西松事件の初公判で、小沢一郎の「天の声」について、検察の厳しい論及がなされた。
前にもコメントしたことがある、元日経記者の宮崎信行さんが、ご自身のサイトで、「天の声」は
小沢の民主党入党以前の話だから、民主党には無関係だ、との主張をされている。
http://blog.goo.ne.jp/kokkai-blog/e/751c6299415a75b2d2f44abf08bf3392
本当にそうだろうか。とても疑問に思ったので、コメントを付けておいた。
僕のつけたコメントは以下の通り。
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「天の声」の案件が小沢の民主党入党以前だから、民主党には関係ない、というのは詭弁ではないでしょうか。
ではなぜ、民主党は小沢を離党させないのですか。「天の声」が事実だとしたら、悪質な贈収賄事件ではないですか。
なぜそんな男を、筆頭の代表代行に据え、政権交代を懸けた大事な次期衆院選の選挙担当にしているのですか。
国民が怒っているのは、そこでしょう。「天の声」が小沢の民主党入党以前だから、民主党にはまったく無関係だ、責任がない、といって涼しい顔をしていられるのは、よほど脳天気だとしか思えません。
真に国民のための政治を実現するために政権交代を訴える宮崎さんなら、民主党の詭弁を批判し、遅れてきた自民党土建政治家の権化である小沢一郎を民主党からただちに追放するために、全力をあげていくべきではないでしょうか。