プノンペン安着

朝の9時半にサイゴンを出て、1時間後?に国境を越えました。ここの国境を渡るのは、生まれて初めて。ベトナムを出国し、カンボジアに入国。ビザを取ってもらったので40ドル払いました。書類も書いてもらったので、まあそんなもんかなと。そのあとしばらくして、ガーンという強い衝撃を感じ、バスは停車。全然動き出す気配を見せなかったのですぐそばのお店のトイレを借りましたが、帰ってきたら、案の定、パンクでした。修理に小一時間かかったでしょうか。バスはずっとカンボジアの田園地帯を走り。途中、スコールにも遭ったりして。サイゴンを出てから6時間、遅すぎるお昼休憩。勇気を出して写真を指さしたら、ご飯ものも、麺類も、ないわ、とおねえさんは首を横に振り。ここにあるおかずから選んでちょうだい、ということだったので、クロワッサンを買いました。2ドル。たけぇ。

21年前の2003年にチャウドックから船でプノンペンに入り、数日滞在して、陸路でシェムリアップに向かったときは、カンボジアは貧しい国だ、という印象でした。でも今回はそんなことは思わなかった。緑もあふれてるし、とても豊かな国だなあ、としみじみ思いました。僕のモノを見る目が変わったのもあると思うし、カンボジアが実際に経済成長したのも、あるのでしょう。プノンペンに来る途中の田舎では、トヨタ車が圧倒的で。なかでも古めのプリウスがめちゃめちゃいっぱいありました。レクサスのエンブレムをつけたクルマもバンバン走ってて。たぶん本物のレクサスだと思いますが。

母なるメコンにも会いましたよ。イメージとしては東京湾を渡るレインボーブリッジみたいな。

前もって、バスの終着地点はオリンピックスタジアムのすぐそばと確認してたので、その近くの安宿をさがして、いまいるスカイパークゲストハウスに落ち着きました。1泊2,000円ちょっと。リーズナブルでしょ。晩ご飯は絶対に地元のご飯を食べるぞと固く決意してたので、大通りに出る角に展開してた路上メシ屋さんに。メニューありますか、ってマスターに聞いたら、ないよ、看板を見てね、って。それで、目玉焼きの乗った焼き肉つきチャーハン?をたのみました。なんとスープもついてて! ヒデキ還暦!!! スープが飲みたかったのよ〜。

カンボジアは通貨のリエルと同じくらい米ドルが普及してるそうです。そう、その路上メシ屋でビールないの?って聞いたら、すぐそばのお店を指さし。そこで買ってね、ということで。カンボジアビールというのを買いました。ふつうに美味しい。ごはんは5ドル払ったらおつりを何千リエルかくれたので、うーん、300円か400円くらいでしょうか。わかりませんが。

さっきもtwitterで書いたけど、カンボジア最高かも。たぶんあたし、中国人が大好きで、サイゴンに比べて、カンボジアのプノンペンは中国人(華僑、華人)の影響がものすごく強い。ベトナムは反骨精神が旺盛ですし、中国人なにするものぞ、という意識が強かったのでしょう。カンボジアはそこまでではない。良くも悪くも、中国の人たちが深く入り込んでる。そんな気がします。

とりあえず一泊、agodaで予約したのですが、少なくともあと3泊はいることにしましょう。

プノンペン、なんかいいな。プノンペンへの日本からの直行便って、たぶんいまは、ないんだよな。どっかの経由便になる。ハノイかサイゴンか、あるいは中国のどっかか。

ここだけの話、あたしは直感だけで生きてます。これを読んでくださっている方々の大多数は、だいたい知っていらっしゃると思いますが。笑

プノンペン、いいな。たしかプノンペンって、「ペン夫人の丘」って言う意味なんだよ。いまググった。なんか、川を流れてきた仏像を祀ったのが始まりなんだって。浅草寺と一緒やん!!!

まあ、謂れはどうでもいいか。

プノンペン、最高。あと4,5日はいます。

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