編集部に送っていただいた写真家の大西みつぐさんの新作写真集
『Wonderland』(日本カメラ社刊)をみていた。
いい。すごくいい。シャッターを切ったときの大西さんの照れとか気負いとか
興奮とか高揚とか、そういうささやかな感情が、時間を超えて自分のハートに
じんわりと染み込んでくる。
「写真を撮るために生まれてきた」、大西さんって、そういう方なんだろう。
本当の写真家というのは、きっとそういう人たちのことをいうんだろう。
本物の写真家って、もしかしたら、口の悪い人たちから、
写真を撮るしか能がない、とか、もっとシンプルに、写真バカ、とか、
いわれてしまうこともあるかもしれないけど、それって最高の賛辞だと思う。
あんまり関係ないけど、
こんどのインドシナ、モノクロで撮ろうかなぁと、ちょっとだけ思ってる。
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それと、Amazonでみてみたら、新品が品切れのようで、プレミア付きの
古本しか買えない状態。もったいないなぁ。これが某インプレスから
出てる本だったら、内線でガンガン販売担当に電話するんだけど。(笑)
http://www.amazon.co.jp/dp/4817921102/