ニコン銀座に行ったので、写真展を見てきた。ドキュメンタリーの王道を行く、大震災の遺族に寄り添った写真群。すばらしい。どれだけ現地に通って、被写体となった方々とどれだけ信頼を結んできたことだろう。打ちのめされた。だいたいがモノクロ。少しカラーが混じり。作者は女性?どんな方なんだろう。
岩波友紀さん。1977年生まれ。読売のスタッフカメラマンだったんだ。写真もものすごく上手いし、被写体との距離の取り方が絶妙。新聞社は古くなったニュースをなかなか取り扱えないのでフリーのフォトジャーナリストになったと。分かる気がする。