重版祈願

毎日のように、というか、パソコンを開くたびに、『EOS-1D MarkIII 完全ガイド』の売れ行きを、
Amazon
http://www.amazon.co.jp/dp/4844324764/
と、
ヨドバシドットコム
http://www.yodobashi.com/enjoy/more/i/cat_36230034_34887024_39287337/76066960.html
で見てる。

Amazonのほうは、売り上げランキングがリアルタイムで表示され。
1時間か30分かごとに、刻一刻と変化し。

ヨドバシのほうは、日本中のリアル店舗での在庫の様子もビジュアルに
表示されるので、日本各地の1D MarkIIIユーザーが(あるいは未来の1D MarkIIIユーザーが)
1D MarkIII 完全ガイドを購入してくださっている状況が、リアルタイムで手に取るようにわかる。
で、ネットショップたるヨドバシドットコムでは、在庫僅少であるらしく。

うれしいなぁ。自分が制作に携わった本が売れることほど、編集者をやってて
よかったなぁ、って思うことは、ないよね。それだけ世の中で広く評価されてる
っていうことだから。

1D MarkIII本は、扱ってるカメラも高級機だし、本の値段も高いので、
ぶっちゃけ部数は抑えめにしてある(と思う)。もちろん、それなりに、はければ
(出しただけ売れれば)、ちゃんと赤字にはならないように、設計はしてある。

けど、もしこの豪華本の『1D MarkIII 完全ガイド』が、最初に刷ったのの大部分が
売れて、刷り増しをしましょう、ってなったら、どれだけ嬉しいことか。

べつに、この本が重版かかったからといって、小倉の懐にざっくざっく
入ってくる訳じゃないけど、でもやっぱりうれしいよね。

出版業って、最近、いろんな出版社がバタバタ潰れてるのでわかるように
儲かんない、よね。とくに最近は、ネットとかが普及して本なんかみんな、
読まなくなってるし。
で、出版社が儲かるのは、出した本がいっぱい売れたとき。
そりゃあ、当たり前だって。(笑)
重版っていうのが、そうで。最初に見込んだ部数よりも、たくさん買って
いただけたときというのは、制作費というのは最初の版でちゃんと計算して
あるから、二回目からはまるまる儲かる、というか……。

世知辛い話ですが、でもそう。

1D MarkIII本がもし重版かかったら、小倉が2007年に出した本、5冊のうち4冊が
重版、ってことになる。それはすごくうれしいこと。ちなみに、あと1冊というのは、
デジカメ用語集。こちらはいきなりどーんと売れることはないわけで、何年かして
改訂版が出せれば、御の字、という感じで。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください