ニコンの撮像素子あるいは前面ガラスまたはローパスフィルター交換した

スクールカメラマンとしてニコンのデジタルカメラをずっと使っている。
メインカメラは最初がD3、そのあとD4s、D5、そしていま使ってるZ9。

デジタル一眼レフの頃も撮像素子の交換を何度か経験した。
こないだニコンプロサービスで履歴を見てもらったら、D5はなかったようなのだが、
D4sは一回、6万円ですと。
間違いなくD3でも一回か二回、撮像素子の交換の経験がある。

いうまでもないことなのだが、撮像素子というのはデジタルカメラの眼、心臓部といっても過言ではない。とくにプロ用のカメラの撮像素子は超高額。すべての部品の中で、ダントツでいちばん高い。

そして、撮像素子の前の保護ガラスあるいはローパスフィルターにキズが付いてしまうと、撮像素子そのものも交換しなければならない。少なくとも、以前はずっと、そうだった。

あたしはずっと前から言ってた。

撮像素子そのものは交換せずに、その前の保護ガラスとか、ローパスフィルターだけを交換することはできないんですか、と。そのたびに、一体成形なので、それはできないんです、とニコンの人に言われ続けてきた。

いま仕事で2台のZ9を使っているのだが、Z9が発売されて数か月が過ぎた頃、最初に購入した個体に、どうしてもブロアで取れないゴミかキズがあることが判明。けっこう前から気がついていたんだけど、まあ騙し騙し使ってた。どういうことかというと、レンズの絞りを絞って使う集合写真とかは、取れないゴミかキズの付いてないほうのZ9で撮影して、そこまで絞らないで使うほうを取れないゴミあるいはキズの付いたZ9で撮るようにしてた。

たとえば、7月の中旬以降、中学生のスポーツを撮る機会が多いのだが、そういうときもキズがないほうを集合写真用、キズがあるほうを競技用として。

ぶっちゃけ、望遠ズームをつけて試合のスナップを撮る場合、そこまでレンズの絞りを絞ることは滅多にない。屋外でも6.3とか。で、被写体もずっと離れた位置にいるわけで、ピント位置もずっと遠方。

キズとカゴミとかの確認方法って、レンズの絞りをうんと絞って、ピントの位置をもっとも近くにもってくる。そうすると撮像素子のゴミもバッチリ写る。f22とかに絞ると、まあなかなか見たくない画像が現れるわけですよ。笑

OGURA Yuichi

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