おかげさまで、『PENTAX K10D/K100D完全ガイド』は好評販売中のようで。本当に有り難い限りです。
次の一手を、どう打とうかと、ずっとそればかりを思案しており。
mixiでスレッドに書き込んでくださった方々からは、レンズをもっと取り上げてほしい、という要望がすごく強かったという印象があるので、K10Dをはじめとしたペンタックスデジタルと、M42タクマーから始まるペンタックスの新旧レンズをずらりとラインナップした、そんな本が見てみたい。僕自身も。M42は、べつに旭光学のタクマーだけじゃないもんな。
そうやって考えると、べつに、紙媒体のムックでなくても、全然いいんだよな、という思いがすぐに湧いてきて。全世界のペンタックスレンズを愛するユーザーが一堂に会せる、そういうサイトがあれば、いいんじゃん、って。
で、そのうえで、じゃあ本としてまとめる意味って、どのへんにあるんだろう、ってことを、考えるわけで。
まあいま現在は、言葉の壁というのは思いの外、高いわけで。日本で作られた書籍が国境を超えることは、なかなかに難しいと思われ。逆に、世界中の知見を集めて、日本語の書籍を作るというのも、なかなかに簡単なことではなく。
自分ができる、この世の中に対する恩返しってなんだろう、っていつも思う。