未来を写した子どもたち

という映画を観てた。いままで。DVDをすこし前に買って。

http://www.amazon.co.jp/dp/B0029AJPBE/

すごいよかったです。インド・カルカッタの売春窟で暮らす子どもたちに、
NYからきて売春窟の女性たちの写真を撮ってる女性カメラマン・ザナが
カメラを持たせて写真を教えるという物語。

ザナはなんとか彼らを悲惨な境遇から救い出そうと、彼らの写真をマスコミで
取り上げてもらったり、NYの画廊で写真展を開いて収益を上げたりするのだが。

エンディングはちょっと苦い。彼女の奮闘は奮闘として、彼らの置かれた宿命的な
境遇は、なかなかぶち壊すことはそう簡単にはできないわけで。

でもそれはわかってる。だからこの映画がダメだとか、ザナの努力はまったく無駄だとか
そういうふうには思わない。

彼らがカメラをもってパチパチ写真を撮ってる姿が本当に魅力的。みんなで海を
見に行ったり、動物園に行ったり。

いまからみたら、安いフィルムのコンパクトカメラなんだけど。けどそんなことは
おかまいなく、彼らは純粋に写真を撮ることを全身で楽しんでる。

写真を撮る楽しさを忘れかけたら、また彼らに会いに来よう、と思った。

特典映像の「3年後再会映像」はまだ見てない。あとのお楽しみにしておこうと思う。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.