あまり大きな声では言えないが、最近スポーツ撮影があんまり楽しくなくなってきた。前にも書いたかもしれないけど、日曜日は地元で地域活動を優先して行うと決めたため、日曜日に入ることが多いスポーツ撮影、中高生のバスケとかバレーとかサッカーとかの撮影が少なくなってる、依頼がきても断ることが多くなってる、というのも関係あると思うんだけど。
ちょうど一年前に富津のマラソンで大失敗をしてから某写真屋さんからの撮影依頼がパタリと止まり。この写真屋さんは土日と平日でギャラが違ってて、土日はけっこうよかったんだけど、平日は悲しいくらいの額。で、最近よくやってたスポーツ系の写真屋さんは、残念なことに土日もギャラは特別な額ということはなく、しかも残念なことに、いまメインでやってるスクール系の写真屋さんの平日のギャラを下回るという。あんまり詳しく書いてるとどつかれそうだけど、でもそういうわけでモチベーションが限りなくゼロに近づいてる。撮ってて楽しくないということはないんだけど、むかしほどハラハラドキドキしないかな。すっかり慣れちゃって。あとは、これは最近すごくよく感じるんだけど、あたしはやっぱり被写体と無関係に撮影するのよりも、被写体と自分との関係のなかで撮る写真が好きかな。スクールフォトって基本そうだよね。まあ行事にも依るし、距離感が近すぎると先生に怒られちゃうけど。けど、量子力学じゃないけど、自分の存在が被写体の表情とかに影響する撮影が好きっていうのは、なんかあたしっぽいというか。そっちのほうがこれから年をとって体力も衰えていくときに、長続きできるというか。スポーツ系ってやっぱり体力勝負なところがあるもんね。例年8月は中高生のブロック大会とか全国大会とかの撮影をいただいてたんだけど、これも別の仕事をドカンと入れて今年からは行けなくなるかなと思ってる。地方に行けるので楽しいんだけどどんなに入っても数日だし。それでいつも8月、9月はピーピー言ってる。それじゃあいつまでたっても経済革命は成就しないということで、今年は心を鬼にして(?)ぜんぜん違う仕事をドカンと入れようかと思って。たぶん3月か4月には行動に移すことが必要かなと思ってる。
あたしの悪いクセは、思いついても、行動に移すまでがすごく時間がかかること。秋田の田舎から送ってきたお米も姉と弟に届けなきゃいけないんだけど、いまだに玄関と和室に積んであるし。笑
いや、笑ってる場合じゃないよね。もしかしてあたし、鬱病じゃないかと思って。何をするのも面倒くさい、みたいな。
あ、けど、さっきのスポーツ写真の話じゃないけど、もうこの歳になると、撮りたいモノしか撮りたくないというか。個人で受ける家族写真とかも、増やしていきたいな、と思ってる。それには見本写真を作ってホームページに載せなきゃいけないんだけど、モデルをしてくれる家族を見つけなきゃ、というところでずっと止まっており。あとは若い方のポートレートとかね。こっちも、モデル候補は何人かいるような気もするけど、アクションを起こさないとなーと思いながら、数か月が経過しており。
このまま人生が終わってしまうのもアホみたいなので、そろそろアクションを起こしましょうかね。失うものなんか、何もないわけだし。
さっきのスポーツ写真の話だけど、スポーツ写真って、どうしても撮る枚数が増えるわけですよ。1日で4000~5000枚とかザラだし。そしてそのぶん、画像整理というか、画像の取捨選択にどうしても時間がかかる。あたしは撮影は好きだけど画像整理が死ぬほど苦手で。ホント、粗選びだけでいいからAIにやらせたいくらい。早くそういうアプリ出ないかな。あと5年てとこか。1日撮影して、画像整理に3~4時間とかかかるって考えると、なかなかツラいかなと。その点、スクールフォト、とくに幼稚園とか保育園とかの撮影は午後イチくらいで終わることがほとんどだし、一回の撮影で撮るのは多くて1500枚とかだから画像整理もそんなに苦じゃない。何より子どもたちは可愛いしね。いや、中高生が可愛くないってわけじゃないけど、基本的にはスポーツをやってる写真だから。
ここだけの話、あたしかスポーツってモノにまったく興味がない。じぶんでやることはしないし、テレビとかでスポーツ観戦もまったくしない。なんかこの夏、東京で大きなスポーツ大会が開催されるみたいだけど、おそらくは1秒も見ないと思う。それくらい興味がない。こういったら元も子もないけどスポーツの撮影はお仕事として割り切ってやってる。あ、まあ、目の前でナマで見てたら、そりゃあ迫力はあるし、楽しいかな、と思わないでもないけど。
先日も中学生のバスケを見てて、いや、これはずっと前からの疑問なんだけど、どうして人はスポーツをするんだろう、って。勝ったり負けたりってどれだけ意味があるんだろうって。で、先日の中学生のバスケを見てて、思ったこと。集団スポーツの話だけど、バスケでもサッカーでも、チームのメンバー何人かが息もピッタリに、複数のメンバーが、あたかもひとりであるかのように華麗にパスやドリブルでゴールを目指すわけじゃん。その不思議さというか醍醐味というか、そういうところに人は魅了されるのかもな、とちょっと思った。上手いチームほど、見ていてそういう感じがするよね。やってる人たちもチームプレイがうまくいったときは、きっとたぶん、すごく気持ちがいいんじゃないかなという気がする。
まあ、それは仕事で目の前でバスケを見ててそう思っただけで、仕事じゃなければわざわざスポーツを見るってことはしない。だいたいあたしは、他人にあんまり興味がないのよ。というか、なんで人がやってるスポーツを見なきゃならないの?って心の底から思うわけですよ。変かしらね。