1年ぶりのハノイです。30分ほど前に、宿に辿り着きました。旧市街のHang Giay Street、Camellia4ホテルです。
このホテル、10年ほど前には何度か泊まったことがあります。5階か6階、最上階の部屋に。そのころはエレベーターなんてしゃれたモノはなく、重い荷物を担いで階段を上った記憶が。
でも、最上階だけあって、ものすごーく見晴らしがいいんですよね。まわりに視界を遮るモノが、なにもなく。
今回は2階ですけど。(笑) Agodaで予約したら。
なんか松本イヨーに安いんですよ。1泊1500円とか。先ほど到着して、しばらくしたら、その訳が分かりました。となりにライブハウスがあって、ズンジャカズンジャカ、深夜までドラムの音が響き渡っています。こりゃあ、神経質な人は参っちゃうでしょうね。幸い、僕はアホなので、あんまり気になりません。たぶんぐっすり眠れると思う。
それはそれとして。
今日は午前11時に成田を発つタイ国際航空の飛行機で、一旦バンコクへ向かい、2時間くらいあとでハノイ行きに乗り継ぎました。
台風18号が近づいていたので、京成電車ちゃんと動いてるかな、飛行機ちゃんと飛ぶのかなあ、と心配は尽きませんでしたが、なんてこともなくスムーズに事が運びましたね。
国内線は台風でよく欠航になりますが、国際線はあんまり欠航にならないとか。なんとなく、わかる気がします。JALかどっかのグアム行きは欠航になってましたが。
貧乏人の僕は、いつもユナイテッド(スターアライアンス)のマイレージでハノイに来るのですが、ANAがハノイに直行便を飛ばしてないため、つねに経由便を利用することになります。最近はバンコクがお気に入りですが、以前はシンガポールとか、ソウルとか、マイレージではないですけど、チャイナエアラインは安いので、台北経由も何度か。そういえば台湾のエバー航空がスターアライアンス入りを果たしたので、次回以降は台北経由になるかも。時刻表を仔細に確認してませんが、台北経由だと、ハノイに来るのにあんまり(まったく)遠回りにならないですもんね。
むかしはシンガポールに寄れるなんて喜んでましたが、ハノイに来ることだけを考えたら、シンガポール経由ってめちゃめちゃ非効率的で。地図を見ると分かりますが、マレー半島の先っぽの島まで行って、そこから鋭角に折り返すわけですから。よほど飛行機好きの人しか、ハノイに行くには、利用価値はないわけで。(笑)
バンコクのほうが、まだマシかなという感じで。なので、昨年に続いてバンコク経由。
さっきもどっかに書きましたが、バンコク行きの飛行機では、映画アルゴを観てました。途中、寝ましたが。ご存じの方も多いでしょうが、イラン・テヘランのアメリカ大使館人質事件を扱った映画で。史実をもとにしている、って最初に出てきました。
さっきも書きましたが、この映画がどのくらい米国のいわゆる「国策」映画か、あとで日本でDVDを借りて確認したいと思います。つまり、イランの民衆の怒りを、どんだけきちんと映画のなかに盛り込めているか、ということ。
それはそれとして。最初は邦画はないかなぁ、と思って、やっと見つけたLibrary Warを観てたんです。直訳すると、図書館戦争。(笑) 僕の大好きな榮倉さんが出てるヤツ。最初、Liberty Warに空目して、そんな映画あったっけ?って勝手に思ってました。けど、LibrarytとLibertyが似てるって、あるいは自明のことでしょうかね。語源が一緒なのかも。いままでまったく気づきませんでした。
前にも、お子様向けの、人が無意味にいっぱい死ぬ映画を、たぶん飛行機で観たのですが、あまりにアホらしくて(感情移入まったくできずに)チャンネル変えた記憶があります。なんだろうなあ、うまくいえないのですが、言葉を選ばずにいえば、あまりにイタイというか。よく15歳とか18歳未満は観ちゃダメだよっていうPG-15とか18とかありますが、その逆を用意してほしいですね。この映画は大人の観賞にはとても堪えられないから、何歳までにしてね、みたいな。絵本によくありますよね、小学生低学年向け、とか。
まあいいや。よくも悪くも、いまの日本人にとって、もちろん僕もふくめてですが、戦争とかって、あまりにもリアリティがないのでしょうね。たとえば、先日のアルジェリア(でしたっけ)の事件とかを映画化するっていう監督、日本には絶対にいないですよね。
いたらすごいと思うけど。いないと思う。
なんつーか、テーマはめちゃくちゃシリアスなんだけど、予算もめちゃめちゃ掛けてて、「娯楽」といったらいいすぎだけど、商業映画としての興行収入もきちんと見込める、みたいな。
なんの話でしたっけ。
僕は昔から、くっだらないことをだらだら文章にまとめるのが好きなので、いまでもたまに、こうやってビールでカラダを消毒しながら、だらだらどうでもいいことを書きたくなりますね。まあ、ねこの爪研ぎみたいなもんかな。ふだんはあんまり時間がないので、最近はあんまり書きませんけど。今日は移動距離も長かったし、ちょうどいい機会かな、と思って。
そう、さっきもどっかに書きましたけど、スワンナプームはすごいですよ。シンガポールのチャンギと双璧ですね。その間にあるマレーシアのクアラルンプールの空港には行ったことがないのですが。むかし高校生の頃、世界史を習ってた頃は、東南アジアとかってまったく興味のカケラもなかったのですが、いまは超々好き。この多様性が東アジアを救う気がします。東南アジア、ASEANも20年後くらいに、いまのEUみたいにゆるやかな連合体を築けるんじゃないかな。そしたらもっと陸路の旅も快適になるかな。
出版社を辞めて、インドシナをぐるっと1カ月半かけて一周してから、この年末でもう10年になるんですよ。早いですよね。その後もああいう旅を重ねられるかな、とぼんやり思ってましたが、ぜんぜんダメですねー。とてもわかりやすくいえば、お金があるときは暇がなくて、ヒマがあるときはお金がない、みたいな。まあほとんど後者でしたが。(笑)
なんの話でしたっけ。
あ、そうそう、直行便か経由便かでいうと、スタアラの特典旅行、いまユナイテッドのホームページで予約できるんですけど(知ってました?奥さん!)、本気で予約するつもりなくても、見るだけでも楽しいですよ。ふつうにハノイ行きとか入れても、なんか北京とかソウルとか上海とか経由で、2回乗り換え、つまり3本も飛行機に乗れる選択肢を紹介してくれたりして。僕が学生とかで死ぬほど時間が余ってたら、喜んでやるけどな。なんか北京に飛んで、ソウル行きに乗り換えて、そこからアシアナでハノイへ、みたいな。まあ、空席があれば、トータルの距離とか便数とかは、あんまり関係ないでしょうからね。
なんの話でしたっけ。
そうそう、旅慣れた人とかで、よく飛行機のご飯にケチつけてる人がいますけど、僕は元来が貧乏育ちなので、ただでいただける(ただじゃないけどw)ご飯は、もう超うれしいですね。どんなもんが出てきたとしても。バンコク行きは、ポークソテー。厚手の豚肉のソテー? おいしかったです。ニンニクとココナツミルク?が効いてて。そのあと到着間際にマンゴスチンのアイスまで出してくださり。もう感動ですよ。タイ航空、最高って感じ。
あ、スワンナプームでこないだ着陸に失敗してずっこけたタイ航空機は、さがしてみたのですが、見当たりませんでした。残念。
僕は過去に負傷した飛行機を二度見たことがあります。一度目は、福岡空港でガルーダインドネシア機が離陸に失敗して墜落炎上したとき。もうひとつは、那覇空港でフィリピン航空。テロで座席の下に爆弾が仕掛けられ、飛行機に穴が空いて那覇に緊急着陸したという。
傷ついた飛行機を見るのは本当にツライですね。人間が作ったモノである以上、完璧というのはないのでしょうけど、そして人間世界に争いごとが絶えない限り、飛行機が痛めつけられる事態というのもなくならないのかもしれませんが、少しでも無事に多くの人たちを安全に遠くへ運んでいただきたいモノです。なんかテキトーなオチですが。
宿の冷蔵庫、いわゆるミニバーに入ってたビアハノイ350ml缶2本がなくなったので、くだらない文章をだらだら書くのもこのあたりで終わりにすることにします。
あ、そうそう、最後に付けたし。
ハノイのノイバイ空港で、例のXperiaに地元のSIMを挿してもらって、ネット使い放題にすることができました。350000ドンだったかな。35万ドン。1700円。なんか、聞いてたのに比べて、けっこう高いかな、と思ったのですが、auとかのデータローミングに比べたら、ただみたいな値段です。1か月、高速ネット使い放題、だと思うので。
なんか急に眠くなってきたので、そろそろ寝ますね。
自宅に電話できなかったので、ひとりで留守宅を守ってくれてる母が心配。
明日電話しよう。