PENTAX K-7

もっぱらK-7という名前であるとウワサになってる、21日に発表のペンタの新型、
めちゃくちゃ期待してます。

前から書いているように、僕がフルサイズデジイチにこだわる理由は大きくふたつ
あって、

・光学ファインダーが必要十分なだけ大きい
・単焦点派なので、35mm判用の単焦点レンズを元の焦点距離のまま使える

この2点に尽きる。もちろん、APS-C派の方々が言うとおり、フルサイズは重くて
大きくなる、というのは、まったくもってそのとおりで、画質的にもフルサイズじゃ
なきゃ絶対にダメ、というシチュエーションや目的って、(少なくとも僕のなかでは)
それほど多くないんじゃないかと思われ。

もちろん、APS-Cとフルサイズを比べれば、撮像素子のサイズが倍以上違うので
画質とかノイズとか、厳密に比較すれば、フルサイズのほうがいいに決まってるん
だけど、はたして、それをつねに必要とするかどうか、というところだよね。

そういういみでいえば、ペンタックスはいま現在35mm判フルサイズを出していない
いわばAPS-Cの雄ともいえるわけで。そんなペンタックスが放つ渾身の力作が
21日に発表されるK-7だと思われ。

さまざまな噂サイトから流れてくる情報をみてると、とても魅力的で。
ファインダー視野率が100%で、倍率が1.1倍だとか。たしか、D700が
ファインダー倍率が95%で、倍率が0.72倍だから、計算すると、見た目の
ファインダー像の大きさは、K-7がわずかに上回ると思われ。これはすごい。
おそらく、ファインダーの接眼レンズ部分にマグニファイアー的な光学系を
仕込んで、倍率を上げる工夫をしてるんだろうけど。

ペンタックスはAPS-Cに特化してるだけあって、デジタル専用の単焦点レンズも
いっぱい出してる。焦点距離がやたら振るってるけど。あと、K10Dのムックを
作ったときにレンズのインタビューをさせていただいて、そのときに知ったのだが
新しめのMFレンズはちゃんと電気接点がついてて、レンズの情報がボディに
伝わるようになってるんだよね。つまり、僕の好きなMFレンズでも、わざわざ
レンズの焦点距離や開放絞りの情報をそのつどボディに入力する必要がない。
これも大きなメリットだなぁ。カールツァイスの最新レンズも、ちゃんとKマウントで
用意されてるし、あとはペンタックスの絵作りに違和感を感じずにいられるかどうか。
そのことに尽きる、かな。

K10Dや*ist DSなんかを使ってた経験からすると、そんなに心配はしてない。
出勤に持ち歩いたり、ベトナムに行ったりするときには、やはりカメラは軽いに
越したこと、ないもんな。画質と軽快さのバランス、各社とも、ぎりぎりのところを
ねらって開発を進めてるんだろうけど、ペンタックスはAPS-Cに特化してるだけ
あって、やはり潔さでは他社を一歩リード、という感じかな。

ニコンのD90もいい線いってると思うけど、なんかグリップの感じが好きじゃない。
あとはそれと関連するけど横幅が詰まってて厚みを感じさせるデザイン?が
ちょっとどうなんだろうかと。ソニーのα700も、そろそろディスコンというウワサ。
数年前に半年くらい所有したことがあるけど、α-7Dという名機を愛用してた
身からすると、なんとなくしっくりこなかったなぁ。α900はすばらしいと思うけど。
ということで、α700が、α900のテイストを十二分に反映したカタチで進化すれば
きっといいカメラになると思う。

そんなことで、ペンタックスから21日に発売されるK-7は期待の一台に
仕上がっているのは間違いないと思う。たぶんそのうち我が家にもいらっしゃる
ようになるんじゃないかな。

そのためにもがっつり仕事しなきゃ。(笑)

K-7のムックのお仕事も鋭意募集中ですよ。(爆)>ALL

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください