次なる単行本の作業を、地味に続ける今日この頃。
取材したテープを文字にしたテキストファイルがあるんだけど、それを昨日今日で
いくつかInDesignに流し込んでみた。前に作った技術連載本のフォーマットを利用して。
不思議なモノで、秀丸上でふつうのMSゴシックとかで読んでてもピンとこないんだけど
InDesign上でそれなりのフォントで、本になるくらいのサイズの文字の大きさで印刷して
読んでみると、ひとつひとつの取材の全体像が見渡せて、すごく作業が進めやすい。
むかしパワレポ時代、Kさんっていうデスクがいて。その人は社員なのにひとりで
特集とかの執筆をやってしまう強者というか、変な人だったんだけど、締切ギリギリの
編集部でMacに向かって、Quark Expressで、白紙のページに文字原稿を入力してて。
こんなに落ちやすいソフトで、それも使いづらいMacで、よく文章を打ち込めるな、
この人、って尊敬と軽蔑?の混ざり合った視線を送っていたことを思い出した。
DTPがWindowsになったとはいえ、なんか当時のKさんと同じようなことをしてるなぁ
と苦笑いする自分がいる。
それはそうと。
まだテープ起こしは半分以上残ってるし、追加取材もいくつか行わないといけない
んだけど、すこしだけ、先が見えてきたかな。
なんだか楽しくなってきた。
今年中は無理だろうけど、来年の春くらいまでには出したいなぁ。この本。
タイトルはもう決まってる。まだ発表できないけど。ものすご~くストレートな
タイトル。これしかない、というくらいの。(笑)
9月のラオス、ベトナム行き、もしかしたらスケジュールを確保できるかも、と
思いはじめた。微妙に、今日あたりから関係各所に根回しも始めた。
あとは某社が変なタイミングで新しいデジイチを発表しないでいてくれることを
祈るのみ。(x x)☆\バキッ