いま見終わったところ。
いやあ、いいなあ。
小林聡美って、いまいくつなんだろ。いい女優だねぇ。(しみじみ)
僕がこの人の演技を見るのは、たぶん20年ぶりとか? そこまでいかないか。
ずっと昔に後藤久美子が主演でやった「海と空をこえて」っていう伝説のドラマが
あって、そのドラマにいいところで出てきた。
小林聡美って、いまいくつなんだろ。……とさっそくWikipediaで検索。おおS40年
生まれかぁ~。私より2つ上。いま44歳くらい。この映画を撮ったのは3年前だから
41歳。なんか40代の女性を見て、初めて美しいなあ、と思ったかも。
僕はこうみえても高校のときは演劇部で、これでも間違って県大会に出場して
しまったことがある。死体運搬人の役だったけど。その僕からみて、最初ずっと
舞台演劇みたいな映画だなぁ、って思った。
うまくいえないけど、映画というには全体的に淡々と流れるイメージで。役者の
造形とか、台詞とかも、なんかどこか演劇っぽいというか。
だれかが熊木さんの音楽を、するめみたいって評してたけど、この映画もそう。
するめみたい。あとからだんだんよくなってきて、ずっと余韻が楽しめる、という。
フィンランド、もちろん行ったことないけど、じつはいつか一度行ってやろうと
狙ってる国のひとつで。たしかフィンエアーってスターアライアンスなんだよな。
あんまり関係ないけど。(笑) あれ?違ったかな。それはスカンジナビア航空か。
まあ、どっちでもいいや。
いやぁ、けど、美しく歳を重ねるって、小林聡美みたいな人のことをいうんだなあ。
うーん、しみじみしちゃった。ぱっと見の、見た目はいいけど、女優として全然
だめだめな人は、まあタマノコシをつかまえて、一生金には不自由しない生活を
選ぶんだろうけど。ってこんなところで皮肉を書いてもしょうがないか。(笑)
いや、けど、映画って、なにを楽しむかって、ひとつは観たことのない、知らない景色を
楽しむ、もうひとつはとても魅力的な俳優のいろんな表情や、いろんな台詞を楽しむ。
あるお笑い芸人が監督・主演をつとめた某映画は、上に書いたふたつを、どちらとも
放棄してるんだもんな。そりゃあ、魅力的な映画に仕上げるのは、非常に困難というか
ほぼ不可能に近い、よね。
いやぁ、トロのにぎり寿司が死ぬほど出てきたあとで醤油が出てきたり、天井から
でっかい尻が下がってきて、おならをプーってされたりする映画で、なにかを感じろ
というほうが、どだい無理だよな。
いやいや、つまらない映画のことは忘れればいいんだけど、言及する価値もない
んだけど、あまりの衝撃で、つい思い出してしまう。
なにが衝撃なのかというと、そうだなあ、テレビで大成功をおさめた芸人であれば、
どんなに無策でも、映画を作れて、全国で上映できてしまうというところかな。
まあ、観た人の評価とか、興行成績とかが、すべてを物語っているんだろうけど。
がんばろ。いわゆるひとつの、mind my business っていうところかな。
人のことはどうでもいい。自分の仕事を完璧に仕上げるのみだ。
なんか僕の日記を読んでいると有閑マダムのような、高等遊民?のような暮らしを
しているように思うかもしれませんが、今週はじつは、明日以降はけっこう忙しい。
明日は地元の寄り合いの新ステージにデビュー。水曜日は打ち合わせと打ち合わせ
兼飲みのダブルヘッダー。木曜日は今週のメインイベントat新橋。(笑)
金曜日は残り少なくなった特殊任務。土曜日は僕の青春期とのお別れイベント(?)。
もしかしたら、船橋市南部を流れる運河にそのまま飛び込んでしまうかもしれない(うそ)。
日曜日はたぶんなんにもない。いまのところ。
そうだ。小林聡美って、都立某高校の出身らしいんだけど、今年何回か写真を撮りに
通ってる高校なんだよなぁ~。小林聡美があの校舎で青春時代を送り、あの江戸川の
土手をマラソン大会で駆け抜けたって考えると、なんか感慨深いもんがある。
映画ってひとつ観ると、しりとりみたいに、次も観たくなるよね。かもめ食堂を観たら、
めがね、と、プール、も観ないといられないじゃない。
ひとつ思ったんだけど、小林聡美って、マイミクでもあるSのぶちゃんに、ちょっと似てる。
Sのぶちゃんは、三谷幸喜の映画が好きだっていったんだけど、そういうのも関係ある
のかなぁ。(小林聡美のだんなは三谷幸喜)
いやぁ、映画ってホントにいいもんですね。
おやすみなさい。今日はほとんど一歩も家から出ませんでしたが、ずいぶんいろんな
ドラマがあった一日でした。
ではまた明日!
ってもう12月じゃん。やば。。