2001年8月

日記

●平成十三年

・8月5日(日)

おはようございます。小倉です。

今日は本当は、外房のほうへ水着のおねえさん方を撮りに行こうと思っていたのですが
天気も良くないし、なにより、うだるほどの暑さがないので、モチベーションが上がらず。
で、起きたのも遅かったので、きっぱりやめました。(笑)

その代わりと言ってはなんですが、ライカM4-2とコダックDC5000をもって
表参道あたりへ繰り出してきます。え、ハッセルは持っていかないのか、って?
あ、ハッセルはちゃんと明日、活躍の場を与えてあげるから……。ふふふ。

以下メモ。

最近気になった新聞記事。

一昨日の朝日の夕刊の、中国の作家「余秋雨」さんを扱ったエッセイ。
今日の毎日の朝刊の河合隼雄さんの「待つことが大事だよ」という話。
今日の毎日の書評、池澤夏樹さんの書いてた「ホワイト・ティース」。

いやぁ、ホント新聞っておもしろいですよね。私、雑誌の編集者としては
アルマジロだと思うんですけど、月に雑誌って、ほっとんど読まず。テレビも
1週間に5分も見ないと思う。だって、つまんないんだもん。時間の無駄。
けど、新聞は毎日読んでます。取ってるのもいまは毎日です。多分死ぬまで
毎日新聞がつぶれない限りは毎日新聞を読むと思う。朝日の硬質さには
もうついていけない。あ、上に書いた朝日の記事は会社のそばの中華料理屋で
読んだの。店員のChineseのおねえさんが読んでたのを奪い取って。(笑)
近いうちに必ず、図書館かどっかでGetして、内容をお伝えしますゆえ。

あ、芙蓉鎮、見終わったよ。昨日の午後に。クーラーが効く、となりの部屋(居間)に
DVD装置を移動して。25型?の大きなテレビにつないで。キリンの出たばかりの
カン酎ハイを飲みながら。

なんかね、シリ切れトンボのような気がしたのね。変だなぁ、変だなぁ、と思って
いろいろネットで検索してたら、オリジナルに比べて、DVDの収録時間が25分
少ないことに気がついた。オリジナルは165分なのに、DVDだと140分。
で、もっと調べてみたら、中国映画のストーリーを詳しく紹介してくれてるサイトに
つきあたり。で、わかった。DVDだと、主人公たちが、いきなり苦役として掃除を
させられてるシーンで始まるんだけど、オリジナルだと、あの前に、いっぺん
米豆腐屋を繁盛させてて、それを共産党幹部に根に持たれて、で、不当にブルジョア分子
だとか烙印を押されて迫害され……。その大事な大事な部分が、すっぱり削られちゃってる。
この部分がないと、文革の、なんというか、奥深さというか、陰影の濃さというか、
そのへんがスポイルされてしまう、そんな気がする。

この、DVD版の改悪(?)は、単に商業的な理由で行われたのか、また、
そこには当局のなんらかの意図が働いているのか、どちらかにわかには判断できないけど
いずれにしても、中国という国の大きさ、したたかさを感じずにはいられない。
となりのちっぽけな島国の住人の、勝手な思いこみかもしれないけど。(笑)

たったいままで、映画「I Love ペッカー」を見てました。
うん、すごくよかった。

happyな映画だね!

ずっと前から、親友のマキに、すごくいいから、見ろ、ってずっと言われてて。

映画でも本でも、彼女が「いい」っていうものに、ハズレはいっぺんもなくて。

うん。なかなか痛みもあって、けどハッピーエンドで、映画としては
ものすごく、上質の部類に入るんじゃないかな。

マキがね、この映画を見てると、小倉のことを思い出す、って言ってて。

ふふ。冒頭の場面から、主人公の彼、なんか他人のような気がしなかったもん。(笑)

それから、ヒロインの彼女、すんごくかわいい。たいぷぅ。(^^)
そんでもって、名前が、シェリーっていうんだよ。ふふ。歌っちゃおうかな。

こないだ見た「バグダット・カフェ」でも、最後は大騒ぎでハッピー・エンドって
なったけど、これってアメリカ人が好む映画のひとつの正しい終わり方なんだろうか?

うん、でも、わるくないよ。キュレーターの彼女とか、ホイットニー美術館の彼とか。
かわいい妹とか、おばあちゃんとか、親友とか。あとみんな。

この映画を見たあとで、ん?ボルチモアってどこにあるんだ???と思って
部屋の隅にあった地図帳を引っ張り出してきて。で、探してみた。最初、広い
アメリカのなかで、見つけることが出来ず、巻末の、五十音別地名一覧で、なんとか
みつけた。ふむ、東海岸、ワシントンとフィラデルフィアの近くなのね。

こないだ9月にNYに行こうと思う、なんて書いたと思うけど、あの計画は99%
ボツったけど、でも、いつかNYに行くことがあったら、かならずボルチモアにも
寄ろうと思う。もちろん、フィラデルフィアにもね。

今年の9月に行くのは無理そうだけど、でも、そんなに遠くない将来に、必ず行くよ。
世界の中心のNYに。きょう「I Love ペッカー」をみて、また強くそう思った。
とくにホイットニー美術館は、絶対にはずせないな。(笑)

けど、映画通のマキによると、この映画を作った監督、ボルチモアから出たことが
ないっていうくらい、この街を愛し、この街を舞台にした映画ばっかり作ってるんだって。

なんか、励まされたな。こないだからね、津田沼の街で、写真展ができないかなぁ、って
ずっと思ってて。横浜じゃないから、ギャラリーとか、写真展会場とかって、ぜんぜん
ないんだけど、さ。でも。

自分のこだわりとして、自分のホームポジション、ホームタウンで、最初の写真展を
開くというのは、きっと、すごく正しい行為だと思われ。ね。そう思うでしょ?(笑)

・8月9日(木)

今日、長崎原爆忌。毎年のように平和式典に取材に行っていた頃を思い出す。
とくに50年目のその日。浦上天主堂へ、早朝のミサの様子を撮影に行って。
新聞やテレビで報じられる早朝ミサは、それはそれは厳かなもので。
けど、実際はといえば、それほど広くない天主堂のなかを、所狭しと
テレビクルーや新聞社のカメラマン達が、“絵になる”被写体を求めて
すごい勢いで行ったり来たりして。とくに、ちょっとかわいらしい小さな
女の子なんかが手を合わせてたりすると、みんなそこへばっかり群がって。
いやだったな。ほんとに、いやだった。けっ、と思いながら、写真を撮ってた。
私が選んだのは、老婦人ふたり。西部(九州、山口版)では使われなかったけど
東京発行の1面トップをかざり。興味がある方は図書館とかで見てください。
たぶんクレジット(名前)も入ってたと思う。

