マスコミを身近に感じた事件

ふだん鳴らない2つめの携帯が鳴ったので、あわてて出たら、だれでも知ってる某写真週刊誌の記者からで。

もしかして、撮影の仕事のご依頼かな(笑)、まさかなぁ、、と思って話を聞くと、いま大きな問題になっている、ある事件の当事者が、僕の高校の同級生だという。

その事件についてはもちろん知っていたが、当事者の名前は、いまのところ表のマスコミでは伏されているので、まさかその人が僕と同じ高校の出身だとは思わなかった。61年卒っていうから、たしかにそうだよな。

でも、名字を聞いたけど、そんな男は聞いたことがないぞ。たしかに10クラスもあって、そのうち2/3が男だから知らないヤツもいっぱいいるけど、ちょっと変わった名字だし、なんとなくピンとくる、くらいはあってもいいと思うんだけど。
だから、たぶん1学年上か下じゃないのかなあ。

卒業アルバムを貸してくれないか、といわれたけど、少し悩んで、やっぱり断った。事件が事件だけに、協力したい気持ちもないではないけど、彼はともかく、ほかの同級生の手前、仲間を売ったと思われたくないからね。

それはそうと、「小倉さんは新聞社にお勤めだったので、このあたりのご事情は詳しいかと…」っていってた。つまり、マスコミの周辺取材の大変さはよくご存じでしょう。協力してくれてもいいんじゃないか、っていう含みを言外に感じた。残念ながら僕は写真部だったので、そのへんの大変さはまったくと言っていいほど、経験してない。現役時代は、災害被害者の遺族の写真も撮れないくらい、ヘタレな写真記者だったのでね。

いやぁ、マスコミをひさびさに身近に感じた「事件」でした。
さ、仕事しなきゃ。。

p.s.
卒業アルバムを確認したら、いました、同級生に。たぶん喋ったことはないけど、顔はなんとなく覚えているような。

 

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