天の川を撮りに

房総の外れまで、行ってきた。

どうして僕は、天の川を撮りたいんだろう。

自分でもわからない。

Getしたばかりの2台目のニコンD5と、14-24mmを連れて、房総半島の南端まで行ってきた。天の川を撮りに。

結論を先に言うと、今日はものすごい暴風と、あといつものように撮影場所に迷って、3カットしか撮れなかった。

いま撮影画像を確認したら、全然ダメダメで。そらそーだ。

今日のどっかで、篠山紀信が星野道夫に言ったことを思い出した。

星野がアラスカに渡って数年は、全然写真が撮れなかったという。

篠山は、そりゃそうだよ、行ってすぐにパッと撮れたら…。写真ってそんなに簡単なもんじゃないですから、みたいな。

『近未来写真術』っていう、1990年くらいにNHKでやってた番組で。

篠山紀信が当時の若手写真家に取材して、おいしいところを全部、自分に取り込もうという意欲的な番組。笑

そのあと星野さんは世界的な写真家になっちゃったけどな。

今日の撮影、あまりにも眠くて、行き帰りの道中、光速の壁に何度も激突しそうになった。帰り、市原SAで2時間くらい仮眠をとってから帰ってきた。

実籾のビッグAでいつものサッポロの濃いめのレモンサワー7%500ml2本と、あと濃い緑茶が飲みたかったので伊藤園のヤツを買ったつもりが伊右衛門だった。パッケージ似過ぎてるだろ。

悲しいことがあったからカーナビのオーディオもナイスな選曲で。

小田和正の「緑の街」
石嶺聡子の「涙はいらない」
熊木杏里の「水に恋をする」

小田さんの「緑の街」は初めて聴いた。いまのあたしの気持ちに似合いすぎてて号泣しそうになった。

彼は彼女に再会できたのだろうか。
たぶん、きっと…

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