かけ、っていいですよね。
…かけの美学というか。めちゃめちゃ愛し合った男と女が別れていくさまとか。食べかけとかさ。写真的にも、壊しかけの建物とか、めちゃめちゃフォトジェニックだよね。あと、脱ぎかけとか。笑
そのテンポラリーな状態というのが人の目を惹くんだろうな。
で、40D実践使いこなし本の編集作業が終わりかけて。なんとなくのこの寂しさというのは、なんなんだろう。
いまふと思ったんだけど、今回のムックも本当にキツくて、いろいろ新しいことも試して、だから編集者としてのオグラもわずかながら成長できたと思われ。目に見えない、脱皮した過去の自分の姿に対して、寂しいという心持ちを覚えてしまうのかもしれない。
たとえば、中森明菜がセカンドラブで歌ったような、あのある意味めまいにも似た、けだるい感じ。
この日記を書き始めたとき、オチは卵かけご飯だ!と固く決めていたのだが、そんな自分が恥ずかしくなってしまうような方向へ流れてきてしまいましたね。
なんか新しい仕事がしたいなあ。いままでと少し脳みその違う部分を使うような。