ここだけの話、今日が締切の画像整理を放擲して、これ書いてます。そのくらい、書かなきゃ、という思いが強い。
数日前に新宿のニコンプロサービスで修理に出したAF-S24-120/4の代替としてお借りしたAF-S24-70/2.8VR。仕方がなく金曜と土曜の撮影に持って行った。金曜は千葉市の保育園のお誕生日会。土曜は印西のこども園のサマーキャンプ。
まずは金曜の話を。朝イチ、小さな子たちが園庭で遊んでたので、AF-S28−300をZ9につけてスナップ。当然ストロボはつけません。AFはワイドエリアAF＋瞳認識。ストロボをつけないのは重たいのと、あとは瞳認識してると当然カメラは被写体が人間だとわかってるわけで、勝手に（自動的に）人の顔を明るく露出補正してるようだということをZ9との付き合いで知ったから。もともとあたしストロボの日中シンクロは好きじゃないのよ。だってイヨーに不自然じゃない？
で、いよいよお誕生日会。1歳児、2歳児、3〜5歳児の3つに分かれて。
1歳児と2歳児はそれぞれのお部屋で。人数も、それぞれ10人弱くらい。なのでここでも24-70/2.8VRをノンストロボで使用。お部屋は十分に明るくて。露出は、そうだなぁ、1/320秒、f4.5、ISO5000くらい。あ、ISOはオートにして露出補正を＋1.0とか1.3とかにして。結果的にISO5000くらいになったという話ね。あ、子どもたちひとりひとりのアップは24−70だと少々短く、1.5倍DXクロップで。ISO5000でも光量が十分であれば全然キレイ。
3〜5歳児の会場は、広いホールで。なので24−70だと短すぎて、28−300/3.5-5.6に付け替えて。
ここでも完全にノーストロボで。なんであたしがストロボが嫌いかっていうと、ストロボのチャージに気を使わなきゃいけないから。ほら、ストロボってどうしても電気を溜めて、それを一気に吐き出すという、ある意味、間欠泉みたいなヤツで。連写とかしてると、数枚に一枚、ストロボが光ってないカットがあって。それが死ぬほど嫌。ストロボのチャージを気にしてる自分も嫌。何より頭でっかちになるし、全体の重量が重くなる。それが最悪！
で、お誕生日会のあと、お昼ご飯、お昼寝、おやつ、の撮影も行い。
で、昨日と今日で画像整理をしてたんだけど、いちばんの驚きはAF-S24-70/2.8VRのキレのよさにぶっ飛んだ。いままでAF-S24-120/4、ノンストロボでお昼ごはんの撮影を行ったことはけっこうあると思うけど、24-70/2.8VRノンストロボ自然光は、まったくの別次元。子どもたちが神々しく写ってる。
24−70/2.8ってバカ重いので、できれば使いたくない（ノンストロボでも）んだけど、この絵を見てしまったら、使わない手はない。いますぐ預けてある津田沼の土蔵から盗み出してこなくては。笑
で、土曜は印西のこども園のサマーキャンプ。年長さん2クラス、60人くらいかなぁ。
まだ画像整理はほとんど着手してない。唯一、撮影当日、帰宅してから最後の降園のシーンだけ確認した。なぜかというと、盛大にピントを外した自覚があったから。日帰りサマーキャンプの降園シーンだから、暗いんだよ。だって夜の8時過ぎだし。煌々とライトが照らされてるけど、ことごとく逆光だし。
つけてたレンズはたまたまZ24-200/4-6.3。それが悪かったのかもしれないね。Z9くん、人物の瞳がそこにあるということはちゃんと認識する。ただ残念なことにピントをしっかりと合わせることがなかなかできない。いや、全カットがピンボケというわけではない。あたしもプロカメラマンである以上、仕事に差し支えのない程度にはピントの合ってるカットを量産し。それにしてもピント合わねぇなあというのが実感。正直なところ。よく考えたら、当たり前のことかもしれない。デジタル一眼レフだったらAF専用モジュールに光を注ぎ、中央部のAF性能はヤバいくらい強力かつ正確。けどZ9の場合は撮像素子全体がAFモジュールの働きをしてるわけで。微小な画素というセルのひとつひとつに届いた光を画像生成にも使い、AFでのピント合わせにも利用する。まあ、状況は悪いことずくめで。
せめてレンズが24-70/2.8VRだったら、とかAFをAF-Sにしてたら補助光が、とかいろいろ反省材料はあるんだけど、まあひとつ、ショックだったということが出発点。
今日の結論としては、ないんだけど、Z9くんを、これからも育てて、というとおこがましいんだけど、どんどん活躍させてあげていきたいな、ということを、声を大にして言いたい。
あ、書くの忘れたけど、金曜日のサマーキャンプ、水遊びのシーンがあって、こちらはZ24-200/3.5-6.3が大活躍。ヘタしてると水をかけられるので近寄るのは絶対NG。なので遙か遠くからワイドエリアAF＋瞳認識で、ひたすら連写、連写、連写あるのみ。丹下段平かよ。笑