AstrHori 50mm F2到着

Aliexpressで購入したAstrHori 50mm F2がようやく届いた。

さっそくニコンZ5IIに装着して試し撮りしてみた。

といっても、それらしい、よさげな被写体がない!

ということで、親友Mからメルカリに出品するように預かった「ちいかわ」の小さなフィギュアを撮ってみることにした。

上のふたつがJJCのリングチューブ16mmをかまして撮ったもの。絞りはf2.8とf5.6だったか。一番下がリングチューブを外して、直接カメラにAstrHori 50mm F2を装着して最短撮影距離で撮ったもの。

露出の差はご勘弁。笑
これだけじゃあ何もわからないけど、こないだインドで使ったTTArisanの50mm F2とはだいぶ描写のクオリティが違う感じがする。こっちのほうが全然いい! TTArisan 50mm F2は、チェンナイの博物館で使ってみたけど、なんとなく全体的に描写がヌルい気がした。開放近くは当然のこととして、やや絞ってもビシッとシャープには、ならんのよね。あたしは大阪・堺の出身なので描写がシャープじゃないレンズは使いたくないのよね。

このレンズ、けど、先輩諸氏も指摘されてるけど、絞りリングがレンズ鏡筒の先にあってけっこう太いので、ピントリングと間違って回してしまうことがある。

明後日から怒濤の撮影週間が始まってしまうので本格的な試し撮りは少し先になってしまうと思うけど、なんかいい感じ! けどやっぱり50mmのAFレンズもほしいかも。笑

MFレンズとAFレンズ、気分とかシチュエーションによって使い分けたいよね。仕事で使うには断然、効率的なAFレンズだけど、旅先で趣味の写真を撮るにはAFレンズだと、ちと味気ない。自分で自分の写真を撮ってる、という感じにしたければ、断然MFレンズがいいと思われ。

それにしても、これだけよく写るニコンZマウント対応の50mmレンズが1万円で買えてしまうというのは、まぢヤバいですよね。笑

ニコン純正のZマウントレンズ、めちゃめちゃ性能がいいのはよくわかるんだけど、ちと高すぎじゃないですか。描写はそれなりでいいので、Z50mm F2のレンズを安く出してくださいな、と書きながら、そういえばZ40mm F2があったなと思い出した。笑

けど、40mmと50mmじゃあ、意味がまるで違うんだよな。たぶんわざと50mmのパンケーキを出し惜しみしてるんだろうけど、早く出してよ、3万円以下で。

いや、それにしてもよく写るゎ。AstrHori 50mm F2。楽しい。

けどこのブランド銘、どうにかならんのかいな。AstrHoriって、なに? 日本の天才レンズ光学設計者が立ち上げたブランドなの? 堀さん? 知らんがな。まあ、そのうちわかることでしょう。

けどもっと寄って撮りたいなあ。最短撮影距離は50mmレンズとしては一般的だと思うけど、あたしのマイブームは花なのさ。マクロレンズも欲しくなってきたぞ。安いのを探してみよう。

ことあるごとに書いてる気もするけど、書いてない気もするけど、どうしてニコンFマウントレンズをすべて売却しようと決めたかというと、一眼レフ用のレンズってミラーの分だけピント面と離れてるから、そのぶん光学系を大きめに設計しないといけないんだよね。なので、どうしてもレンズ全体も大きく重くなる。そのことに気づいた。これもインドで使ったフォクトレンダー NOKTON 35mm F1.4とか、イヨーに小さい。そのくせ死ぬほどよく写る。ニコンのデジイチでずっと愛用してきたSIGMA 35mm F1.4が、本当に申し訳ないけど、あなたはなんでそんなに図体がデカくて重いの?って本人に何度も何度も尋ねちゃったもん。でも、仕方ないんだよね。なにもかも、ミラーのせい。というか、当時としては画期的なシステムだったわけですよ。そして、いまも一眼レフ用の明るい単焦点レンズを好んで使ってくれる方々が世界にはたくさんいるので、メルカリに出品すると、それなりにいい値段で引き取り手が現れるわけで。あとはAF-S 50mm F1.4GとSIGMA 85mm F1.4 DG HSMだな。この2本を売却すれば、あたしの手もとにはニコンFマウントのレンズは1本も残らない。ちょっと寂しい気もするけど、あたしはレンズやカメラは写真を撮るための単なる道具だと思ってるから。なので必要以上にムダに耽溺しない。フィルムカメラはもちろんのこと、デジタル一眼レフを手にすることも、二度とないでしょう。だってミラーレスのほうがめちゃめちゃ「いまのカメラ」って感じがするじゃん。

近未来写真術の小林のりお先生の回で、篠山紀信が、写真っていうのは、いまのカメラで撮るべきだと思ってます、っていってて、ホントにそうだな、と心の底から納得したのを覚えてる。

だって、写真ていうのは、いましか撮れないじゃん。いまを撮るのが写真なんだよ。現在と過去と未来がないまぜになって、渾然一体になったその瞬間を撮るのが写真なんだ。

それはそれとして、Z5II、基本シャッターがあるので、セットアップメニュー(?)からサイレント撮影を選ばないと完全電子シャッターにはならない。けどあたし、ふだんからニコンZ9で完全電子シャッターに慣れてるわけで、シャッター音が欲しくなるのよね。けど当然のことのように、Z5IIには電子シャッター音というのは用意されておらず。

うーむ。。オチにもならんな、こりゃ。。

別の作例。あんまり綺麗じゃないけど。上の3枚がZ5II、下のキーボードの2枚がZ9。
うん、好きかも。このレンズ、付き合い長くなるかも。

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