私に対してすごく厳しかった、T支局長が、小倉が撮ったまともな写真を
初めて見た、なんてことを言ってくれ。その言葉が、すごくうれしかったな。

えー、いま私がいる場所の解説を致します。千代田区三番町……。あ、会社ですね。(笑)
時間は暦が変わって8月10日土曜日の午前零時20分過ぎです。そろそろ終電が
市ヶ谷駅を通り過ぎる時刻ですね……。(涙)

話を元に戻しますが、わたし、新聞社のカメラマンとして、福岡に5年いて、
その間に九州、山口各県には何度かずつ行ってる。取材で。でもね、どういうわけか
不思議と、その県との相性みたいなものってあるんだよね。長崎にはずいぶんたくさん
仕事で訪れたけど、ほんとにいい思い出しか、ないなぁ。ちなみに、ここはどうも
相性がよろしくないなぁ、というのは、熊本。行った回数も少ないんだけど、
行くたびに何かしらのトラブルに見舞われ。オレが悪いのかなあ。ま、それはいいや。

会社を辞める直前、97年の1月、芥川賞候補になった、長崎市役所の職員の方の取材に
行ったときのこと。そのときは残念ながら彼は受賞をのがしたんだけど、懇意にしてる
新聞社各社の学芸部の記者が、ちょっとした残念会みたいなものを催し。私もそこへ
出かけていった。そしたらどういうわけか、こいつ、もうすぐ会社を辞めちゃうんですよ
って、うちの学芸のS記者が言い出し。そしたら、初めて会ったN新聞の記者の方が
それは残念だねぇ、お前んとこ(M新聞。笑)は、元気のよさそうなヤツは、みんな
辞めちゃうなぁ、なんでだろうね?なんて、しみじみつぶやいて。

なんかこの人のためにも、新しい職場で頑張らないと……って、変な決意をしてた。

あれからもう4年半もたつんだねぇ。長いねぇ。ホントは2年の予定で
入った会社だったんだけどねぇ。(笑)
出版社で編集をしたら、文章の勉強ができるだろう、っていう目論見があったの。
気がついたら、でも、いまはデジカメ雑誌を作ってる。不思議だねぇ~。(笑)
やっぱり、写真からは離れられないんだろうな。離れる気もないけど。

こないだ撮った会社のおねえさんに、今日、銀塩のほうの写真を渡した。
わざわざ別の階から、取りに来てくれた。ありがと。
デジカメのほうは、撮った当日に、すぐにthtにアップし。便利だねぇ~。(笑)
感想とか、メールが来なかったから、あ、もしかして気に入ってくれてないのかな、
私、こんなじゃない!って怒ってるのかもなぁ、なんて、ちょっと心配してた。
そしたら今日、あの写真、わたし、気に入ってますよ、なんて言ってくれて、
まずは一安心。次の撮影会も、あるかな? どうかな? きっとあるよね。(^^;

それとね、今日、写真といっしょに、齋藤亮一さんの写真集「バルカン」を
あげた。四谷のモールで買った、著者のサイン入りの私の宝物だったんだけど
なんか、会社に来る途中に急に思いついて、あげることにした。こっちも
気に入ってくれるとすごく嬉しいな。この写真集を彼女が好きかどうか、というのは
私のなかで、けっこう大きなこととして、ある。(かもしれない。)

なんて、プレッシャーを掛けるつもりはないんだけど。(笑)

彼女は私よりもうんと若いのに、すごくしっかりしてる。
あんまり大きな声では言えないけど、うちの編集部の女性とかよりも、
年下のハズなのに、けどしっかりしてるんだ。
話してたら、それはすぐにわかるよ。で、聞いたら、やっぱり長女なんだって。
しっかりした親御さんに育てられたんだろうなぁ、って容易に察しがつく。

自分が4人兄弟だから、というのも、きっとあるんだろうけど、私、自分でも
子供をたくさん持ちたいと思ってる。兄弟が多いことは、どんなことよりも、
子供が最初に学ぶ人間関係、社会勉強だと思ってるから。経済的なことを考えなければ
最低でも、子供は3人ほしいな。

そういえば、もうすぐ沖縄から帰ってくるはずの、私のらぶらぶのメル友
優子ちゃんも4人兄弟だね。彼女は一番上だ。さすがにしっかりしてる。若いのに。

早く帰っておいで~、って言っても詮無いことだけど。

なんか最近、心にぽっかりと穴が空いたような、何か大事なことが欠けているような
そんな気持ちがずっと続いてて。で、気がついた。やっぱり優子ちゃんとのメールの
やりとりは、自分のなかでホントに大事な行為なのだなぁ、って。

どうも小倉は、明日から明後日にかけて、南房総(外房)の某カメラマンさんの
お宅へ、編集部の何人かと連れだって、お世話になりに行くらしい。その場所というのは
先週、天気が悪くて、行くのを断念した、御宿なのだ!!!!!

カメラは何を持っていったらいいんだろう。夏の浜辺とかだと、レフ板は必要
ないのかなぁ。などなど、悩みは尽きない。(笑)

けどさ、今日は天気が悪いから南房総へ写真を撮りに行くのはヤメだ!って
日記に書いた日に、ふふふ、津田沼は天気悪くても、こっちは晴れてますよ~、なんて
メールをもらうとは思わなかった。嬉しかったし、ニヤニヤした。こんにゃろ~、って
ちょっとだけ思った。でもいいんだ、

僕にとっての今年の夏は、明日、スイッチがオンになる。

今日、写真を渡した会社のおねえさんも誘ってみたけど、でも難しいよね。
仕事が忙しいだろうし、まだそれほど親しくないし。でも、連れていきたいな。
私のことをもっとよく知ってもらうためにも。

・8月10日(金)

どうも私は卑怯者で、言ってることは、ことごとく詭弁らしい。
直属の上司から、そう言い渡された。つい先ほど。
お前のことを理解するヤツなんかいない、どこでも好きなところへ行け!
とも言われた。ふふふ。

締切間際の編集部から、お伝えしました。(^^)v
あ~あ、もう2時だよ。。。

ずっと前、オリンピックで金メダルを取ったある選手が、こんなことを言ってた。

金メダルは、きっと実家のタンスの引き出しにでも放り込んでおくだろうよ。
大事なのは、メダルなんかよりも、それまでに重ねてきた、努力なんだ、って。

写真を撮ってても、いつもそれを思う。もちろん、撮ることのできた写真は、
金メダルと同んなじように役立たず、ではないけどね。でも。

僕がカメラを向ける。そのレンズの前に立っている人が、僕のカメラに向かって
笑顔をみせてくれる。そのことが、すごく尊く思えて、次へ、次へ、もっと、もっと、って
前に進んできた。それだけのために。

