用賀なう。
ある写真屋さんの仕事で、どういうわけか、世田谷の小学校とか中学校の現場に行かされることが多く。
ずっと昔から世田谷って苦手だった。
いかにもお金持ちの住む街、って感じがプンプンして。貧乏人の僕なんかはハナから排除されてる気が、勝手にしたんだ。
さっき現場に着きました。試合開始、9時だと思ってたら9時半ということなので、まだ1時間以上もある。笑 ので続きを書きますね。
用賀の駅は何度か利用したことがある。毎日新聞時代の写真部の先輩がこの近くに住んでて、砧公園での花見に何度か誘われたことがあるから。
きょうも用賀の駅に降り立って、最初に感動したのが、東急の駅の券売機って、スマホとかのモバイルSuica(モバイルPASMO?)のチャージに対応してるのね。多分だけど。京成みたいに、カードを差し込むだけのタイプだと、モバイルPASMOとかはチャージできないよね。まあ、セオリーどおりクレジットカードなりでチャージしろよって話なんだろうけど。
まあ、少し話は脇にそれたけど、用賀駅で降りたって、駅前のあまりのハイソサエティぶりに、その場でおしっこを漏らしてしまいそうになった。あくまでも比喩だけど。現場の中学校までの道のりをコロコロのカメラバッグを転がして歩いてると、遊歩道の整備っぷりとか、桜並木の美しさとか、桜並木にある看板の「桜の枝に注意してください」って文面とかにいちいち感動する。だってこの台詞、よほどのことがない限りは、桜の枝は切らないよ。人間のほうが気を遣ってね、って高らかに宣言してるわけで。
少し前までは、そういうひとつひとつのことが鼻について、どうにもいたたまれなかった。まあ、ひらたくいうと、自分がずっと住んでる千葉の船橋とか、あと八千代とか、そういう地元の街と比べてしまうから。
でもきょう気づいたことがあって。あまりにも、当たり前のことなんだけど。
これだけ世田谷が、美しく整備され、住みやすい街になってるのって、そこに住んでる人たちが、自分たちの街を愛し、何十年に渡って、さまざまに、ずっと努力を積み重ねてきたから、なんだよね。そんな当たり前のことに、きょう、ようやく気がついて。
物事を静止した状態で捉えてはならない、って金八先生がいってたけど。ホントにそうだ。
僕の人生の師匠が、ずっと前に、こんなことをおっしゃったことがある。船橋は、千葉の世田谷みたいな存在なんだ、って。世田谷みたいになれ、って期待を込めてのことだと思うけど。たしかにそれなりに広くて、東西にいくつも鉄道が走ってるところとか共通点として挙げられる。しかも、船橋には、世田谷には走ってないJRもあったりして。
簡単なことだ。よその街と我が街を比べて一喜一憂するのではなく、自分の住む街を心の底から愛し、少しでも住みやすい街になるように、自分のできることをひとつずつ実行していけばいい。そしたら200年後くらいには船橋は世田谷を超えてるだろう。笑
時間があったので、全部書いちゃいました。きょうはiPhoneの充電器に加え、モバイルバッテリーも持ってきたので、ものすごく心に余裕がある。ま、SuicaをiPhoneに内蔵しちゃったので、電池切れはどうにも避けないといけないわけだし。笑
あとひとつ。むかしは中学生のスポーツ大会とかって、どういうわけか、先生も生徒たちも怖くて仕方なかったんだけど、最近はまったくそんなことなくなったな。選手たちも、村上でふだん一緒に勉強してる子どもたちと同じだって思えば、可愛くて仕方がない。本当に心の底から頑張ってほしいと思うし。
あんまり関係ないけど、タリーズのホット専用?のペットボトルのコーヒーを初めて飲んだけど、ミドルロースト?とかってうまいこと書いてたけど、薄すぎ。笑