(タイトル未定)

最近、僕がここに書く(掲載する)ことといえば、ほとんどがmixiのコピペなわけで。
mixiをやる前は、思いついたらここに書くようにしていたのだが、mixiの便利さに負けて
ついつい、mixiが初出になってしまうことが多くなってしまい。
mixiに書いた内容で、仕事に関連することは仕事ブログに、個人的な内容はこちらに転載する
ようにしてる。それも、けっこう面倒くさいので、mixiに載せて何日かたったあとで、こちらに載せる
ことが多い。ひどいときは、1か月ぶんまとめて、とか。
そしてもうひとつ、mixiだと、マイミクの人なんかがコメントをくれたりするのが楽しいわけで。
けど、さすがにmixiのコメントまで転載するわけにはいかないから、なんとなく、こちらには不完全な
カタチで載せることになる。mixiだと、コメントにお返ししつつ、自分の思いを補足したりできるからね。

こないだ書いた、「人間関係はデジタルには……」に関して、あるマイミクの方から、許してあげる
ことも大事ですよ、っていうご意見をいただいた。それはそうですよね、とお返事しながらも、でも
人間やってて、どうしても許せないこと、許してはいけないこともあると思うんですよね、と書かせて
いただいた。

それはどんなことか、うまく書けるかどうか分からないけど、書いてみようと思う。

僕が君にどんなひどいことをしたか、教えてくれる?ってその男に聞かれて、真っ先に書いたのは
こういうことだ。

彼は僕が敬愛する、僕の人生の師匠を、あろうことか、人殺し呼ばわりした。

これは絶対に許せない。いま思い出しても、はらわたが煮えくりかえる思いがする。

その男、メールでは一応、表面的には謝ってきたけど、その文面にこうあった。

> 思っていても言ってはいけないことです

これのどこが謝罪なんだ!?

僕は君の崇拝しているあの男を人殺しだといまでも思ってるけど、でもそれを君の前で
言ってしまったのは、ちょっと失敗だったなぁ。

っていうことでしょ。この文面の意味するところは。

そもそも、謝罪の手段がメールだというのが、そもそもありえないと思われ。
ふつう、会う約束をして、中立な第三者である友人か誰かを交えて、きちんと
面と向かって、頭を下げるべきだろう。本当に申し訳ないと、思っているのならば。

百歩譲って、メールでの謝罪が、ありだとしよう。
けど、さっきの「思ってても……」もそうだけど、文章を読めば、この男がどれくらい真剣に
謝罪の気持ちを伝えようとしているのか、あるいは、表面的に、カタチだけ詫びたふりをして
ちゃらにしようとしてるのか、そんなのすぐにわかるよね。その男のそのメールは、すみません、
と書いた直後に、でも君も……、って自己弁護の文章が続いており。いったいなんなんだ、
このメールは、と読んだ瞬間に思ったよ。

むかし、大好きだった作家に、謝るときは誠心誠意、謝るもんだ。全身全霊をかけて。って
教えていただいたことがある。あるネットの掲示板で大失敗をして、その作家の方の教えの
とおり、本気で心の底から謝罪したことがある。

その勇気が、あるかどうか、それだけだと思うんだ。

僕も特別心が狭い人間だとは思わないので、その男が心の底から詫びてくれば、当然
許しますよ。昔のことでもあるし。ただ、その謝罪が表面的なモノである限りは、未来永劫に
許すつもりはない。

もうすこしいうと(書くと)、彼の謝罪が本物かどうかは、彼のそのあとの行動で、すべてが決まると
思うんだよね。もう一度、同じことを彼がしたら(僕がされたら)、僕の記憶のなかから、彼に関する
データは、すべて抹消する。
彼と通じ合う言葉は、もはや僕は持たない。かなしいことかもしれないけど。

そもそもね、思うんだけど、僕は人と人がわかり合うことって、そんなに簡単なコトじゃないと
思うんだ。そして、こないだ親友のH君とも話したんだけど、人間、ずっと生きていれば、ひどい
ケンカ別れをして、たぶんもう二度と会えないだろうなぁ、っていう人も、苦い思い出も、あるって。
だれだって。それはある意味、しかたのないことで。誰しも、人間、完璧ではないし。欠点は
いっぱいあるし。その苦くて辛い思いを、自分の心の奥にしまって、ときたま、そっとなでて
みるしかない。過去の教訓を活かして、よりまっとうな、いい人間になることを目指せばいい。
それでいいと思うんだよね。

もうひとつ、僕は嫌いな音楽をすすんで聴く趣味はない。いま、最近ずっとカーステレオで鳴って
るのは、熊木杏里。めちゃめちゃ好き。別に、嫌いな曲を、無理して聴く必要はないでしょう。
だから僕は、自分と無関係な人、自分がまったく興味のない人、自分が嫌いな人、好きではない
人のブログとかをチェックする趣味はない。ハッキリ言って、そんな無駄な時間はオレにはない。
そんな無意味な時間があったら、仕事のネタを考えたり、いい映画を見たり、疲れを取るために
昼寝をしたり、地域の友人たちと、別の友人を激励に歩いたり、かわいい女の子の写真を撮ったり、
そういうことに使いたいと思う。
もう一度繰り返すけど、僕は嫌いな音楽をすすんで聴く趣味はない。
人間みんな、いろんな思いを抱きながら、その人なりにみんな一生懸命に生きてるんだから
他人の人生に、必要以上に干渉する必要はないんだよ。いやなヤツのブログなんか読まなくて
いいんだ。

おれはそうおもうけどな。

“(タイトル未定)” への2件の返信

  1. 初めてコメントします。
    僕は人間関係においていつも誠実であるわけでもなく、人のことも恐らくたくさん傷つけてきたであろうどうということのない人間ですが、人が人に許しを請う時、究極的には「すみません」「ごめんなさい」と頭を下げる以外に方法はないと思っています。
    それで拒否をされても仕方ない。相手にその判断を100%委ねて頭を下げるしかないのだと思います。あとは小倉さんも書いているけれど、自分の行動で示すこと。それ以外はあまり考えつきませんね。
    まぁ、だからといって僕がいつもそう毅然と対処してるのかというと、そうとも言えないのですが・・・
    この男の人は小倉さんに「謝りたい」のではなくて「仲直りしたい」のでしょうね。その方法として謝罪があるから上のような物言いになってしまったんじゃないでしょうか。その二人の温度差はやはり話さなければ分からない気もします。その場を持つかどうかは、二人の問題だと思いますが。
    まとまりがなくてすみません・・・
    少し感じたことを書きました

  2. うしく~んさん、
    はじめまして。
    コメントありがとうございました。
    冷静かつ的確なコメント、感動いたしました。
    おっしゃるとおりだと思います。
    今後とも、よろしくお願い申し上げます。

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