そろそろ、助走期間は終わりを告げる頃なのかもしれない。
いつまでも、もそもそ編集者なんかやってるんじゃない!っていう神様仏様の
ご託宣なのかも。(笑)

今週末はひとりでじっくり、そのあたりのことを考えてみよう。

・8月13日(月)

会社に行くとき、やたら市ヶ谷の上空をヘリが舞ってたから
なんかなあ?と思ってたんだけど、会社に来て、asahi.comをみて
納得。今日、小泉首相、靖国参拝、したんだねぇ。
うまく言えないけど、誤解をおそれずに言うけど、8月15日を避けてくれて
本当によかった、という気持ち、かな。
野党は野党で、姑息だとか、逃げだとか、問題のすり替えだとか、いろいろ
攻撃してくるだろうけど。彼の今日残した談話に、発言撤回は慚愧に堪えない、
ってあったけど、彼の今日のこの言葉ほど、慚愧って言葉が胸に刺さることは
少ないよね。彼なりに、ギリギリのところで、本当に本当に苦渋を強いられる
選択だったんだろう。

同じ談話のなかに、中国や韓国の人たちとも、なるべく早く、膝を交えて意見を
交換したい、ってあった。おれはいまのところ、彼のこの言葉を信じるよ。

先週末お邪魔した、外房の某カメラマンさん邸にてのバーベキューのようすを
thtに載せさせていただきました。肖像権のクリアになっていない某モデルさん、
某カメラマンさん、某家族さん達の写真は、載せませんでした。どうしても載せて!
という声があれば、ただちに写真を追加いたします。(^^;

今日、会社に行く前に、ちょっと寄り道をして、西新宿のロシアカメラ屋さんに
行ってきた。目的は、ライカ用の50mmレンズを買うこと。話をすると、長く
なるんですけど。(笑)

そもそもの話は、えっと、うんと、先週のいつだったか、秋葉原のマップカメラを
ちょっとのぞいてみたことがあり。あ、会社用マシンのアップグレードに、CPUを
買いに行ったついでに、ちょっとのぞいてみたの。そしたら、ロシア製ライカ用レンズが
何千円っていう値段でゴロゴロしてて。

(このあとは自宅にて更新。)

・8月14日(火)

今日は千葉の山奥まで写真を撮りに出かけてきた。
すっごい楽しかった。行ってよかった。あ、デジカメでは1枚も写真を
撮ってないや。まづい。。。銀塩で撮ったものをプリント&スキャンして、
どこかに載せますゆえ。しばしお待ちを。

ひとつ事件が発生したのね。ハッセルの503CX+80mm F2.8をもって
行ったんだけど、それを、バッグごと小川のなかへ、ザブンとつけてしまった。(^^;
浅い小川を写真を撮りながら渡ってたら、ズルって滑って、で。びしゃ、っと。
う~ん、本体のほうは、なんとなく、よさげなんだけど、ツァイスの80mmが
曇ってるんだよなぁ。中のぞくと。これってやっぱりオーバーホールとかに
出したほうが、いいんだろうなぁ。(とほいめ)

お前にゃあハッセルなんて不釣り合いだよ、っていう天のお達しなのだろうか。(涙)

ま、いいや。けど、水没の直前、いちばん上流のほうで撮ったワンロール、
たぶん、すごくいい写真が撮れてる気がするんだ。ファインダーをのぞいた感じでは。
そのことに、写真の女神様が嫉妬したのかもしれないね。うん、きっと、そうだ。
こんなことに負ける小倉君ではないのであった。ふふふ。

その瞬間って、左肩にハッセルの入った小さなバッグを、右肩に機材のいっぱい入った
緑のドンケのバッグをさげてた。両肩にバッグをさげてると、どっちかは庇いきれないよね。
これからは、どんなに重くても、危険なときは、片方の肩に全部さげることにしよう。

けどけど。何度も書くけど、水没の直前のワンロール、すごくいい写真が撮れてる
気がする。いい風景に人を立たせると、どこで構えても、スクエアの画面がすっと決まる。
もしかしたら俺は天才ではないだろうか、って半分以上真剣に思ったことであるよ。

何かを頑張ろう、と思ったときは、必ずその行き足を遮る災いごとが起こってくる。
そうだ、宮本輝の珠玉の小説「優駿」にあったとおりだ。最近、基本的な生活態度が
たるんでるとか、いろいろ理由はあるだろうけど、でも、基本的には、いい写真を撮ろうと
したときに、それを邪魔する働きが起こったということは、うん、そうだ、前向きに
とらえなきゃいけないんだ。こんなことでひるんじゃいけない。うん。

いくらお金がかかったとしても、このハッセル503CXと80mm F2.8は
かならず元通りにして、これからも数限りなく、バンバンいい写真を撮るぞ。
そのことを今日ここに誓う。まずは、来月予定されている沖縄訪問には必ず携えて
行くから。けど、そもそも、旅行の費用は大丈夫なんでしょうか?(笑)

・8月16日(木)

今日の毎日新聞朝刊。「記者の目」で、政治部の山田孝男記者が、小泉の靖国参拝の
ことを、書いてた。文章全体の構成も、非常にすばらしいものだったし、なにより、
彼の主張する論旨に、100%共感できた。“私は首相の「失敗」を買う”。
ひさびさに、新聞記者の書くいい文章に出会ったなぁ、という実感。

彼が紹介していた、長崎の山里小学校の辻本一二夫少年の作文を
どうしても読みたくなり、googleで検索してみた。全文は見つからなかったけど
抜粋したものは、いくつか目にすることができた。けど、やっぱり、全文を読みたいっす。
毎日新聞の政治部記者を夫に持つ、毎日新聞人事部のおねえさんに、電話してみるか。(笑)

同じテーマで放映されたという「NHKアーカイブズ」も、見てみたいです。
ネットに落ちてないかな。落ちてないよな。

それと、どういうわけか、いろいろ検索してたら、ある曲のことを思い出し。
少し話が長くなるけど、ある曲、というのは、私が福岡で新聞社のカメラマンを
してたころ、八女の山奥にある小学校に通ってたことがあり。その小学校で
愛唱歌として、歌い継がれていた曲で。タイトルは、「あなたが夜明けを告げる子供たち」。

最初、タイトルを完全に思い出せず。あなた、とか、夜明け、とか、告げる、とかを
重ねて、googleに引っかけてみた。そしたら、いくつか、引っかかり。
ありがたいことに、全歌詞を紹介してくれてるページがあり。ああ、この曲だ。
別のページでは、MIDIで、この曲をBGMとして流してくれてて。さっそく
落とした。(笑)

すんごいいい曲なんだよ。ほんと、たぶん、八女の山奥の小学校、わたし、
1年の間に7~8回くらい通ったと思うんだけど、始業式とか、終業式、それから
卒業式とか、いろんな行事のあるごとに、歌われるんだ。小さな小さな、体育館で。
40人足らずの全校児童みんなで歌ってくれた、この曲のうつくしさ、死んでも忘れない。
山奥のその小学校で歌われるその歌が、また合うんだ。その学校のシチュエーションに。

あ、その小学校というのは、星野村立仁田原小学校。僕の通ってた頃の校長先生は
すんごい飲んべえで。行くと、よく誘われた~。飲んでけよー、って。
けど、いっぺんもお付き合いできなかったな。それが残念でならない。

山村留学、ってやつです。都会の子を1年間あずかって、元気に、たくましく
しちゃるよ、っていう……。その年は、たしか4人の子供たちが、都会のほうから
仁田原小へ“留学”してきてて。

そのなかに、3年生くらいの女の子がいたのね。すごく聡い、いい顔をしてる子で。

両親を亡くしてて、で、おじさん夫婦に育てられてるんだけど、でも
どうも疎ましがられてるようで。で、年ごとにいろんな学校に、山村留学に
出されてるとか。

その子の身の上を、通い始めてしばらくしてから聞いて、なんともいえない気持ちに
なった。たしかに、小学校3年生にしては、ものすごくしっかりしてて、笑顔がとっても
まぶしくて。むちゃくちゃ勉強できそうで。

彼女はいくつになるのかなぁ。もう6~7年前の話だから、もうそろそろ大学生とかに
なってるころかな?

僕がその学校に行った最後の日。卒業式だったのかなぁ。あるいは、山村留学の子たちの
お別れ会だったのかもしれない。在校生たちが、二人一組になってアーチを作り。その間を
“留学生”たちが、歩いていき。

アーチとアーチの間を笑顔でくぐっていく、その子の写真が残っている。
撮影したのは、僕じゃない。いっしょに行った、アンケン。この日のベストショット。
くやしかったなぁ。ビギナーズラック、だけじゃあ、かたづけられない、何かを感じたよ。
写真やってる者として、ひとりで静かに落ち込んだ。

そんなことがありました。

保健の先生がすごく可愛くてね。一緒にご飯を食べたり、ギターの発表会に呼ばれたり、
ドリカムのコンサートに誘われたり、いろいろあったなぁ。彼女ももうお嫁に行っただろうなぁ。

ぜんぜん違う話、していい?(笑)

今日、亜美ちゃんを撮った。亜美ちゃんというのは、私の勤めてる会社の
グループ企業(おしゃれ系)の、ある雑誌のデスクを務めてる、とっても仕事のできる
私よりいくつか年下のおねえさん。なんか、いつごろからか、仲良くなり。発表会とかで
会うと、声を掛け合ったり、たまに一緒にご飯食べたり、写真を撮らせてもらったり、
してた。そういう関係。

彼女ももうすぐ、会社を辞めちゃうのね。月刊誌はたいへんですよね、っていうのが
最後の弁明。たしかに、たしかに。たしかに、ね。

今日は会社の近所の洋食屋さんでお昼ご飯を一緒に取り、そのあとで少しだけ
撮影会モード、だったんだけど。この娘もほんと、フォトジェニック、だよね。

そうそ。今日、彼女の結婚式の写真が載ってる内緒のホームページのアドレスを
教えてもらい。さっそく見た。すごくしあわせそうな、彼女の笑顔。
だんなさんも、ちょっと頼りない感じはしたけど、でも、すごくよさそうな人。

今日、彼女が撮った写真(ポジフィルム)をいっぱい持ってきてくれた。
小倉に見せて、いろいろアドバイス?助言?文句?を聞きたかったみたい。
北海道と、サイパン。サイパンの写真は、まぶしいビキニ姿の亜美ちゃんがいっぱい
見れるかなぁ、と用意してたのだが(←なにをや?)、そんなサービスカットは一枚もなく。
北海道のほうは、すごい手つかずの自然がいっぱい。湖に入って戯れる亜美ちゃんが、いた。

デジカメで撮った写真を、さっそくthtに載せさせてもらって、タイトルはami_last
ってした。だって、きっとラストだから。

まぁ、人妻だしねぇ。これ以上どうこうしようというつもりもない。(^^;
ただ、本人も、あんま、結婚してるふうに見られない、って言ってた。

だからなんだ、と言われると、元も子もないんだけど、ね。(^^;

あ、今日、一昨日撮ったモノクロの現像が上がってきた。
ハッセルで撮ったやつと、ジュピターつきのライカで撮ったやつ。
ブローニーのほう、水をかぶっちゃったので、あるいは全部パーとかでも
しょうがないかも、って思ってたから、何コマも、ちゃんと写ってるカットが
あって、かなりうれしい。会社のライトテーブルで、お気に入りの
アナスティグマットルーペで、ピントの確認をして。

やっぱ、F2.8開放だと、ピント浅いなぁ。けど、ばっちり
ピントが合ってるコマも、いくつかあったような……。

35mmのほうとあわせて、明日、津田沼駅のミニラボにでも
プリント注文に出してみよう。

そうそ。35mmのほうですけど、ジュピター8の試し撮りも兼ねてて。

どうだろ。うーん、モノクロのネガで見る限り、コントラストがうんと
低い気がしたなぁ。ま、プリントを見てみるまで、なんとも言えないけどね。

・8月18日(土)

あ、今日はうちの弟、小倉靖明の誕生日だ。あいついくつになったのかな?
わたしより5つ下だから、う~んと、29か。あ、ちなみに独身です。私より
ずっといい男ですよ。(^^)

ハッセルの修理の話、聞きたい?

書こうか書くまいか、ずっと考えてる。っつーか、まだ傷がぜんぜん癒えてないから
なにをどう書いていいのか、自分でも分かんないんだよね。

事実関係だけを書くと、昨日、シュリロに修理に出しました。正確には、
修理代の見積もりを取ってもらうために、日本のハッセルの総代理店の
シュリロトレーディングに、僕の水没したハッセルブラッド503CXを
預けました。

シュリロに行く前に、恵比寿にあるハッセルの修理屋さん?のところへも
持っていったのね。電話をしてから。そしたら、うーん、修理するには、
最低でも10万円以上かかりますね、ただ、水没とかだと、修理しても、
また悪くなる可能性が高いから、それだけお金を掛けるんだったら、
程度のいい中古を買い直したほうが、いいですよ、って。

水没した僕のハッセルを、はい、って返されて、それを黒いハッセルによく合う
ショルダーバッグに詰めて、屈辱的な気持ちに支配されながら、その店をあとにした。
ガーデンプレイスへとつながる坂道を上りながら、こんな悲しい思いはしたくない、
もう写真なんかやめてしまおうか、あるいは、死んでしまおうか、なんて思った。
ガーデンプレイスのすぐ横の歩道で、イケてる風のお姉さんがふたりで歩いてたから
思わすカバンからDC5000を取り出し、彼女たちの透けてる背中をぱちりと激写し。

そのあと、長い長い、平らかなエスカレーター、別名、歩く歩道をずっと行きながら、
ちくしょう、なにがなんでも、修理してやるぞ、いくらお金がかかっても、絶対絶対
こいつを一生抱きしめて、いい写真をこれでもか、これでもか、とモノしてやるぞ、
そう思ってた。恵比寿の駅について、地下鉄の路線図を探した。虎ノ門は、どうやって
行くんだ!?と。

よくわかんないけど、たしか銀座線が通ってたような気がするから、そうだ、渋谷に
出ればいいんだ。そう思って、渋谷に向かい。銀座線に乗って6つめ、虎ノ門の駅に
降り立った。地上へあがってすぐに公衆電話を探し。104でシュリロの電話番号を
聞いた。シュリロに電話をし、虎ノ門の駅前からの道を聞いた。要領を得ない説明だった
けど、てきとうにずんずん歩いていって、で、見つけた。17森ビル。その12階。
エレベーターを待ってたんだけど、いくら待ってもこないから、しびれを切らして、
階段を上がっていくことにした。

ほとんど泣きそうだった。

うすぐらい階段をぐるぐる上りながら、自分がいま何階まで来てるのか
もうわかんなくなってた。ハッセルの入った黒いバッグの重さだけが肩に
のしかかった。

ぐるぐるぐるぐる階段を上った。疲れて、もうこれ以上はのぼれない、と思って
階段の途中で立ち止まって、階数表示を見た。そしたら、33・34Fって
書いてあり。げげ、おれ階段をこんなに上っちゃったのか? うそだろ?

そう思って、もってた簡易カロリー計算機で、消費カロリーを測ってみたら
ちょうど3,200カロリー消費した計算になり。

その液晶表示を見てたら、急速にお腹が空き。ハッセルの修理のことなんか
そっちのけで、最上階にあるスカイ・レストランでランチを食べたくなり。

で、また階段をぐるぐるぐるぐる上り始めた。

で、自分でも驚いたのだが、4分52秒ほどで、最上階のスカイ・レストランの前に
たどりついた。

席に着くなり、和風ハンバーグランチ1,200円也を注文し、あっというまに
たいらげた。窓際の席から、東京の街が見えたので、思わず、バッグから
ハッセルを取り出し、ファインダーをのぞいた。ただでさえスモッグにまみれた
東京の街が、水滴で曇ったプラナーごしに、なんにもみえないらい、ぼんやりとかすんだ。

和風ハンバーグランチは、すこししょうゆ味が濃いかったけど、でも悪くない味だった。

お腹がいっぱいになった頃、僕がこのビルにいることの意味を思い出し、
スカイ・レストランの入り口のすぐそばにあるすべり台で、12階まで一気に
駆け下りた。ちゃんとズボンの下には、段ボールを敷いたよ。お尻がすり減ると
恥ずかしいもんな。

で、すとんとシュリロの窓口の前に降り。内線で512番を回すと、27秒後くらいに
執事がやってきた。

「お呼びでしょうか。だんなさま」

「ハッセルが水没した。ただちに直してほしい」

「はっ。かしこまりました」

そうやってハッセルを預けて、品川にある某デジカメメーカーの新製品
内覧会へ急いだ。

ちょっとだけホッとした。お金はあとからなんとかなるでしょう。

僕の嫁さんになる女性の方へ。ごめんね。

また借金をこしらえちゃった。あは。

・8月20日(月)

月曜日の朝です。今週は、ものすごく充実した1週間になりそう。(^^)

昨日、夕陽がすごくキレイで。デジカメで何十コマも撮りながら、
やっぱり、いい写真をたくさん撮ることしか、ないなあ、って思ってた。
それを再認識してた。言葉だと、なんでも言えるし、すれ違いがどんどん
拡大していくことも、めずらしいことじゃない。人を傷つけることも
簡単だし。

写真はそうじゃないよね。世にも美しい風景や、見てるだけでこっちも
にんまりしちゃう、すてきな人の笑顔。写真は言葉を超える。それも軽々と、ね。

写真は言葉を超える。それも軽々と。

僕は、だから、いい写真を撮る人に対しては、最大限の誠意を持って
接する。どうやっても、頭が上がらないもん。そういう人たちに、少しでも
近づきたい、と思って、今日も写真を撮ってる、んだ。(←気持ちとしては、ね)

あ、前向きな話。ハッセルの修理代を、どうしても捻出しなければいけない!
ということで、ぜんぜん使ってないEOSと、大型ストロボをオークションに出した。
そしたら初日から入札してくれる人が出てきて。うれしい。この2つを売って、どれだけの
足しになるか分かんないけど、ハッセルをシュリロから取り戻せる可能性が、ぐんとアップ
したことはたしかだ。

水没する前後の話をするとね、こいつ、水に浸けたらどうなるかな!?って気持ちが
まったくなかったと言えば、ウソになる。というのも、言い過ぎかなぁ。いや、意識で
ハッキリと、水没させちゃおうかなぁ~、なんて思ってたわけではないけど、深層心理の
隅っこのほうで、こいつ、私の写真機材のなかで、なんかいまのところ、浮いてるよなぁ
って、思ってたのは事実。で、どうしたら、こいつと近づけるかな、親しくなれるかな、
って、撮影に持ち出す何日も前から、壁につるされたハッセル君を見ながら、じーっと
考えてて。

あ、私の部屋では、高いカメラは壁に吊されてるんです。カメラの機材庫みたいな
立派なものはないので、少しでも湿気をふせげるかぁ、と。まえに某一眼レフ用の
某85mmを思いっきりカビさせた、苦い思い出があるので。(^^;

そ。多少荒療治だったし、修理代は目が飛び出すほど高いけど、これで
もしハッセル君が元気になって戻ってきたら、水没前よりも、彼と僕との距離は
ぐんと近くなってると思う。もっと頻繁に、さくさく街へも持ち出せるし。

こういうことを書くと、また小倉の得意の詭弁が始まったよ、とか思う人が
いるのかなぁ? う~ん、詭弁じゃないんだよなぁ。説明するのも骨が折れる
けど、モノの考え方、というか。捉え様(よう)、というか……。

人生を楽しむための方策、といえばいいのかな。

それがある種の人には、まるで伝わらないようですね。

僕は自分の人生を楽しむのが、いちばん大事なことだと思ってる。
そのうえで、私が楽しいのが、まわりに伝わって、その人たちも楽しくなれば
こんなすばらしいことはないなぁ、という気持ちもある。

もちろん、自分が人生を楽しむために、人にあんまり迷惑を掛けちゃ
いけない、というのも、肝に銘じてるけど。

うん。ま。それはそれとして。

あと、私のポリシーとしては、人の悪口は陰じゃ言わない。言うんだったら
相手にキチンと伝える、というのがある。もし僕が人の悪口を言うことの意味を
認められるとしたら、それが相手に伝わって、あいてが少なからず考えてくれること。
べつに自分の憂さ晴らしをするために、人の悪口とか言ってもしょうがないし、ね。

たぶん、私自身の問題があるとしたら表裏がなさすぎること、みたいだなぁ。
いろんな人と接していて、それをつよく感じる。表裏がなさすぎる、ってことは、
いまの時代の、この日本には、はなはだ生きにくいことのようだなぁ。

どの時代を通しても、世界のどこでも、日本の常識が通用する、とは
僕はまったく思わないけどね。

私のスタンダードから言わせれば、いまの日本の、東京の連中は
思ってることと言ってることが、違いすぎ。

と思ったりすることも、よくあるけど、でも、会社組織とかのなかにあっては
自己実現のためには、そういうことも堪え忍ばなきゃいけない、んだって。

ま、それはそれで分かるような気もするけどね。

はよ会社いこ。今週は充実した1週間になりそうだ。
っつーか、今週、気を抜くと、来週また地獄が訪れそうな予感が
色濃くするので……。(^^;

がんばろっ。

今月も特集をお任せするカメラマン&ライターのOさん、よろしくお願いしますね。m(_._)m
>私信モード(^^;

・8月23日(木)

久保田利伸の「missing」を聴いてる。今日、車に乗ってるとき、tfmで掛かってたの。
で、ひさびさに聴いたけど、うわ、いい歌やわぁ~、と思って、算段つけて、で、聴いてます。(^^;
winampをrepeatモードにして。

浜田省吾とかに比べて、すごく本物っぽいよね。この人。比べるのはどうか、という声もあるだろうし、
あるいは、浜田省吾ファンからは、道ばたを歩いていて、いきなり通りすがりの兄ちゃんにぶん殴られた
ような感じ、とかっていわれちゃうのかもしれないけど。

私の女友達のなかには、きっとハマショーのファンは、いないだろうな。いや、ひとりひとり
聞いてまわった訳じゃないけど、私の女友達になってくれちゃうような人は、ハマショーは好きにならないよなぁ、
という自信?がある。こういう書き方も、すごく失礼に当たるのは分かるんだけど。
でも、好きじゃないの、ハマショー。

歌詞とか聞いてても、全然ピンとこないのだ。悲しいことだけれども。

あ゛、いま会社。明日の撮影ロケに備えて、会社で夜明かし。(涙)

なので、時間はたっぷりあるよぉ~。ネタも死ぬほどあるし。

えとね、次のハッセル問題ですが、いま揺れてます。河合奈保子みたいに。あ、揺れてるのは
ナオコのハート、だからね。けっして巨乳ではない。え゛? ATOK、すごいぃ。
さすが、良心の固まりだ! キョニュウって打っても、巨乳って出てこない。登録単語に巨乳がない!
イエローキャブに買収されてなかったか。そっか、徳島の会社だからだな。

……ということは、(爆)乳、品乳、日乳、日乳、……。ナニヒトツ、トウロクサレテナイ。

ま、いいや。そんなことは。

なんの話だっけ。あ、そうそう。次のハッセル問題、だった。

あんた、次のハッセル、って、こないだ水没させた503CXはどうなったん?
いくら金かけても、絶対に修理してみせる!って大ミエ切ってたじゃん???

そう思われる方も、もしかしたら、いらっしゃるかもしれません。

シュリロから会社に届いた、修理代の見積もりのFAX見たいですか? お送りしまひょか?(笑)

勝手に話を進めるけど、次のハッセルは、たぶん500Cか500C/Mになると思う。
予算の関係上。で、問題は、入手する時期なのだな。←ちょっとえらそう。
こないだオークション(大くしゃみ)に出したストロボとEOSが、そこそこの値段で
落札されそうな感じなので、それを元手にして、あといくらか足して、なるべく早めに
新たにハッセルを購入するか、あるいは、オークションで入ってくるお金は、借金の返済に
当てて、ハッセルは、もっと経済的に安定してからにするか。迷うとこだなぁ。(笑)

あ、BGMが、尾崎の「Forget me not」に変わりました。

この曲も、死ぬほどいい曲。できれば、いっぺんでいいから生で聞きたかったよ。オザキ。

何年か前の年末、尾崎の記念番組?がやってて。この曲の出来上がったころのエピソードを
ソニーミュージックのプロデューサーが話してくれてた。この曲は、オザキの10代最後の
曲なんだってね。

オザキにしても、啄木にしても、僕の敬愛する天才たちは、20代半ば過ぎにして夭折してて。

私みたいのが、のほほんと長生きするんだろうな。のほほん、のほほん、としながら。くそっ。

けど、前からずっと思ってることだけど、オザキは多分、啄木の生まれ変わりだよ。
その証拠を、ぼくはいくつか示すことができる。

で、ハッセル。(笑)

昨日実は、会社の新人のパソコンのマザーボードを買いに秋葉原に行ったとき、マップカメラにも
寄ってきたのよ。そしたら、15万円だったかなぁ、いい感じの500C/Mがあって。ショーケースから
出してもらって、ファインダーを覗いてシャッターを切ってたら、店員さんが、うしろから、
安くしときますよぉ~、なんて、悪魔のごとくささやき。思わず、“冬のボーナス一括”なんて単語が
頭のこちら側からあちら側へ、ブリンクしながら通り過ぎたけど、すぐさま、頭をシャッフルして
そんな悪の誘惑を振り切り。

でもきっと、たぶん、今月中か、来月の頭とかに、買っちゃうんだろうなぁ。ハッセル。たぶん500C/Mかな。
買ってからしばらくしたら、角田さんのところへ、内面反射を減らす改造をしてもらいに行こう。(^^)

あ、そうだ。ひとつ書こうと思っていたことを思い出した。

こないだ、私の大好きな写真集、齋藤亮一さんの「バルカン」を会社の女の子にあげた話を
したと思うけど、一昨日メールで、写真集の感想をくれた。それを読んだら、ああ、この娘に
この写真集をあげて、大正解だったなぁ、って、じーんとした気持ちになったよ。うん。ありがと。
この人には、もう要らない!って言われるまで、僕の好きな写真集たちを、厳選して
プレゼントしていこうと思ってる。うん、そう思ってるんだ。

以下メモ。

ポジ。ホリウチ。名称。カラーネガはC、ポジはP、モノクロはM、年月を4ケタで。
ハイフンのあとに、その月ごとの通し番号を二桁で。1か月に100本以上撮ることは
そうないでしょう。ネガ袋。縦タイプ。厚手のバインダーと。サムネイルを貼っておく。

