運命の日(その後)

昨日の打ち合わせを終えての感想?を書いておこうかと思います。

10時からの打ち合わせ、早めに出たのですが、目的地のJRの駅で
改札を抜けて歩いて行くと、どうも雰囲気が違う。

あれ? 駅まちがえた??

おっかしいなぁ、と思って担当編集の方のケイタイに掛けるも
ふだんと同様に一度も呼び出し音が鳴らずに留守電になり。

たよりないケイタイの検索画面に会社名を入力してみても、その会社の
住所をあの小さな窓で確認するのはとても難しい作業で。

JRの路線図をじっと見てたら、隣の駅であることを思い出し。
あわてて山手線に飛び乗り、なんとか時間に間に合った。

打ち合わせはとても有意義なものになった。こちらが作成した
資料に沿って、話をさせていただき。取材対象となった皆様方も
いい本にしたいから、ということで、あまり急がずに、じっくりと内容の
確認をしたいとのことで。

うーん、5月はおろか、6月も難しいかもなあ。(涙)

あとは掲載写真のお願いとか、追加取材についての相談とか、
そういった話をしてたら、あっという間に1時間が過ぎてしまって
おり。有意義な語らいをしてると、1時間ってあっという間に
たってしまうよね。

あ、けど、金曜日にひかえた取材とあわせて、単行本の完成に向かって
大きな一歩を刻むことができた。すごくうれしい。

そうだ、表紙の写真についても、軽くご相談申し上げた。
僕の思ってるのは、登場人物のなかの中心的な存在である技術者の
方に、表紙にぜひご登場いただけないかと。じつはずっと前にインタビューで
撮らせていただいた写真を使って、仮タイトルをつけて、仮想表紙?をすでに
自宅のInDesignで作って、インクジェットプリンタで出力して、もっていった。
それを向こう側の担当者おふたりに見せたら、ああ、って納得していただく
ことができ。

あとはどっちかというと編集部の側のコンセンサスの問題。出す本に関しては
編集長とかの好みとか好き嫌いとかも、きっと関係してくるんだろうし。

でもきっとこの本は、僕が思うに、登場人物のなかの中心的な存在である
技術者の方の顔写真をどーんと載せるのが、きっといいと思う。カメラの
写真じゃあ、どうしてもスタティックなイメージになってしまうもんね。

タイトルについても、すこし話した。というか、相手側に渡したゲラの左ページの
ノンブルのところには、すでに僕の考えた仮タイトルがずーっと入っており。(笑)

編集部の担当の方も、これは仮タイトルですから、っておっしゃってたけど、
やはり編集部のほうとしては、一冊でも売れるタイトルをつけたいと思って
いるようだった。それは当たり前のことだよね。

けど、売れることを考えるあまり、内容と食い違うタイトルには僕は絶対に
したくないと思っている。読んだ人をガッカリさせるようなタイトルはいちばん
最低だと思うから。僕はそのへん抜かりないから、内容を確認せずに
タイトルだけに惹かれて購入して、読んだあとで後悔した、っていう経験は
ほとんどないんだけど、唯一と言っていいのは『石川啄木と朝日新聞』
だったかな、そんなタイトルの本を読んで、ちょっとがっかりした。そのあたりの
ことはずっと昔、日記に書いたので、興味のある人はgoogleでjagabata.comを
サイト指定して検索してみてください。(笑)

ひゃあ、いま調べたら、96年の10月だわ。
僕が某出版社に転職しようとして、自腹を切って三回も東京へ飛行機を使って
面接を受けに来たころのことだわ。

まあ、それはどうでもいいのだが。

何が書きたいのかよく分からなくなってきたので、
そろそろ閉じますね。おやすみなさい。

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