いってることとやってることが違う人

言ってることとやってることが違う人というのは、人として尊敬されない。
軽蔑される。

ちょっと今回の日本郵政の社長人事は、ひどいな。日銀総裁を決めるときの、
あのドタバタはなんだったんだ?

まあ、野党時代の民主党は、与党の足を引っ張るのに精一杯で、
自分たちが政権を取ったあととの整合性とか、そんなことに知恵を
働かせる余裕も、まったくなかっただろうしな。

しかしひどいな。こないだの選挙で民主党を応援した人たちは、
このみっともなさ、言葉を大切にしなければならない、政治を司る者としての
一貫性のなさを、どう考えてるんだろう。

http://www.asahi.com/politics/update/1021/TKY200910210259.html

あの、民主党に甘いと言われている朝日ですら、この厳しさ。
そらそーだよな。。

(以下、全文引用)
 日本郵政の後任社長に元大蔵省(現財務省)事務次官の斎藤次郎氏(73)が決まった。今でも古巣の財務省に影響力を持つと言われる官僚トップOBの起用は、「脱官僚依存」を掲げる鳩山政権の理念とは大きく異なる人選だ。

 斎藤氏は93年発足の細川連立政権時代、新生党代表幹事だった小沢一郎氏と連携を強め、その後も親交は続いた。07年、民主党代表だった小沢氏が当時の福田康夫首相(自民党総裁)と「大連立」に動いた時は、仲介役を果たしたとされる。日本郵政トップへの起用は、民間の有力候補が見当たらない中、亀井静香郵政改革担当相が「小沢人脈」を頼ったとの見方もある。

 だが、民主党はこれまで、官僚出身者の「天下り問題」の是正に積極的に取り組んできた。昨年の日銀総裁人事では、参院で財務省OBの正副総裁候補を3回にわたって不同意にした経緯がある。

 今年8月の総選挙では官僚主導から政治主導への転換を掲げ、大勝につなげた。有権者の強い支持を得て成立した鳩山政権の理念と、今回の人選は結びつかず、政権としての一貫性を欠いている。

 平野博文官房長官は21日の記者会見で、日銀総裁人事との整合性を問われ、「それと一緒に比較するのはちょっと違うと思う」。重ねて「どう違うのか」と問われると、「私は違う。こういう認識です」と述べ、具体的に説明することはできなかった。(松田京平)

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