今回の3泊4日の修学旅行、いろいろものすごく勉強になった。
飛行機で行く宿泊行事の撮影って初めてだったので、目から鱗なことがたくさんありすぎた。
出発の10日くらい前だったか、写真屋さんのオフィスにお邪魔して、過去の写真を見せていただきながら、いろいろ質問させていただいた。
かなり順不同になるけど、まず驚いたのは、目的地の那覇空港で預け荷物をピックアップしてる時間はないので、カメラバッグと、着替えなどが入ったゴロゴロは、どちらも機内持ち込みにしなさい、ということ。で、ANAのサイトをググってみたけど、なんどググっても、機内持ち込みは10kgと書いてある。で、カメラ2台とレンズ2本とストロボ2つを収納したリュックタイプのカメラバッグを背負って体重計に乗ってみるけど、何度乗っても10kg近くある。これに、どうやって着替えや充電器などが詰まったゴロゴロを機内持ち込みに追加しろって言うんだい。
生徒さんたちはどうされてるんですか?って聞いたら、生徒たちは事前に初日のホテルに送ってるということで。で、あたしも出発の2日くらい前に、近所のヤマトの営業所から、着替えと充電器などの入ったゴロゴロを那覇まで送った。4,000円もかかる。
写真屋さんに確認したら、なんとか社内でOKをいただけた、という。
え? 社内でOKをいただけなかったら自腹ってことですか? よくわからないのですが。
修学旅行は、あちこちでクラスの集合写真を撮らないといけないので三脚は必須、とのこと。
ふだん使ってるハスキーの3段はイヨーに重いので、持って行きたくない。前もって送ってもいいですか、と尋ねると、初日も平和祈念公園で集合写真があるので、機内持ち込み一択であると。
そこから三脚選びが始まった。こちらもググると、どうも60cm以下じゃないと機内持ち込みNGらしい。なので、自宅でずっと使わずにくすぶってたハクバのカーボン4段にスリックの自由雲台をつけて持って行った。
たしかに、集合写真を撮るのに、三脚があると便利なんだよね。ただ、重いカメラにそれなりに重量のある標準ズームをつけて、さらにストロボまで備え付けた機材を支えるには、このコンビは、最低限の役割しか果たせないわけで。ふだん使ってるハスキー3段に比べたら安定性は月とすっぽん。とくに自由雲台はスピーディに縦横を出すのには向いてないね。
それと、こないだメルカリで買ったばかりのニコンのケーブルレリーズがとっても役に立った。カメラのシャッターボタンを押すと、盛大にカメラブレが起きそうだったので。ふだんは親指AFで、シャッターボタン半押しAFはオフにしてるんだけど、ピンボケで全滅は防ぎたいので、コマごとにピントを合わせ直すべく、シャッターボタン半押しAFをオンにした。
そういうわけで初日はふだん使ってるリュックタイプのカメラバッグを背負って過ごしたけど、2日目、3日目は送り荷物にしのばせておいた、Amazonでこないだ買ったコンパクトなカメラバッグが大活躍。イヨーに安かった。3,000円くらい? しばらく玄関先でくすぶってたけど、こんなふうに活躍の場を与えてあげられるなんて。欲を言えば、本当は、もう少し細い?バッグが好きなんだけど。ふだん使いのThinkTankPhotoのメッセンジャーバッグも悪くないんだけど丈夫な布でできてて担いでみるとずっしり重い。やっぱりビニール製のほうがずっと軽いのね。今回、初めて、しみじみと実感、痛感したよ。次の旅行ではビニール製のメッセンジャーバッグを購入してZ6IIとMacBook Air 13インチを携えて行こうと思う。
いままで遠足とか移動が伴う撮影では、ずっとロープロのリュック型を背負って撮影に臨んでたけど、カメラとレンズ、ストロボを使える状態で外に出してる場合、予備の1セットが収納できるサイズであればよいわけで。
さっきも書いたけど、ふだん使ってるロープロのリュック型、めちゃめちゃ丈夫なのはいいんだけど、重すぎ。2.3kgか2.4kgもある。カメラとレンズ、ストロボが2台入ってる状態で背中の収納場所にMacBookAir 13インチを入れてみたけど、重くて、とても背負える状態ではなく。かといって先に送るゴロゴロに入れる勇気もなく。本当は旅先で、いろいろ書きたいこともあったんだけどね。
バッテリー周りの話をすると、AnkerとUGREENのUSB充電器をひとつずつ持っていったけど、ニコンZ9、両端がUSB-CのPD対応ケーブルじゃないと本体充電できないのよね。付属の充電器もバッテリーをセットする部分だけ切り離してUSB-C PDで充電できるので、コンセントに差す側を持っていかなくてもいい。iPhoneもUSB-Cだし、最近買ったコンパクトな単3×8本の充電器もUSB-C。ってことでUSB-Cが4口ある充電器がほしい。
あとで思い出したことがあったら、追加します。