twitterでこのツイートをみて、衝撃を受けた。フリーランスの人間を、なんだと思っているんだろう。左ページの、ギャラなしで連載、というのは、百歩譲って、うちの媒体をあなたの宣伝に使って、単行本になったら印税をお支払いしますので、ということと理解できないこともないが、右ページの「他社と仕事をする場合は40%うんぬん」は完全にイミフメ。うちの会社がフリーのお前にまとまった仕事をふってやるのだから、感謝しろよ。忠誠を誓え。みたいな意識なのだろうか。うん、きっとそうなのだろう。しかし、他社の仕事のギャラを40%搾取するって、どういう根拠なのか、やっぱりイミフだよな。きっと、この会社の担当者も、上司も、ものすごいバカなのだろう。おそらくは、フリーランスという存在が許せなくて、認めたくないのだろう。とにかく、うちから仕事をやっているのだから、有り難いと思え、とにかく感謝しろ、奴隷のように付き従え、ということなのだろうな。まったく、氏ねとしか、いいようがない。けど、貧すれば鈍する、じゃないけど、日本経済がどんどん縮んでいって、あちこちでこういう弱い者いじめがはびこってるんだろうな。
よく考えたら、こないだひどいめにあった、横浜の写真屋も、ちょっと似てるかも。さすがに他社のギャラの40%をよこせ、とはいわなかったけど、でも「わが社の仕事を優先せよ」「わが社の撮影がない場合に限って、他社の撮影を許可する」だもんな。なんでお前に許可されなきゃならないのだ。完全に頭が狂ってるとしか思えない。そんな従属的な契約を強要するんだったら、月に100万くらい払えよ。まったくねえ。笑
実話。
ここの社員でもなく、給料も保障もなにもないフリーランスのイラストレーターです。
この条件を受けると餓死する。 pic.twitter.com/Q3bYvsN7Bq— 西川 (@nishi1010kawa) 2016年4月30日