目覚ましも掛けずに、きょうは6時に起きれたので、一念発起して、道路にはみ出しまくっている庭木を切った。ハサミで枝を切るたびに、彼らの悲鳴が聞こえてきた。自分の手足をちょん切ってるようで、本当に心苦しかった。植物と人間が戦争になったら、一も二もなく、僕は植物の味方をする。
道にはみ出して、すごい迷惑なのは分かってたんだけど、どうしていままで何年も庭木を切らなかったかというと、めんどくさいのが4割、木を切るのが可哀想というのが6割かな。いや、3:7かもしれない。でも思った。このまま伸び放題だと木を切り倒せという話になりかねない。それは困る。
こんな風にも考えた。人間の髪の毛や爪と同じじゃね?と。これは非常に説得力がある説明で、自分の不満な心を抑えつけることに成功した。でもね、髪の毛や爪は無表情じゃん。枝はそうじゃない。細いの太いの、いろいろあるし、葉っぱももしゃもしゃ生えてる。枝を切るごとに悲鳴が聞こえてくる。
だれかもいってたな。確か、林業に従事してる方。森に入ってチェーンソーで大木を切り倒すとき、木の叫び声が聞こえる、って。それはそうだよな。木は生きてるんだもん。なんか俺、スピリチュアルな人みたい。前世占いでも始めるか。笑