美容師さんのショーの撮影

きょうは美容師さんのショーの撮影だったんだけど、生まれて初めての経験だったので、とっても刺激的だった。

ご存じの通り、あたしは頭髪はあればいい、まあなくてもいい、髪型なんかどうでもいい、という人生を50年近く歩んできたわけで、そう考えると美容師さんの世界ってものすごく縁遠いわけで。

でも、自分が関心がない、興味はないからって、価値がないと決めつけるのは、間違ってるよね。

だって、たくさんの人が人生をかけてて、その人たちの仕事が、ものすごくたくさんの女性のしあわせにつながってるんだもんね。尊い仕事だよね。

それはきょうの撮影場所もそう。舞浜の、だれもが知ってるテーマパークに付属するホテルの宴会場だったんだけど、看板の写真をインスタにアップしたら、リアルなインスタフレンド(?)からいいねをもらったほかに、まったく知らない人が何人も、いいね、をくれた。その方々は、そのテーマパークに夢中みたいで、そこの写真をインスタにアップすると、片っ端から、いいね、を押して回ってるみたい。

アジアのけっして衛生的とはいえない、ゴチャゴチャした雑踏とか市場とかが好きな僕なんかから言わせると、観客を楽しませよう、喜ばせようと計算づくで作りあげられたテーマパークって、あんまり面白いとは思わないのよ。でもそれは僕個人の考えで、テーマパークに夢中になってる若い女子とかを低く見たりするのは間違いなわけで。当たり前のことだけど。

自分の価値観はだれでも大事にしたいし、他人の価値観はどうしても二の次に考えちゃうけど、それってこの世から戦争がなくならない大きな原因のひとつだよね。

そんなことを考えられる程度には、僕は大人になったってことかな。

撮影が終わりかけた頃、見慣れぬ東京の固定電話からTEL。そのあと留守電が入ってたから聞いたら、某編プロ?からで。ずっと連絡がなかったからボツになったんだろうなあと思っていたから(そういうことがこの業界?は本当に多い。なのでぬか喜びはもう絶対にしなくなった)、うれしかったね。某IT企業の製品のレビュー記事を書く仕事。

撮影だけだと食っていけないし、撮影って、ほら、肉体労働だから、いつまでできるかわかんないし、そういう意味でも、原稿書きの仕事を本気になって再開しようと思ってるんだけど、そういう意味でも、うれしかったな。

そうそう、先日、エジソンについてのスピーチを拝聴する機会があってね。ほかの発明家は2、3回失敗したら諦めちゃうけど、エジソンはできるまで諦めなかったって。みんなの生活を良くするっていう大目的があったから。あ、これだよな、って思った。僕も原稿書きの仕事、2、3、うまくいかないことがあったって、そんなのがなんだ。自分にやれて、人のためにもなって、ちゃんとお金も稼げる、そういう仕事が絶対に日本のどこかに落ちてるはずだし、僕のことを待ってるはずだ。そう思って、あしたは朝、早起きをして領収書の整理ときょうの画像整理をやって、勝田台に行って、稲毛のスーパー銭湯で星を眺めて、そのあと鋸南の宿で若者たちと酒を死ぬほど飲んで、ぐっすり寝て、朝ご飯を食べて、ソッコー帰って確定申告の作業の続きをやる。

か完璧だ。。

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