真屋との忌まわしき一件を思い出してしまったよ。なんかまたカメラマン募集してたな。どなたかご応募いかがですか。なんならご紹介しましょうか。長くやると、それなりにギャラも上がるみたいだけど、でも朝からギャーギャー怒鳴られるのは私は絶対に嫌。そうだなあ、1日に30万くらいもらえるなら、なんとか我慢してやろうか、という次元。だって、向こうの思い通りに撮影しないからギャーギャー怒鳴るって、奴隷扱いでしょ。そのくらいもらわないと、奴隷のRPGは成立しないよ。

ひさびさに野球を撮りながら、思った。試合の片方のチームだけを撮るのって、なんてラクチンなんだ! 打撃だけ、守備だけ、撮ればいいので、すごい気持ちに余裕が生まれる。

規定の7回まで0-0だったので、延長に入り。8回の表裏を撮らせていただいて、失礼をした。

撮影の後半は、市内の幼稚園の夕涼み会。こっちの撮影が先に決まっていて、あ、夕方まで空いてるなあ、もう一本、撮影入らないかなぁ、と思ってたら、ちょうどいいタイミングで「空いてませんか~」と上の撮影の連絡が数日前にやってきて。

いやー、けど、ばたばた。

浦安を出たのが、15時半とかで、帰宅したのが16時45分とか。どうしても、柑橘系のジュースを飲みたくて、飲みたくて、飲みたくて、それも甘いのじゃなく、ちゃんと酸っぱいヤツ。

あと、シャンプーが切れてたので、どっかで買って、頭を洗いたかった。絶対に。

昨日買って、冷蔵庫で冷えてた鱒メシおにぎり2コも食わなければ。

ビッグAだと、広いし、カートだし、混むし、時間がかかるかな、という判断で、近所のセブンイレブンに行ったんだけど、正解。ちゃんと美味しいピンクグレープフルーツジュースが買えたし、シャンプーの替えも、230円だっけ、リーズナブルな製品が置いてあって、ちょっと感動した。

で、飲むのと頭洗うのと食うのをやってたら17時を過ぎてしまい。
ヤバい、遅刻する、と思いながら、なんとか間に合った。

1時間ほど撮影して、先ほど帰宅。
こちらの撮影でも、いろいろ思うことがあり。
ひとつは、

オグラは自分のペースを出せると、ものすごいパワーを発揮するけど、
自分のペースを崩されると、とたんにダメダメになる

ということ。差し支えがあるので、多くは語らぬが。

そうやって、ゴロゴロ式のカメラバッグを引きずって駐車場まで歩きながら、そういえば、そういうオグラの性質をいちばん熟知してたのは、某デジカメ雑誌のK編集長だったなあ、としみじみ思い出した。K編集長の時、あたしはいろいろ考えて会社を辞めたんだけど、そのまま編集部にほぼ常駐のカタチでいろいろお手伝いをさせてもらうことになった。その多くはデジカメ新製品の解説ムックなんだけど、それまではだいたい、1冊を2人とか3人とかの編集者で分担して作ってた。仕切り役のキャップみたいなのが1人いて。会社を辞めたあたしも、そういうチームのどこかにハマって仕事をするんだろうなあ、って思ってたのね。

Kさん、だれとムックを作るんですか、みたいに聞いたら、

ひとりでやれよ、そのほうが気が楽だろ、だったか、
そのほうがいいものができるだろ、だったか、

とにかく、嗚呼、なんてこの人は私のことをここまで正確に理解してるんだ、と驚くほどの言葉を返してくださって。この人にずっとついていこうと思ったね。そのときは。笑

そのことを何年かぶりに思い出して、帰宅してから、ついLINEしちゃったよ。こないだSちゃんと飲んだんですけど、こんど3人でどうですか、って。実現するといいけど、しなくてもいいや。恩は遠くから返せ、っていうもんね。

それはそうと。きょうは22時過ぎになったら、原稿書きの仕事の小修正の作業を小1時間やって、飲んで寝ます。

あ、そうそう、さっき書き忘れたこと。当たり前のことかもしれないけど、最近、人間ってすごいな、って思うのが、例えば、トイレに行きたくなったら、体内の当該箇所のセンサーがアラートを発するじゃない? トイレに行きたい、トイレに行きたい、って。いや、もう少し端的に言うと、排出したい、かな。それも、直感的に、って言い方が合ってるかわかんないけど、固形物か、液体か、の区別も付くじゃん。どっちを排出したいとカラダが欲してるのか。あたしがいま書いてることって、まあ、生き物としてはごく当たり前のことだと思うんだけど、でもそのことが改めてすごいことだなと半世紀近く生きてきて、思うわけでございますよ。夜中にトイレが近くなったことはたぶん関係ないと思いますが。笑

同じことをね、栄養分とかでも感じるわけ。排泄ほどビビッドじゃないけど、食べ物とかも、人間、いま自分に何がいちばん足りてないか、何をいちばん必要としてるか、カラダからのパルスとして、わかるよね。今回、風邪を引いて、ずっと、ああ、ちゃんとおいしい果物のジュースが飲みたい、ってずっと思ってた。とくにグレープフルーツ、柑橘系かな。あたしはふだん果物とかっていっさい食べないから、ふだんからビタミン類が慢性的に不足してると思われ。だから風邪とか引きやすいし、いちど引くと長い。で、風邪を引くとビタミン類の不足が致命的だから体が全力でアラートを発する。そんなところなんだろうなあ、と思う。そう考えると、風邪を引いたって、ああ、あの風邪薬が飲みたい、とかは絶対に思わないよな。まあ、アタマに思い浮かぶ具体的な風邪薬の姿カタチが存在しないっていうのもあるんだけど、それ以上に、風邪薬と人類との付き合いって、ほんの数百年でしょ。それまで人類は、風邪を引いたら、ひたすら温かくして寝て、栄養のある美味しいものをたくさん食べて、あとは気合いで治してたわけじゃん。家族の愛とか。オグラには欠けてるけどw

なんの話だっけ。

むかし、間違ってインターネット雑誌の編集部に配属されたことがあり。一文字もわからないプログラムの記事の担当にさせられて、一文字も分からないまま、何か月も担当を続けてたんだけど、なぜかその記事のライターさんに気に入られて市ヶ谷駅前で高級な寿司をおごってもらったり。まあ、そんなことはどうでもいいんだけど。

その編集部に、銀行強盗みたいな見た目の副編集長がいて。当時からあたしは、どっか、どこだろう、ブログはなかったと思うから、自分のホームページとかかなあ、に好きなことを書いてたわけ。で、その副編集長に命じられて、特集記事の原稿とかを書かされるんだけど、あたしが書いた原稿を、なんかあたしの席のそばをぐるぐる回りながら、ぶつぶついいながら(原稿を読みながら)、歩いてるわけ。なんか迷惑なおっさんやな、と思って向かいの席のツカちゃんと、うぜえなw とかってやりとりしてると、いきなり、

オグラさん、ホームページの文章はあんなにしっかりしてるのに、この記事の原稿はなんですか!とかって急に怒り出すのよね。アホか、自分の好きなことを書くのと、仕事で書くのと、同じクオリティを出せるわけないじゃん、と思った。いま思えば、あたしのそういう姿勢が透けて見えて、おもしろくなかったんだろうけどね。この人に、あたしのホームページのURLを知られたのが失敗だった、とどれだけ悔いたことか。そのあとすぐ、ここは僕のいる場所じゃない、と思って辞表を出したら、カメラ好きだろ、と慰留されて、某デジカメ雑誌の編集部に移り、それからまたいろいろあって、さっきのKさんに会うことになるんだけど。

なんの話だっけ。そうだね、自分の本当にやりたいことと、自分がいま仕事でやらなきゃいけないこと。そのふたつを高い次元で一致させることができれば、最高の人生ですよね。

あ、そうそう、後半の撮影、いろいろあって傷心のカメラマン(オグラさんね)がゴロゴロのカメラバッグを引きずって帰ろうとしたとき、あるお父さんから、「写真、ありがとうございました」って、わざわざ声をかけていただき。ちょっと感激したよ。時代が時代なら、号泣してたね。イミ違うけど。たぶん、ヘロヘロになりながら、駆けずり回って、写真を撮りまくってた姿を、見ててくださったんだろう。もしかしたら、ジャンルは違っても、同業者なのかもしれない。このお父さんに、ささやかな一言であっても、人に励ましの声をかけたり、お礼を言ったりするのって、すごい大事なことなんだなあ、って、改めて思った。

すみません、あたしの文章って、ムダに長いですよね。こんなことを書いたら怒られるかもしれないけど、あたしにとって個人的に書く文章って排泄行為と一緒なんですよ。何か自分の中にたまったナニカを、これ以外の方法はない方法で排出する。それを読まされるみなさまには、お詫びの言葉もございませんが。

8月の合宿の予定も、カラオケの予定も、ちょっとスケジューリングが進んで、ちょっとうれしい。まだ生きていけそう。

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