カレン

車検のため、市内のディーラーにクルマを持って行ってきた。

代車はH6(平成6年)製のカレン。15年も前のクルマが代車専用とはいえ
ふつうに走っていることに驚いた。

カレンといわれて、ぜんぜんイメージが湧かなかったのだが、みたら、
若者向けのバリバリのスポーツカー。2ドアで、後ろの座席はあるけど
まあ事実上ツーシーターというか。

いつも聴いてる熊木さんのCDがなかったので、つい鼻歌が飛び出した。

♪キャンドルを暗くして スローな曲がかかると

なんでこの歌が出てきたのか、最初自分でも分からなかったのだが、
サビの部分で思い出した。大瀧詠一、恋するカレン。

ハンドルを握りながら、ずっと昔、このクルマに乗って青春を散らしたであろう
色男の亡霊が乗り移って、頭を天井にぶつけそうになりながら、市内をプチ
ドライブして、帰ってきた。

単行本の編集というか手直しというか、執筆作業はすこぶる快調。
もう、第一次バグ取り(?)の段階といっていい。
いま自分のなかではβの0.68くらい、かな。

5月に出せるとすごく幸せになれるのだが……。

がんばろ。

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