ホテル取材

ホテル取材というのを、生まれて初めてやった。
泊まりがけの取材のたびに、いままでいろんなホテルを利用してきたけど、ホテルそのものを取材対象にする、というのは、40年の人生のなかで、たぶん初めてだと思われ。シェムリアップに福井さんと行ったときは、ホテルの広告を載せるかわりに宿泊費をただにしてもらう、っていうのをやったことがあるけど、あのときも僕は編集として、ついていっただけで。

やばい。ThinkPad X60を購入しようと前向きに考えて、ウェブサイトとかを見るようになったら、いま使ってるX40がストライキを始めた! HDDの動きが悪くて、日本語変換がスムースにいかない!

まあ、それはそれとして。ホテルの取材というのも難しい。ひとつひとつのホテルに歴史があり、経営があり、ひとつところにでんと構えているわけだから、なんか好い加減なことをいってホテルの経営の邪魔をしたら、それこそ申し訳ないわけで。値段とか、立地とか、家具とか、ベッドのふかふかさとか、それこそ宿泊客の数だけ、物差しがあるわけで。ひらたくいうと、最終的には好き嫌いで判断するしかない。まあ、仮に“客観的な”判断基準というのを捻り出して、それに沿って、たとえば点数を付けていく、ということは出来ないことはない、というところなのかも。

まあでも、最終的には値段とのトレードオフなわけじゃん。プラス10ドルで、その満足度を買うかどうか、というところになる。定宿のユースホテルに不満がないかといえば、それは微妙だけど、いろんな部分も含めてギリギリで選んでいるというのもあるわけで。あ、でも、旧市街にはユースホテル以外にも、いっぱい、魅力的なホテルがあるのだ、ということを知れただけでも、今回の特集を企画してくださった編集部の皆様に、深く感謝しなくてはいけない(ヨイショ)。

まじめに、ちょっとX40のHDD、そろそろ寿命が近いかも。新しいB5ノートを買ったら、必要なソフトとかデータを移植して、X40のバックアップCDを作って、そのうえでHDDを換装すべきかもな。友人とかに安く譲るのであれば。ハードオフとかに持っていって買い叩かれるんだったら、そこまでしてあげる必要はないけども。

まあそんな感じ。

今日は午前中から午後イチにかけて、2件のホテル取材と1件のレストラン取材を終えました。このあと編集部に顔を出して、いままでの取材の途中経過をチェック。

あー、どこのホテルにもだいたいミニバーという名の冷蔵庫があり、そのなかにはジュースとかミネラルウォーターとか、あとビールとかが冷えてて。たいがいビールは2本と相場が決まってる。そのことにやや不満かな。どうしてミニバーのビールは2本と決まっているのだろうか。空はなぜに斯様に青いのだらうか。嗚呼。

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ハノイ旧市街のコンチネンタルホテル101号室から見たHang Vai(ハンヴァイ)通りの様子

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