今日は親友Mに久しぶりに会って、イオンシネマ幕張新都心で『バービー』みてきた。あたしは3回目。笑
スクリーン01に入って、予告編を見て、例の映画泥棒のcmを見て、そのあとアニメが始まったので???と思っていたら、どうもスクリーンを間違えたらしい。明るいところに出て、半券を見てみたら「スクリーン04」って書いてある。笑
あわてて彼女にその旨を伝え、大急ぎで移動。
誤算は続く。何も考えずに字幕版だと思ってたら、まさかの吹き替え版。あたしは好きじゃないんだよ、吹き替えって。まあ、しゃーない、と思って見てた。
そしたら、まあ当たり前のことなんだけど、同じ時間で画面の文字を読むのと日本語の音声を聞くのとでは、音声のほうが圧倒的に情報量が勝っていると思われ。
過去2回、見逃してた(聞き逃してた?)映画の内容をしっかりと確認することができた。あ、そういうことだったのね、と。お恥ずかしい限りで。
3回目とあって、安心して?見ていられた。後半のお母さんとマテル社の黒塗りとのカーチェイスも。そんな運転、誰に教わったの? お父さん? という娘の質問に対するお母さんの返答も、あ、違うのね、とちゃんと理解できたし。笑
それにしても、何度見ても最高だな、この映画。
日本語吹き替えのおかげで、ああ、男だ女だというのは表面的な話で、この映画の本質は、だれびとに対しても、自分を生きろ、ってことで。それはつまり、せっかく人間に生まれてきたのに、自分を生きることをしてない人が、あまりにも多いということの逆証明なのであり。けど、自分を生きろって言われたって、そんなに簡単なことじゃないよな。言うのは簡単なことだけど。
イオンシネマ幕張新都心は、3階建ての巨大ショッピングモールの西の果てに位置してて。駐車場は建物の南側の平地と、あとは建物の上の4階、そして屋上。彼女は車イスなので、できれば4階の映画館に一番近い場所にクルマを止めたいんだけど、それだと食べ物屋にはめちゃめちゃ歩かなきゃいけない。それを悩んだ。
けど、うんと歩く覚悟で4階のどんずまりに止めて、エレベーターで2階まで下りたら、目の前に食べ物屋みたいなのが目に入り。甘い物屋と、あとはハワイの食い物屋? そこで唐揚げとスパムおにぎりをたのみました。
どっちも美味しかった。映画の時間もバッチリ。
あたしが劇場の番号を間違えさえしなければ。笑
次は、どっちにしようかな。字幕版と、吹き替え版と。
まだ見るんか~ぃw
◇ ◆ ◇ ◆ ◇
ここだけの話、帰りのクルマの中で、あたしが考えていたのは、原爆を広島に投下した男たちの物語を、映画で見たいな、ということ。
もしかしたら日本で未公開の『オッペンハイマー』がそうなのかも、と思ってググったけど、どうもそうではないみたいだね。
森達也監督の『福田村事件』みたいになるのかな、と思う。ごくごくふつうのお父さんたちが、ニッコニコしながら「それ」を積み込み、計画通りの場所に投下し、さっさと去って行く物語。そしてそのあとも、ごくふつうに「人間」として生きていく。子どもや孫たちを可愛がりながら。自分のパートナーを深く愛しながら。
そんな残酷な映画を、米国はあと何百年くらいしたら作れるでしょうか。そんな映画を米国で、日本人主体で作れたら、いいね。
写真は、親友MがiPhoneで撮った今日の食い物群。ドリンクバーなのが、有り難い。
右の奥のオレンジ色の手垢まみれなのが、あたしの愛機のiPhone 12pm。あと少しでお別れだけどな。号泣w