藤原記者による是枝監督インタビュー記事(独白調)

この記事、食卓に残ってた18日の夕刊でまた読み返してみたんだけど、本当にいいよね。なんというか、藤原記者の記事って、ほかの記者の書く記事とは全然違う。たぶん、そもそも目の付け所が違うんだろうし、インタビューイからの話の引き出し方も違う。記事へのまとめ方も違うし、なんか、なにもかも違うんだよな。

この記事を読んだ人は、たぶん全員、是枝監督の新作を、ものすごく見たくなるだろうし、えー、是枝監督って、清瀬の団地にずっと住んでたのか、って思うだろうし、そうか、会社勤めで、あの珠玉の作品「誰も知らない」が生み出されるまでに、ずいぶんご苦労もおありだったんだな。TSUTAYAでレンタル上がり(?)のDVDを買った「誰も知らない」、近いうちにもういっぺん見てみようかな、って思うと思う。あ、それは俺か。笑

なんかでも、今日この記事を読み返して思ったのは、こういうインタビューを地の文にまとめるって仕事を、またどこかでしたいな、と思った。ものすごく飛躍するけど、お葬式とかで、生前ビデオ?みたいなのとか、やったら当たらないかな。

っていうか、飛躍しすぎ。

けど、樹木希林って、ホントすごいよな。そのうちアカデミーの主演女優賞とか取りそうな勢い。死ぬまで、女優であってほしい。

 僕の原風景っていうと、東京の練馬区北町の川越街道と家の脇のトウモロコシ畑、延々と並ぶ自衛隊官舎ですね。うちは勤め人だったんで、平屋の二軒長屋に住んでました。暮らしぶりは普通の家より10年くらい古かったんじゃないかな。風呂も父親がまきを割ってたいてたし、共同の井戸がありましたから。友達が住んでるコンクリート製の立派な官舎がうらやましくて、うちも団地に住むことになってわくわくしたのを覚えています。トイレは水洗だしお風呂も簡単に火が付いて便利でしたけど、庭がなくなったのが、ちょっとさびしかったですね。

情報源: 私だけの東京・2020に語り継ぐ:映画監督・是枝裕和さん 「殺風景な団地」から物語 – 毎日新聞

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