ホイアンにおります。朝イチ、バスに乗り込んで、ダナンを経て、ここホイアンに
お昼過ぎに着きました。旅行会社の勧めるホテルにそのまま投宿し、一息ついてから
街に出ました。ホテルのすぐとなりのKINGという名の小さなレストランで、
ビアラウエ?を飲みました。2本。トラのイラストがラベルに載ってるので、きっと
ラウエ?というのは、ベトナム語でトラという意味なのかも知れません。ということは
タイガービールと提携してたりするのかな? そのわりに、味はいまひとつのような……。(^^;
なんかですね、ふと思ったのですが、ビアラオに似てる気がするんですよ。緯度が同じくらいで
気候が近いと、ビールの味もおのずと似てくるもんなのでしょうか。今後の研究課題です。それも
とても大きな。(笑)
なんの話でしたっけ。そうそう、ビアラオ。違う、街歩き。
ホイアンは聞いていたとおり、とてもこじんまりとした街です。でも15世紀とかには
ここに日本人町があり、1000人ほどの日本人が住んでいたとか。ちょっと想像も
つきません。どんな仕事についていたのでしょうか。貿易で訪れる日本人相手の宿屋を
開いていたり、船が航行するための必要物資を提供したり、あるいは貿易業そのものを
営んでいたり、きっとさまざまな職種の方々が、いらっしゃったのでしょう。
でも、なぜホイアンがそのころの海上交易の拠点となったのでしょう。もともと、
天然の良港ということで、そういう素質があったのかな。ほかの港町でも、よさそうな
ものなのに。もっともっと勉強したいですね。ベトナムの歴史についても。
写真を撮る人間としては、ホイアンはなかなか手ごわい街といえるかもしれません。
雰囲気のある街並みが続いているので、景色のほうに写真を撮らされてしまうというか。
おかげで僕は今日いい写真、1枚も撮れませんでした。いや、そんなこともないかな。
明日また頑張ります。(笑) でも、わかんないですけど、いい写真って、1日に1枚
撮れれば、けっこう御の字だったりしますね。私のペースだと。どんなに頑張っても、
午前と午後、あるいは午後と夕方とか2回に分けて、合計4時間が精一杯ですね。
旅に出てからよく思うのですが、たぶん私、軍隊とかに行ったら、真っ先にへたばる
タイプだと思います。それはそれとして。
なんでしたっけ。そうそう、ホイアン。
でも、写真を撮りながら、ずいぶんいろんなことを、街から教わってますよ。
ホイアンに限らず。露出はプログラムAE+露出補正よりは、最初からマニュアル露出の
ほうが効率いいかも、とか、ホワイトバランスの数値入力は使える、というか、プリセットじゃ
物足りない。数値入力、使えるのはいいけど、もっと操作性をよくしてほしい、できれば、
メニューから外に出してほしい、とか。あとなんだろ。暗いところだと絞りが開放近くに
どうしてもなっちゃうけど、絞り込まないと写真として成立しない場合が、けっこう多い
とかとか。横木さんがおっしゃっていましたが、デジタルになって、アマチュアも自分で
いろいろ試せるようになった、フィルム代を考えずに。これは本当に画期的なことなんだ
って。その言葉を最近身に染みて感じるようになってます。
ホイアンには、あと1日か2日いて、もう少し写真を撮って、そしてニャチャンへ
移りましょうか。明日から、もう12月なんですね。すごいなぁ。