アンコール遺跡に行って、帰ってきました。
朝の9時すぎに出発して。あ、ホテルのフロントでトゥクトゥクのドライバーのおじさんに
アンコール行かない? 8ドルでいいよ、っていわれて、そのままOKして。昨日のこと。
今日はアンコール・トムを歩き回って、疲れて、午後のアンコール・ワットを中止して
そのまま帰って来ちゃいました。お昼は王宮そばのお店で、ヌードルスープを。もちろんチキンです。
その前に、あんまり疲れたので王宮跡のなかにある売店でクラウンビールという聞き慣れないビールを
飲み。2ドルでした。あまりにも高い。ヌードルスープは1.5ドルで、一緒に頼んだレモンティは、
2000リエル(0.5ドル)でした。レモンティ、メチャうまでした。
そういえば、注文を取るとき、お店のおばちゃんが、飲み物は?って聞くから、アイスレモンティ、
って答えたら、ビールじゃないの!?って聞き返してきて。ったく、人をなんだと思ってるだ。(笑)
いや、私のことを、よくご存じでいらっしゃる。(爆)
アンコール遺跡のチケットは3日券(40ドル)を買ってありますので、明日も明後日も、
行けます。その気になれば。(笑)
今日はこのあと、ネットカフェに行き、原稿と写真を編集部に送り、そのあと、夕方の散歩に出かけ、
そして午後7時くらいにスープドラゴンに行って、ひとり鍋をしようと思います。
あ、そうだ。大事なこと、書くの忘れてた。
50mm F1.4が、こわれました。
トゥクトゥクに乗って、50mmを着けて、写真を撮ってたんですね。でも、なんか変で。
シャッターが下りない。ん?と思って、電源を入れ直してみたのですが、やっぱり変。よくみて
みると、50mmのピントリングが、ほとんど動いてない。無限遠から3mあたりまでしか、
動かない。う~ん、カメラバッグに押し込めて、強い衝撃を与えたかなにかした、んでしょうね。
けっこうショックかも。あんまりこの旅で、使ってあげられてなかったし。いいや、たぶん、
旅行保険がおりるでしょうから、それで、とりあえず、修理しましょう。
しかしショック。まぁ、いいや。
けど、けっこうヤワなんだね。単焦点レンズ。50mmなんて、いちばん壊れなさそうな
気がするけど……。こんな調子で、24mmが壊れちゃったら、おれ本気で泣いちゃうよ。
けど、さっき、レッドピアノでミックスジュース(2ドル)とタイガードラフト(7時まで1ドル)を
飲んでたときに考えていたんだけど、ふつうに考えると、俺ってダメダメな男だよね。たとえば、という
ことでいうと、恋とかする資格すら、ないんじゃないか、って。だってほら、貯金ゼロでしょ。それどころか
借金はいっぱいあるし、定職にも就いてないし、そのうえレンズは壊れるし。持っているモノとしたら、
そうだなぁ、希望と夢、くらいかな。(笑)
なんて儚い持ち物なんだ。。
まぁ、いいや。バイヨンの創設者、大乗仏教を信奉していたという●●7世に、元気をもらおう。
意味分かんないけど。(笑)
今日はじつは、あんまり天気が良くないんです。こういう日は、あんまり外を歩いていても
楽しくないのだ。なんつったって、写真っていうのは、太陽の鉛筆、だからね。(c)by S.Tohmatsu
といいながら、だらだら日記をしたためる私。
バンコクへ、22日か23日あたりに出発することになると思うのですが、
飛行機で行っちゃおうかなぁ、なんて、考えたりもしてたのですよ。1万5千円
くらいだと思うんだけど。でもやめた。陸路にする。陸路だと、たぶん、6ドルくらい。(笑)
なんという、この格差。陸路のほうが、道中、死んでしまう確率も、ほんの少しは低いと思われ。
わかんないけど。
あ、アランヤプラテートには、寄りません。
そばを通るだけで、いいや。
アランヤプラテートって知ってますか? 池澤夏樹さんの書いた珠玉の恋愛小説『タマリンドの木』の
大事な舞台となった町ですよ! 僕がベトナムに住もうと思ったのに、この小説は少なからず影響を
与えているといえるかもしれない。よかったら、読んでみてくださいね。
この話、書いたっけ。コマというのは、表面に書かれた色が完全に混じり合う直前が
いちばん美しいのだ、っていう言葉を、どこかで聞いたことがある。
人類も、そうじゃないかな。前世紀あたりから、この混じり合い、急速にその度合いを深め。
だから変な意味じゃなく、僕もあちこち、歩き回っているわけさ。
ひとつ、標語を思いついたのね。
犬も歩けば小倉も歩く。
どう? 悪くないと思わない? なんか、そこで顔をしかめている人の姿が
数人分、浮かんでくるんだけど……。まぁ、いいや。
気が向いたらメールください。どうせ、旅はあと1週間で終わり。
日本に帰ったら、ベトナム移住に向けて、火の玉になって仕事をするよ。
いままでの何十倍も貪欲に。人から仕事を奪うくらいの勢いで。(笑)
よろしくね。>ALL