えとですね。すこし解説すると、わたし、銀塩カメラでモノクロ写真を撮りたい、っていう欲求が
かつてないほど、高まってる。カラーはデジカメに任せちゃって。けどやっぱりモノクロは銀塩だよね。

デジカメで撮るモノクロ写真って、まだクオリティ的に、ぜんぜん銀塩に追いついてないと思われ。
カラーはね、ま、色でごまかせる(とか言うと、怒られちゃうけど)から、まだいいんだけど。

逆の側からいうと、毎日のようにウェブでデジカメ写真を展開してると、銀塩のカメラを
持ち出すチャンスがぐんと減ってしまうわけで。ハッセルもそうだし(今はないけど)、あと
こないだ衝動買いしたライカM4-2とかも、そう。なので、一面、銀塩カメラを持ち出す
方便?として、モノクロ、っていうのを立ててみたりするわけで。

あと、市ヶ谷駅前のパレットプラザでモノクロプリントをスピード仕上げでやってくれることを
こないだ知ったのも大きいかな。
普通、ミニラボとかだと、モノクロって外注じゃないですか。下手したら2、3日とか平気で
かかっちゃったりして。いくらクオリティを追求する、ってったって、撮影した直後に画像が
手に入るデジカメに比べたら、そのディスアドバンテージは、いかんともしがたい。

でも、おれ、思うんだけど、って急にマジ顔になったりして。(笑)

人間って、ほら、環境に左右される、どころか、環境に支配されちゃう生き物じゃないですか。
基本的には。だからそれを逆手にとって、上手に流れにしたがっていけば、いいんじゃないかなぁ。
20世紀最高峰の歴史学者、アーノルド・トインビーは、「歴史は、時代の挑戦に対する応戦の記録である」
って言ったそうだけど。小倉の写真生活も、右往左往、右顧左眄の連続、じゃなかった、運命的な
ありとあらゆる試練に対する応戦の記録、と行きたいところだな。ふふふのふ。

言ってる意味わかる?(笑) 上の十何行かを要約すると、デジカメばっかり可愛がって
最近、銀塩を全然使ってあげてないから、銀塩を使ってあげる理由として、モノクロ写真、というのを
考えた、ってことかな。

何を書いてたか忘れたけど、そそ、これからしばらくは、銀塩はモノクロ。
モノクロで行こうということを、思った。9月に予定されてる、A恵ちゃん、igarin、恵ちゃん
それから横山さん、あとだれだろ、この娘たちの撮影会は、モノクロ中心になると思うナ。

ロケ地はそれぞれ、どこだろう。A恵さんとは、どっか遠出したいなぁ。僕がいま行きたいのは
三浦半島、三崎口。大西みつぐさんの写真連載で出てきたあの風景のなかに自分の身を置きたい。
もちろん、A恵さんとね。

なんか今日、不穏な感じ? どうだろ。書いてる本人としては、いいのか悪いのか、わかんないや。(笑)

あ、あと、私はあんたと撮影会を開く約束なんか、してないからね!という方は
こちらのフォームからご連絡ください。担当者にただちに伝えますゆえ。

あ、そうそ。今日からね、会社のパソコンのキーボード替えたの。自宅で眠ってた
日本語106キーボード。
いまデスクトップPCで一般的なのは109とか、あるいは、もっとキー数が多いヤツか。
僕はスペースバーの列に、小さなキーがうじゃうじゃ並んでるのが死ぬほどキライだから、
日本語106が、ベストだなあ。このキーボード、自宅で現役の106とともに、一生
使い続けたいな。キーボードという過渡的な入力デバイスが続く限りは。

・8月25日(土)

昨日の深夜から、写真家の小林さんのお宅にお邪魔してました。

大変お世話になりました。m(_._)m

山形から来られていた学生の方々の写真を見せていただいて、
本当に楽しかったです。みなさん、それぞれ自分の世界を持っていて。

どうして僕は人が撮った写真を見るのが好きなんだろう。わかんない。
でも、きっと、いろんな人のことを、その人の持ってる世界を、知りたい、分かりたい
深く理解したい、って、きっといつもいつも、思ってるからなんだろうな。

山形の路地ばっかり撮ってる子、かんのさゆりさん、女友達ばっかり撮ってる
女の子、あと、minegaの岩井さん、それから、MOにいっぱい写真を
入れてきてくれた、屋根と草ばっかり撮ってる子、あと、2Lのカラー写真を
20枚くらいアルバムにして見せてくれた娘。

かんのさんと岩井さんの写真は知ってた。ウェブでいつも見てたもん。

あとの人たちの写真は、今日初めて見た。

えとね、個人的な感想を書くと、2Lのカラー写真を20枚くらいアルバムに
入れてきてくれて、見せてくれた娘の写真が、とくに印象に残った、かな。

私、小林さんちに行くの、うんと遅くなってしまったんだけど、私が行く前に
お昼の3時から、この人たち、延々、飲んでたんだって。(笑)

で、ひととおりみんな、写真を見せ合いっこ?してしまったあとで。

あ、小林さんちには、著名な写真評論家の(よく知らないけど)大島さんという
方が来られていて。小林さんの山形の学生さんたちは、彼に写真を見てもらおうと
思って、それで写真をみんな持ってきてた、らしい。あとは東京に来たってことで
出版社とかに写真を持ち込むのかな。

2Lカラーの娘、最初、写真をみんなに見せるの、いやがってたんだって。
どうしてか分かんないけど。たぶん、みんなが写真を見せ合って、いろいろ好き勝手
酷評されてるのを見て、おじけづいちゃったのかな。びびった。ヒいた、げんなりした、
彼女の内面を見ることは、いまの僕にはできないから、推測でモノを言うしかないけど。

この人、私、かんのさんのホームページの写真で知ってたのね。
横位置の写真、少し左寄りに座ってて。なんの表情も作らず、じーっとこっちを見てる。
この娘すごい、と写真を見た瞬間に思った。ものすごく深い深い深い泉をたたえてる
娘だな、と、一瞬で分かった。

そういうことが分かるのが、写真の力だし、優れた写真家の仕事だと思うし、
あるいは、見る側の責任なのかもしれない。そう。

僕の無責任な直感で言わせてもらうと、この娘は大器晩成タイプ、かも。

写真を続けていけば、いくほど、どんどん良くなっていく人だと思う。

あ゛、事務的な連絡。(笑)

今日、クルマで小林さんちから帰ってきたんですけど、途中、中野に寄り。

たまたま近くに「フジヤカメラ」とかいうカメラ屋があったので、ふらりと
立ち寄ってみた。そしたら、『ハッセルブラッド』とか書かれた棚が奥の方にあり。

長くなるので、割愛しますね。(笑)

2代目のハッセルを買いました。予告どおり、500C/M。80mmのCレンズが
ついてる。レンズに若干傷があったりして、むちゃくちゃ破格の値段。安くてびっくり
した。

