ニコンZ9 バグ出しの日々…

昨日は雨で撮影が中止だったので、午前中から西新宿のマップカメラとニコンの窓口に行ってきた。マップカメラには、使わなくなったカメラやレンズを大量にバッグに詰めて。ニコンの窓口には、ストロボSB-910が最近、微妙に発光に難があるという話と、あとは購入したZ9のプロストラップをもらいに、もうひとつはZ24−200mm購入の相談に。

マップカメラにカメラやレンズをドナドナしに行ったのも、Z24-200購入の一環で。Z24-200は通常は11万円くらいする高級レンズなのだが、いまはなんとキャッシュバック中ということで、ビックリするくらい安く新品がGetできるわけで。しかも6/17金曜日まで!

昨日の話はこれくらいにして、今日は千葉市稲毛区のよく行く幼稚園で、親子ミニ運動会、年長さんの部。一昨日は年中さんの部。昨日中止だった年少さんは、明日開催のはず。あたしは別の撮影が入っているので、残念ながら伺うことが出来えず。残念無念。

それはそれとして、Z9のOJT(オンジョブトレイニング)はまだまだ続くわけです。

昨日、新宿のニコンプロサービスの窓口の男性にちょいとZ9のAFのプアさについて苦情を言ったら、一眼レフとは別物ですから、と軽くいなされ。ま、たぶん数限りなく彼らのもとにはZ9のAFに関し、完全に期待外れだ!という声が殺到していると思われ。

ここだけの話、こんな使えないカメラは返品する! こんな使えないカメラを売りつけやがって! と米国なら裁判が起こされてても、まったく不思議ではないと思われ。

だって、いままでD5でふつうに撮れてたシーンで、Z9は微妙なうえに微妙なんだもん。
一瞬、アタマのなかを、メルカリに出品するか、75万くらいで。笑 なんてことも、アタマをよぎるわけで。でもたぶん間違いなく、ショッピングローンが終わってない商品は出品NGってことになってるはずで。なので、あと5年は、この未完成なカメラと、付き合わなきゃいけない。

でも話は前後するけど、僕がマップカメラでZ9を60回払いの月賦でGetしたのは、ニコンZシリーズに対しての先行投資という気がする。ものすごーくする。先行投資って聞こえはいいけど、もしかしたら、まったくのムダに終わることだって、ないとは限らず。

でも、よく考えてみたら、あたしの写真人生はニコンのカメラとともにあったんだよ。大学4年の時に、船橋の長崎屋で58,000円で買ったEOS650はキヤノンのカメラだけど、大学を出て毎日新聞に入って以来、カメラはずっとニコンを使ってきたわけで。まあ、デジタルカメラマガジンという雑誌の編集部にいたときは、新しいカメラの機種ムックを作るたびに、そのカメラを自腹で購入してたので、愛機はキヤノンだったりニコンだったりオリンパスだったりパナソニックだったりペンタックスだったりしたわけだけど、本当に決定的だったのは、デジカメマガジン編集部でずっと物撮りをしてくださっていた加藤さんが言われた一言、「オグラさんはキヤノンよりもニコンが似合いますよ」、この一言で、僕の人生は決まった。大げさに聞こえるかもしれないけど、そんなことは全然ないわけで。

なんの話だっけ。

話は一気に現実に、しかもかなりニコンに対して微妙な話に、舞い戻る。

前にも書いたかもしれないけど、ニコンZ9は背面モニターが可動式なので、左手側の端にあったボタン類が、ことごとく右手側に移動しており。そのあおりを食って、記録メディアのスロットも背面をガチャッと開ける従来のタイプじゃなく、サイドをスライドして挿入する3桁機のスタイルに変更されており。まあ、それは仕方ないとして。

前にも書いたと思うけど、十字キーの下に、左側に拡大/縮小、右側にmenu、再生とボタンが並んでいて。再生ボタンはもっとも押す頻度が高いボタンだと思うんだけど、それがこんな右手の親指の付け根がアレするような位置にあっていいのか!と義憤に駆られ、オンラインのマニュアルを目を皿のようにして見てみたら、なんと、左手側最上部のカギのマークのボタン(プロテクトボタン)を再生ボタンにチェンジできるというじゃあ〜りませんか。よく見てみたら、この左手側最上部、いうなれば一等席の鍵ボタンの右下にFn4と印字されており。カスタムメニューを開いてみたら、いろーんな機能を割り振れるのね。なるほろ。。

だったら、なんで最初から、この位置のボタンを再生ボタンにしなかったんだよ、という魂の怒りはじっと封じ込めるとして、ソッコー再生ボタンの機能を割り当ててみた。「撮影時の設定」で。

だけど、再生時の設定は、相も変わらず鍵マークのままで。つまり、ロック? 再生画像を消さない、みたいな。あたしは生まれてこの方、記録メディア内の画像を保護する、みたいな機能を、生まれてこの方、一度も使ったことがない。たぶん死ぬまで使わないと思う。なので、鍵マークボタンは、僕には必要ない。ということで、何度も画像再生時に(鍵マークの)(僕が再生ボタンとして設定した)ボタンを押して、画像を保護してしまったわけで。

たしかD5だと、再生から撮影モードに戻れるんじゃなかったっけ? 、まあ、シャッター半押しすればいいだけの話だけど、画像再生時に再生ボタンを押したっていいじゃん。

ということで、鍵マークボタンの再生時の機能を「なし」にしました。あれ、もしかしたら、画像再生をキャンセルする、みたいなふうにもできるのかな。まあいいけど。(←いや、できません)

あ、そうそう、この「鍵マークを画像再生ボタンに設定する」という機能、特定の条件で、機能しません。ふつうにプログラムのバグだと思われ。どういう条件下だっけ。そんなに特別じゃない。ふつうに撮影してて、パッと鍵マークボタンを押しても、画像が再生されません。勘弁してください。

そのあとで再生ボタンを押すと、ちゃんと画像が再生されます。

だんだん疲れてきたので、もうひとつ見つけたバグを。

Z9はシャッターを切った(写真を撮った)瞬間もEVFがブラックアウトしないのが売り。だけど、それだと、いつ写真が撮れたのか、わかりづらいので、写真が撮れた瞬間をEVF内でお知らせする機能がついてる。「撮影タイミング表示」。いまオンラインのマニュアルで確認した。それ、あたしは上下左右に線が表示されるヤツにしたんだけど、どうもストロボをつけて発光させてると、「ブラックアウトする」設定に、なってしまう。オンラインのマニュアルを見ると、ふたつくらい、この機能が機能しない状況を例示されてるんだけど、ストロボ発光時というのは、そのどちらにも該当しないと思われ。

撮影タイミング表示が機能しないとされているのは、以下の2つ。

•ハイスピードフレームキャプチャ撮影時は設定にかかわらず撮影タイミング表示を行わない
•低速シャッタースピードで撮影した場合、設定にかかわらず撮影タイミング表示を行わない

ストロボを装着し、シャッター速度を1/250秒に設定しているときというのは、このどちらにも当てはまらないと思われ。

うーん、昨日もtwitterで書いたかもしれないけど、いまニコンZ9のファームウェアって2.00とかだと思うんだけど(2022年6月26日現在)、あたしに言わせれば、まだ日の出前だよ。0.74と思ったけど、まあ0.83でもいいや。まだまだバグが死ぬほどいっぱい眠っている。

たぶんね、βテスト、撮影機能に関してもそうだし、メニュー関連に関してもそう。ぜんぜんバグ出しが終わってない。それはニコンが超優秀な少数精鋭で、ずっと新製品を開発してきたから。

今回は、まったく新しい、ミラーレスというフルデジタルで、プロ機、最上位機種を開発、そして発売したので、ありとあらゆる面で、てんてこ舞いだったのだろう。

だから僕は5年、60か月を通じて、ニコンのミラーレスのバグ取りに、全面的に協力しようと思ってる。だって、マップカメラで60回払いで購入したので、月賦の途中でメルカリとかに出すと、ヘタしたら訴えられてもおかしくないから。笑

これだけZ9がダメダメでも、ソニーやキヤノンのカメラに乗り換えようとはまったく思わないね。

それはなぜなんだろう。「信じる」ってことかな。ニコンのカメラをひたすら信じ、ひたすら愛する。

ソニーかキヤノンがニコンを買収して、ニコンのDNAが散逸することになったら、そのときはそのときで考える。ニコンが中国の大手資本に買われる、という可能性もゼロではなかったし、これから先も全然ありうると思うんだけど、

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください