ベトナム戦争当時、アメリカの国防長官をやってたマクナマラを描いた映画、
「フォッグ・オブ・ウォー」をDVDでいままでみてた。100分ちょっとの映画なんだけど
45分くらいで一時停止、した。
いよいよこれから本編が始まる、っていうところで。
インドシナ半島の地図の上に置かれたドミノが、向こうから倒れてきて。
今回、仕事部屋のDELLと22型の液晶モニターで観賞してるけど、けっこう
見れるね。と、いうか、下の部屋にある40型の液晶テレビだと、DVDを見ると
解像度が足りてない感じがして。ちとつらかったりする。いや、誤解しないで
いただきたいのだが、40型のテレビがえらいとか、そういうことをいいたいのでは
なく、DVD画質で十分なんじゃん?ということをいいたいわけで。
まあ、技術の進歩というのは、まあ、そんな感じで進んでいくわけで。
マクナマラに話を戻すと、彼って、東京大空襲を計画したひとりなんだね。
現場を指揮したのは、ルメイとかいう彼の上官だったそうだけど、マクナマラは
計画の効率アップなんかを担当してたらしい。
そのマクナマラ本人が言ってる。一晩で一般市民10万人を殺していいのでしょうか。
上官のルメイと話したという。われわれは、負ければ戦争犯罪人だ、と。
マクナマラがもうひとついってること。いまだ人類は、戦争にルールを設けることが
できてない、って。
彼はキューバ危機もケネディの元で経験してる、というか、当事者として
歴史の現場に立ち会ってるんだけど、その彼がいうだけに、非常に重い
わけで。
愚かな人類も、ようやく、戦争にルールを設けようと思い始めたようだ。
クラスター爆弾は廃止しよう
地雷は、全廃しよう
核兵器は、減らしていこう
もうすこし人類が賢くなれば、どうして戦争というものが起こってしまうのか、
そのメカニズムを探求し、事前に戦争を回避する方途を見つけ出せるんじゃ
ないかと、個人的には期待しているのだが。
明日、たぶん、「フォッグ・オブ・ウォー」の後半を見ます。
後半を見たら、また感想を書きます。