校了まぢか。

出版業界に籍を置いている人間として、やはり校了という言葉が好きです。
そういうわけで、なんとかかんとか、『EOS 30D完全ガイド』が、校了のときを、迎えつつあるわけで。
この2カ月、僕の青春のほとんどをもっていってしまったプロダクツなので、それなりに思い入れはありますよ。たぶん、自宅でPCを開いてるあいだは、1時間半毎にAmazonにつないで、売り上げの推移を確認することでしょうね。

2週間後から、ラオス撮影旅行に行ってきます。そればっかり言ってますが。クメール文明発祥の地といわれる、ワット・プーは、どんな笑顔で僕を迎えてくれることでしょう。

今日の東京は、なかなかに複雑なお天気でした。快晴だったり土砂降りだったり。
まあ、僕の人生に似ている、なんてセンシティブな哲学青年みたいなことはいわんと、会社の4Fの窓から撮った、東京の空の写真なんかを、載せたりしてみますかね。
MOVABLETYPEで横位置の写真を載せるとき、横のピクセル数をいくつにするか、いつも迷う。
とりあえず今回は500にしてみましたけど、どんなもんでしょ。

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canon EOS 30D+tamron 17-50mm F2.8
めずらしくDPPでraw現像してます。ひまだったもんで。(笑)

30D完全ガイド

なんとか5月30日の発売日に間に合わせることが、できそうです。『EOS 30D完全ガイド』。
発売元のインプレスのサイトでは、もう予約を受け付けてるみたいですね。
http://home.impress.co.jp/reference/57597.htm

こんな表紙になりました。

30d_kanzen.gif

まだわがAmazonでは見ることができないようです。

昨年の秋にやってた『α Sweet Digital完全ガイド』と比べると、なにかどこか、取り組み方にもだいぶ違いがあって、まあ当たり前だし、おもしろいといえばそうだし、なんかなんでもこい、っていう気に、だんだんなってきたことだなぁ、という気がします。

この週末、最後の追い込み(色校チェック)をして、来週からは次なるプロダクツに取り組みます。

インドシナンカメラ

6月5日からのラオス旅行に持っていくカメラを、毎日、毎日、ずっと考えてる。いまの僕の愛機は、ニコンD200、キヤノンEOS 30D、そしてコニカミノルタのα7D。旅行にデジタル一眼レフを3台も担いでいくほど体力を持ち合わせていないので、必要十分な台数ということで、このうちの2台を持って行くことになると思う。このあと、別のデジタル一眼レフがエントリーしてくる可能性も、ないとはいえないけど、まあその可能性は限りなくゼロに、近いかな。あ、わかんない。フリーランスなのに、そんな欲のないことを言っていては、いけませんね。(笑)

ボディを選ぶということは、当然、それにまつわるレンズも自動的に選ぶということに、なるわけで。自動的に、というのは、違うか。ボディを選んだあとで、こんどはそのマウントのレンズを手動で選ぶという作業が、また待ってる。

コニカミノルタのα7Dは、なんか今回は持って行くべきではないか、という思いが強いのね。やっぱりコニミノの色がむちゃくちゃ好きだし、旅行に持って行ってあげたことって、まだ一度もないし。まあレンズもそれなりにいっぱいあるし。

で、もう一台をD200と30Dと、どっちにするか、というのを、ずっと悩んでる。順当に考えれば、D200なんだけど、なんか今回は30Dと戯れたいな、という気持ちがないこともないわけで。理由は自分でもよく分からないんだけど、なんとなく。ムックを作るという理由で購入し、編集部でデスクワークをしながら、操作をなぞったり、背面液晶モニターのキャプチャーを取ったり、あるいは撮影ロケの時に、予備ボディとして、カメラマンさんに使っていただいたり。そういう、なんか日陰者みたいな扱いを、ずっとしてきたから、たまには日の目をみさせてあげたいな、という気持ちからかな。たぶん、自分なりに分析すると。

で、前から書いてるように、問題はレンズで。いま30Dに着くレンズって、シグマの30mmしか、持ってない。さすがに、1ボディ1レンズじゃあ、旅行に持って行く醍醐味に欠けると思われ。もう1本を、何にするか。そのことで、ずっとアタマを悩ませている。

たまにマップカメラのサイトを見てみたり。

いま思ってるのは、85mm F1.8とか、sigma 10-20mmとか、あとはなんだろう。ふつうのズームとか? それこそ、sigma18-50mm F2.8とか、sigma17-70mm F2.8-4.5とか、あとはtamron17-50mm F2.8とか、かな。

いまtamronとヨドバシのサイトを見たんだけど、17-50mm F2.8、激安。4万円で買えるの??? 超ビックリ。これに決まりかな。キヤノンのEF-S17-55mm F2.8 IS USMの、なんと1/3の値段だよ~。なになに~、発売日は5/18。キヤノンマウントがニコンに先行するのね。ふむふむ。これだな、きっと。買うべ。

それにしても、鬼のような安さだなぁ。うーん、技術革新、恐るべし。
このレンズを買って、ラオスの人びとを、山ほど写真に撮ろう。

なんか、イメージ湧いてきた。それにしても破壊的な価格だ。sigma18-50mm F2.8が、たしか6万円くらいしてたから、ほんと、価格破壊としか、言いようがないですね。あんまりいいたくないけど、光学性能とか、きっとまったく違うんでしょうけど、ニコンの17-55mmは、ふつうに買うと14万円とか、するんだよ。

うーん。いいのか、こんなに安くて。それにしてもびっくりだなぁ。
発売されたら、すぐ買おう。うーん。うーん。
もしかして、kakaku.comとかに載ってる安売り屋だと、もっと安く買えるのかな。
ちょっと見てみよう。

って、なんか、tamronの宣伝みたいに、なっちゃいましたね。(笑)

30Dにつけるレンズ

EOS 30Dムックの制作が順調に進み、記事制作用に個人で購入したEOS 30Dの処遇を考える時期が近づいてきたように思う。僕は基本的に、使わないカメラは手もとに置かない主義なので、EOS 30Dを今後使わないと決めたら、さっさと手放すに限ると思われ。

いまEOS用のレンズで所有しているのは、シグマ30mm F1.4。それと、ずっと昔の銀塩EOSについていた最初期のEFレンズ、35-70mm F3.5-4.5Aっていうやつ。名称の最後のAは、たぶん、AF専用という意味だと思われ。このレンズ、ピントリングがついてない。省略されてる。この割り切り方も、すごいと思うが……。

EOS 30Dにぴったり似合うレンズって、なかなか見つけられない。前にインドシナを一周したときに持って行った24mm F1.4は好印象だけど、いかんせん高すぎ。いまの債務超過状況がずっと続く小倉には、どうしたって手が届くわけもなく。こんど新しく出るEF-S 17-55mm IS USMとかは、すごくよさげだなぁ。ボディとのバランスも、絶妙という気がする。USMだけあって、AFもすっと合う。50mmの単焦点を揃えれば、30mm、50mm、17-55mmで、あるていどまとまりが出てくるかな、という気がする。30D本のギャラが入ったら購入しますか。って、EOS 30D、手放すんじゃなかったの?(笑)
あー、まだわかりませんよ。まだどうもしっくり馴染んでないし。やっぱりどこまでいっても、AFというものが、小倉はキライなんだと思う。会社に入って5年間、ずっと手でピントを合わせて写真を撮ってたからね。体がそういうふうに、なっちゃったんだね。これも一種の職業病だよ。ピントを自分で合わせないと、写真を撮った気にならない、という……。いいんだかわるいんだか、わかんないけど。

さっきも書いたけど、EOS 30D完全ガイドの制作作業は、とりあえず順調に推移しています。昨日今日の連休の合間に、最大の懸案事項も片が付いたし。あとは、いくつか残った、小さなページを丁寧に作っていくだけだ。

それにしても、ひとりで機種本を作るのにも、もう飽きてきたなぁ。アーキテキタ。なんか、新しいフェーズというか、新機軸というか、そういうものが求められているんじゃなかろうか。機種本じゃなく、まったく別のタイプの本を作るとか、もしくは雑誌の編集という仕事を離れて、ぜんぜん違う種類の仕事に従事するとか、なんかそういうたぐいのこと。

2006年の夏は、微妙に忙しくなる、そんな予感がある。
去年の夏は、D70sの本を2冊連続で作って、まったくなかっただけに。

デジタル公募。(その2)

デジタル公募。について、追加情報、というのでもないけど。
電車の中とかで、すごく暇なときに、自分の書いたブログとかmixiとかを読み返してみて、すごいせっかちな文章だな、もうすこし説明を厚くすればいいのに……と思うことって、すごくよくある。ひとつ前の、デジタル公募。もそう。

正確なタイトルはデジタルコンテンツの社内公募、だよね。デジタル公募っていったら、ひとつぼ展や写真新世紀みたいなデジタル写真の公募展だと、勘違いされちゃうでしょ。(笑)

まあそれはいいとして。こないだ、ある若い編集者に、ネタの代理応募をお願いしたら、言下に断られた、って話を書いたけど、そのときに思ったのは、こういうこと。

つまり、彼は、手続き上の問題とかで、あとで責任を追及されたりしたらおもしろくない、って、僕がお願いしたときに、直ちに考えたんだと思う。でもね、編集者っていうのは、彼はとくに、趣味の雑誌の編集をやってるんだから、それもIT系出版社で、だから、新しいモノとか未知のモノに、面白がる感性を持ってないといけないんだよ。

編集長にその場で言いつけたら、それは小倉の人望がないからだ、といつもの調子でいってたけど、それはそうかもしれないけど、僕に言わせれば、新しいモノとか、面白そうなものに対する触感が、まるっきり退化してる気がする。

こんなこともあった。最近、某レンズメーカーに取材に行って、すごく楽しくて、いっぱいいい話をしてくださって、これは技術連載、2回分になるな、といままでの経験から、僕はそう感じて。彼に提案した。上下2回でやろうよ、って。テープ起こしをする前。取材に行った次の日あたりに。そしたら彼は●●さんと●●さん、とデスクと副編集長の名前を挙げて、まず相談してみます、って。即座に。

相談する前に、お前はどう思うんだよ。っていいたかった。言ったけど。(笑)
いまの子って、いい意味でケンカすることを知らない気がする。僕が社員でいた頃は、編集会議は常にケンカだったね。相手が誰であろうが、つまらない連載、人気のない連載は、さっさと終わらせろ、っていってたもん。(笑) B型は協調性がなくていけないね。(笑)

なんだっけ。いい意味でケンカをしませう。っていうのが、今日のオチですか? 若手の編集者への個人攻撃ですか? いやちがう。

捨てる神あれば拾う神あり、っていって紹介したデスクと、その後、話す機会があり、先日は企画提案を助けてくださってありがとうございます、っていったら、企画が通ったら、いっしょに本を作りましょうね、っていってくれて。すごいうれしかったなぁ。この瑞々しい感性が、編集者には絶対に不可欠な素養だと思う。

たとえば、僕が出した企画が万が一とおって、じゃあ人を募って事業化しよう、っていうときに、代理提案を蹴った男は、そりゃあ、誘えないですよね。どんなに優秀でも。逆に、人が困ってるときに助けてくれた人は、自分がどうなっても恩返しをしようっていうのが人情でしょう。ねぇ。

いちばんいいたいのは、一瞬の判断が、人の人生を大きく変えちゃう、ことってあるんだよなぁ、ということ。いや、別に僕の出した企画がすんなり通るかどうかは別にして。いや、僕の出した企画は、きっとすんなり通るんだけど。(笑)

ある人が、いい企画を出しても、選ぶ人にセンスがなければ……なんてことをいってたけど、それは違うな。選ぶ立場にいる人を唸らせることができないのに、世の中の広範な人びとの支持を得られるなんて、無理に決まってるじゃん。

ということを、ソニーの中村さんの、『経営は「1・10・100」』で知った。いいアイディアが浮かんだとしても、それを世に出すためには、ものすごい努力がないとダメなんだよ、って。ちょっとかなり目からウロコ。いままでの僕は、わかる人だけに分かってもらえればいいや、という考え方を基本的には、してたので。すこしずつ、わからない人にもわかるように、すこしだいぶ、工夫というのをしてみようかな、と考え始めているところ。

長文失礼。