これ、とってもいい記事だよね。とともに、ふだんはイロモノ扱いされるLINEの、災害時の重要なライフラインとしての側面を浮き彫りにしてる。
LINEの既読表示機能は、ふだんは「既読無視」とかって揶揄?の対象になりがちだけど、東日本大震災の教訓を受けて備わった機能だったのか。目からウロコ。
あと、熊本県内の私立高校で担任教諭が生徒に一斉にLINEを送り、安否確認した、ってあるけど、これってけっこうすごいよね。たぶん、大部分の学校(小中高)では、教師と生徒とのあいだのLINEって禁止されてるんじゃないかな。なにかしらの対策を取りつつ(ここが難しいんだけど)、上手に活用できるといいよね。というか、このSNS時代、個人と個人が繋がることは避けようがないので、悪用?濫用?防止は、ほかの手段で考えるべきではないかと、個人的には考えている。すべてのログ(通信記録)を責任者のもとに保存できる機能とかね。
あと、LINEがさらに市民権を得るためには、明示的に災害時の安否確認機能みたいなのをつけるといいかもね。ふだんは端っことかにアイコンであって、それを起動させると、自分の安否確認のメッセージが登録できるとともに、繋がってる人たちの安否メッセージが一覧できるみたいな。あと、大人の拒否反応を減らすために、もっと重厚な(?)スキンをデフォルトで用意するといいかも。笑
「既読」機能に「多人数でやり取り共有できる特性」生きる 熊本地震で、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)が安否確認などの手段として有効に機能した。スマートフォン(スマホ)の普及によりSNSの利用は増えており、中でも東日本大震災後に普及した無料通信アプリ「LINE(ライン)」は、震災の教訓から付け加えた機能「既読」や、多人数でやり取りを共有できる特性が生かされた。総務省は非常時の情報伝達手段として注目し、活用に関する検討を重ねている。