1999年11月

日記

●平成十一年

・11月3日(水)

いよいよ、11月ですね。

今日はなかなかイイ日でしたよ。親友のMとも、仲直りの兆し。

ひさびさに、Nくんともいっぱい喋れたし。

早起きしたので、昼間、眠かったけどねぇ。(←昼寝したやん!)

埼玉の友人宅を訪問したかったのだけれど、仕事でかなりお疲れのよう
だったので、遠慮した。

そのくらいかな。明日はまた仕事。あさっても、仕事。なんと、今週は
土曜日も仕事なのですね。……あはは。いやになるぅ~。

妙に明るい小倉は気持ちが悪い? そーかなぁ?(笑)

・11月10日(水)

というわけで、もう11月も10日になってしまいました。ふー。
今月も、キツキツやなぁ。

久しぶりに、ノートPCを会社に持っていくようになり、それで、
電車のなかで日記を書いてるわけです。

仕事が忙しい、ということのほかに、何か書くこと、あるかなぁ。(涙)

今日も朝帰りだったのよ。市ヶ谷駅4時45分発の、千葉行きで。

そだ、最近思ってること。今年って、フェイクファーのコート、
はやってるでしょ。白とかベージュの。私は女性ファッション誌を
好んで読んでいるというわけではないのですが(^^; 会社のそばに
女子大がいくつかあり、それで常日頃から、流行に敏感な年頃の
女性たちを目にする機会が多いわけで。いやいや、別に若い女の子
たちを特に気にして、じろじろ見たりしてるわけではなく、中年の
会社員のおじさんにも、小学生の女の子にも等しく慈愛のまなざしを
そそいでいる私なのだけれども、まあ、それでも、今年の流行の
ファッションがなんであるかくらい、自然と目に入る彼女たちの姿を
眺めてれば、私にだって、分かる。

でね、思ったのが、いったい流行ってなんなのよ!?(欽ちゃん風に)
ということ。たんに、服を売る連中が、てきとーにバカなねえちゃんたちを
上手に乗せてるだけ?という気がしないでもないんだけど……。
で、それを着せられて喜んでるパッパラパーのねえちゃんたちは、
「流行の最先端をいってる」と自分では思いこみ、まわりの賢い大人たち
からは、なんてこの娘たち、頭が足りないんでしょう、って冷たい視線を
向けられてる、っていう構図なんだろうか。もしかしたら、
流行を追っている娘たちっていうのは、流行を追うことでしか、
自己表現をできない人たちなのかもしれない。ある意味で、人と同んなじ
カッコをしてれば安心する。突出することも、一人だけ遅れることも
不安でならない、みたいな。テレビのドキュメンタリーで見た、ライオンに
おそわれるシカの群れ、みたいなもんかな、と。
大勢の中にいて、とりたて目立たないことが最高の善なのだ、という……。
ブランド品とかも、きっとそうだよね。アイデンティティの欠如を埋めるもの
って、だれかが言ってたけど、本当にそのとおりだよね。いちばんセンスが
亡いなぁ、と思うのは、ルイ・ビトンのバッグ。アレを持ってるだけで、
あ、こいつセンスないなぁ、と決めつけてしまっている私。同じブランドもの
でも、プラダとかは、ブランドブランドしてなくて、さりげない感じで、
まだ親しみが持てるんだけど。ま、それはいいや。

私の親友の、若いのによく出来たヤツであるMは、一面、流行にも
結構うるさいわけで。きっと彼女とこの話をすると、またいろいろ
示唆に富んだ対話ができると思うんだけど。なかなか最近、話す機会も
ないので、Mと話す前に、自分で考えてみたぞ。

私が流行というものを最大限、善意的に解釈すると、これはきっと、
学校の夏休みの宿題の「課題図書」のようなものではないかな、と。
なんでもいいから、読書感想文を書いてきなさい!って言っても、
何を読んだらいいのか分かんない子たちがいるから、先生たちが、
その年の「オススメ」を決めてあげる。考えようによっては、お節介と
言えないことも、ないんだけどね。でもまあ、課題図書を決めることに
よって、それまで本をあんまり読めなかった子も、今回は挑戦してみよう
という気持ちになるかもしれない。あと、同んなじ本を読んだ子供が書いた
読書感想文は、あとでコンクールの対象として、審査がしやすいという
大人の側の事情もある。

それくらいのことなんだろうな。流行って。だから、この冬、このあとで
フェイクファーのコートを着てるおねえちゃんを見たら、あ、課題図書で
読書感想文を書いてるんだ、この人は……、と思ってください。
ま、いいよね。何度か課題図書を読んで、それで自分に合ったものがだんだん
分かってきたら、そしたら本屋や図書館の書棚の前に立ち、膨大な書物の中から
自分に合った一冊を取り出す作業に挑めばいい。ま、そんな大げさなことでは
ないんだけどね。(^^)

・11月20日(土)

今日、ThinkPadが修理から帰ってきた。うわ、意外に早いやん。(^^)

修理に出したの、今週の火曜とかじゃ、なかったっけ??
電話で聞いたら、2週間くらいかかるって言われたのだが。。。

ん、でもよかった。これで日記が打てるというもんだ。

そうそ。よかったこと、もう一つ。

親友のマキちゃんを明日、船文に連れ出せるんだ! うふふ。うれぴっ。
え? 船文って何かって??? 船文を知らないの?? おっくれてるぅーー。(笑)

ま、それはそれとして。(笑)

うれしいよ。私にとっては、1年ぶりの「リベンジ」という気分。
何に対するリベンジかって? いや、だれかに復讐するっていうんじゃない。
そうだな、強いていえば、ここまで、マキちゃんを病気で苦しめ続けてしまった
私の情けなさ、不甲斐なさに対して、かな。いや、でも、ほんとに。ここまで、
彼女に翼を着けてあげられなかった、私がつらいっす。ごめんね、マキ。

な~んて、誰が見てるか分かんないウェブの日記に書いてもいいのかなぁ。
んふ、ま、でも、手で書いた手紙とかだと、照れるやん。おたがい。

だから、こんな風に、本人が見るか見ないか、分かんないようなところに、
こそっと置いておくのが、きっといいんだよね。あはは。(^^)

最近、メールをやり取りする女ん子が、激増!!!
なんと、小倉にも、現役女子大生のメル友ができたのだ!!!
うはは。なんつーか、この世の春って感じかな??(爆)

それと。今日この日に、歴史的証言を書き残しておこうと思う。

近いうちに、ユーラシア大陸一周旅行に出ようと思う。カメラを持って。
最初、シベリア鉄道でロシアを横断し、北欧、東欧、南欧と巡り、アラブを
通って、トルコ、インドを経て、東南アジアをぐるっとまわり、中国、
朝鮮半島、沖縄、九州に寄ってから、東京まで帰ってくるよ。

そうだな、予算は200万円。旅程は、3か月~半年くらい。
いつごろ出発できるかは、お金がいつ貯まるか、ですね。(笑)

笑ってばかりも、いられないんだけどね。(^^;

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