ユナイテッド93を見た。幕張本郷で。今日、予定してた色校が出ないってわかったのが夕方3時過ぎ。メシに行って帰ってきて、なにげにシネプレックスのホームページを見たら、幕張でユナイテッド93、22日(金)に終わってしまうことが判明し。今日は6時過ぎから1回だけの上映で。なんとか間に合いそうだ、と考え、有楽町線~京葉線を乗り継いで、幕張本郷の駅に降り立った。
映画は、想像していたこととはいえ、めちゃくちゃドキュメンタリータッチ。なんというか、映画を鑑賞するというよりも、再現フィルムを見てるという感じ。いいか悪いかは別にして。
けど、ハイジャック犯たちを、頭のおかしいテロリストとしてじゃなく、ふつうの感情をもった、そして神を信じる、人びととして描いていることが、この映画の制作者たちの、この映画を作った意図ということを想像させる。
映画が終わって、エンディングロールが流れていくのをぼーっと見ながら、なんでこんなことになっちゃったんだろう、っていう気持ちでいた。ずっと前、新聞社でカメラマンとして働いてた頃のこと、オウムの村井が殺されて、その翌日から青山総本部の前に張り込みをしてたときも、時間を持て余して、ずっと同じことを考えてた。
なんでこんなことになっちゃったんだろう。
そしてもうひとつ、あまりにも単純で素朴すぎる感想かもしれないけど、狭い星にいっしょに暮らしてるんだから、もうちょっとだけでも、仲良くできないもんかね、って。
あ、けど、頭のいい人たちは素朴な感想を馬鹿にするけど、でもじつは庶民の率直な気持ちというのはいちばん大事だったりすると思うんだよな。
うんうん。。
けど、こないだバンコクでアニメ映画を見たけど、日本の映画館で映画を見たのって、何か月(何年?)ぶりだろう。前に見た映画、まったく覚えてないだけに……。そんなに忙しい生活、送ってるかなぁ?(笑)