いちおう、6か月の保証がついてるから、この6か月、このハッセル、壊れるまで
使ってやろうと思っている。たぶん、一日ブローニーの120フィルムを平均
2本半くらい、ガンガン撮ってやろうかと。フィルム現像はただみたいなもんだから、ね。

そうして、ネガの段階でコマをチェックして、要らないコマはガンガン捨てて。
ハッセルの、限りなくデジカメに近い使い方。

今日、書こうと思っていたことは、ほぼ書き尽くせたかな?(笑)

いやぁ~、写真って、ほんっとにいいですねぇっっっ。(水野晴郎ふう)

・8月30日(木)

8月も終わるねぇ。ううむ。。。

ハッセルの試し撮りはいちおう終了。問題ありません。ピント、露出、あと
光の漏れ。ちょっと気になっているのが、購入直後に中野の裏道で撮影したコマに、
斜めに光が差し込んでること。これって、フィルムを装着するときに入った光?
それとも、撮影のときの、単なる斜光線? ネガの状態だと、わかんないなぁ。

今日はひさびさに、我が愛機ThinkPadを外へ持ち出して、電車のなかで
書いてます。ここ何日か、ThinkPadの状態、激悪で。パソコンを起動すると
マウス(トラックポイント)のカーソルが、画面上を暴れ回る、という……。
原因は不明で。ADSLモデムのUSBドライバが悪さしてるのかな、と思って
さっさとアンインストールしちゃったし、あるいは、Windows Meが
タコなのかな、と思って、98に戻そうと試みたり(うまくいかなかった)。
でも、バッテリー駆動のいまの状態だと、落ち着いてるので、ま、よしとしましょう。

何を書こうとしたのかな。

こないだ、富士山まで行って来た。富士山音頭は踊らなかったけど。
仕事でね。ライターさんと、モデルさんを連れて。うん、楽しかった。
けっきょく、西湖畔にロケを取り。天気はいまひとつだったけど、モデルさんは
可愛かったし、カメラもちゃんと動いたし、よかった、よかった、というところかしら。
富士山の5合目まで登ったのに、雲がどいてくれないので、富士山の頂上の姿を
見ることはできなかった。ま、また行けばいいよね。一緒に行く人ができれば、だけど。(笑)

そうそ。オークションに出しておいた、EOSと大型ストロボ、予想を上回る値段で
落札された。よかった。落札してくれた人に、昨日メールを送ったら、さっそく返事が
届いてた。あとはお金が振り込まれるのを確認して、宅急便で送ればOK。ひさびさに
ネットオークションって使ったけど、うん、便利だねぇ。今度はエクスクローだっけ、
あのサービスも使ってみたいなあ。(←エスクローでした。悪しからず。(^^; )

なんかひさびさに電車の中だと、のほほん、とした気持ちになって、つれづれなるままに
だらだら書いてしまうことだなぁ。

あ、昨日は、こないだ行けなかった坂本純子の送別会。そのパート2?
メンツは、私と純子さんと、あと出向中のツカちゃん。一次会が新宿ライオンの2F、
アイリッシュパブ。ギネスを頼んだのね。1パイント、だっけ。で、飲んだんだけど
やっぱり想像どおり、アイルランドで飲むのとぜんぜん味が違ってた。当たり前だよね。

世の中に、こういうことって多いんだろうな。地元ではものすごく良いんだけど、
時間とか距離とかを経て、品質が損なわれてしまい、その先では不当な評価しか得られない、
っていうような事物。「優駿」にも、フランス王に献上されたアラブ馬の話が
でてきたけど。

そうだねぇ。やっぱりギネスはアイルランドで、泡盛は沖縄で、飲みたいものだなぁ。(笑)

昨日の飲み会は、予想どおり、お下品な話題に終始しました。誰のせい、という話は
あえてしません。きっとこの3人で会うと、そういうことになってしまう宿命という
ものなのでしょう。

この3人のなかで、誰が最初に結婚するんだろうね、なんて話もでました。
私以外のふたりはちゃんと彼氏彼女がいて。けど、意外に小倉かもね~、なんて
いう声もあったりして。俺もそう思う。歳がいちばん上、ということだけじゃなく
なんとなくそうなのかもな、という気持ちがありました。相手は……、相手は
思い当たらないけどねぇ。(^^;

ぜんぜん違う話なんですけど。

いい写真というのは、どうしていい写真なのでしょう。それを説明することは
非常に困難を伴うことです。では、よくない写真は、どうしてよくない写真なのか。
それは、いい写真ではないからです。

写真というのは、一面、説明を拒絶するところがあります。説明すれば説明するほど
本質から遠ざかってしまう、というか。

ひとつこんな譬えを思いつきました。夏の砂浜で子供がよくやる、棒倒し。

写真を説明することは、棒倒しの遊びで、山を作り、その真ん中に棒を立てて、
順番に、外側のほうから砂を取り除いていく作業に似ています。言葉を尽くせば
尽くすほど、山の頂上に立っている棒の存在をおびやかしていくのですから。

僕はだから、いい写真とは何か、という論議を、せまい室内で続けるのじゃなく
ひとりひとりの写真家が、各人ばらばらに野に出て、好き勝手にシャッターを切って
くれば、いいんだと思います。もちろん、撮られた写真に対して、まわりのみんなは
勝手な感想をぶつけてくることでしょう。それを気にするもしないも、写真家の
自由。右に行くか、左に行くか、自分の行く足に人の意見を容れるか、いなか、
ぜんぶ自由です。

何が書きたかったのか、何も書きたくはなかったのだけれど、まだ電車は小岩のあたりを
うろうろ走っているので、しかたなく、だらだら書いているだけなのか、よくわかりませんが、
そういうことです。

あ、ひとつ言えることは、いい写真を撮りたいと思ったら、とにかく写真を
続けることですよ。何年も前の、ミノルタサロンでのおじさんとの出会いの話を
いつか書いたと思いますが。(ここです。)

そう。続けること。ただ続ければいいんです。その、続けるというなかに、
ありとあらゆる栄養が含まれていると思う。休みたかったら休めばいいし、
進みたいと思う限り、ずっと歩いていけばいい。たとえば南部線に沿って。

人はなんで写真を撮るんでしょうね。

まさかこの小倉、今日ひそかに予定されていた、会社の女の子Aさんのプライベート
撮影会が、諸般の都合により中止されたからって、自棄になっているわけでは、
ありますまい。機会があったら、また撮れることもあるでしょう。機会がなければ、
永遠に撮れないんでしょうけど。それでいい、と思う。それでいいと。

負け惜しみ、というんじゃないからね。心の底から、そうだ、そのとおりだ、と
思えば、自分の人生は自然とそっちのほうへ動いていくんです。ホントですよ。
ホントですったら。