梅雨の晴れ間に、DP1を連れて出勤。
昨日は家を出るとき、青空がのぞいていたので、D300とDP1の両方を大きめのカメラバッグに
放り込んで出かけた。が、大失敗。どんどん天気が悪くなり、肩ひもだけが重くのしかかった。
今日みたいな日のために、DP1っていうカメラはあるんだと思う。
たしかに空気みたいに軽いこのカメラを持って歩いてると、死ぬほど重いカメラなんて
この世に必要ないんじゃないか、っていう気になってくる。いや、そんなことはないんだけどね。
しっかし、このDP1っていうカメラ、ほんと、被写体と撮影者を選ぶカメラだと思う。
よく、カメラを持って歩いてると、カメラが自分の肉体の一部になったような、って言い方を
するけど、このDP1の場合、逆。
自分がDP1の出先機関?になった気さえする。つまり、被写体を見つける係、構図を整えて
シャッターを押す係……。王妃にぬかずく奴隷みたいな気分になる。
まあそれほどなんつーか不思議な存在感を放ってるカメラだな。
こんなやついねーよ。