D810、2日目。いきなりの実戦投入

D810を引き取った翌日、7・18金曜日。さっそくD810を仕事の現場に実戦投入してみた。

D810を購入した窓口の方に「もう仕事で使う予定はあるんですか」と聞かれ、
「ええ、明日(笑)」と答えたら、
「十分にテスト撮影を行ってくださいね」と言われた。

まあ、そらそーだよな。テスト撮影なら、銀座からの帰りにたっぷり行ったよ。70枚くらい。
まったく問題あらへん。ちなみにレンズはAi 35mm F2.8s。MFのむかしのニッコールですね。
木曜日にも書いたけど、D800よりもファインダーのヌケがいいような気が。
たんに新品だからかも。あるいは夏の日差しのせいか。

で、金曜日(昨日)の実戦投入。現場は県内の某教育機関。一緒に撮影に臨むのは、
僕が兄とも慕うKカメラマン。

最近、SB910とかで、FP発光による日中シンクロを再開したんです。
しばらく、「ストロボの発光部にものすごく負担がかかるからやめたほうがいい」といわれ、
FP発光を使うのは控えてたんですね。ご存じの方も多いと思いますが、一眼レフのストロボ発光って、
2枚のシャッター幕が開いて閉じる関係で、シャッター速度に制限があるんですよ。だいたいプロ用の
機種だと1/250秒とか。で、FP発光というのは、ストロボの発光時間を長くすることによって、
その制限を突破しちゃえ、というもの。もちろん、通常の発光よりも、うんと長くストロボを光らせ続けるので、ストロボの発光部には、うんと負担がかかると思われ。

でもね、たとえば日中の撮影で、1/250秒とかだと、遊んでる子どもとか、ブレるわけですよ、デフォルトで。ブレが効果的なことも、ないことはないけど、でも大部分は顔がピンぼけみたいになっちゃって、残念なことになる。というか、売れないボツ写真になる。ストロボを焚かないという選択肢もあるけど、そうすると暗めの写真になって、やっぱり商品としては微妙。

まあ、そんなこともあって、FP発光を、解禁したのです。自分のなかで。考えてみたら、たとえば10回の撮影で、ストロボの発光部がダメになったとしても、それで修理代が2万円かかったとしても、いいかなと。1枚でも多く、お客さまのもとに、いい写真をお届けできれば、本望かなと。

なんか俺ってもしかして、学校カメラマンの鏡?(x x)☆\バキッ

敬愛するKカメラマンに話したら、そうだよ、って。さすが、Kさん。心で泣いた。
KさんのEOS 1D Xの液晶表示を見たら、シャッター速度1/640とかになってて。おお、と。

すみません、どういう話の流れになるかというとですね、おろしたてのD810に、いつもの普段使いの標準ズームAF-S 24-120mm F4Gをつけて、SB910でFP発光して、あ、ホワイトバランスはAutoですよ、で、昨日はけっこうな曇天だったのですが、そうして撮った写真を自宅のパソコンで確認したら、なんか全体的に、色がややくすんでるというか、ホワイトバランスが微妙というか、茶色っぽいというか、まあ、ぶっちゃけ、ちょっとびっくりしたんですね。え、こんな色なの、って。

D810の素の色作りを疑ったんだけど、晴天だった昨日(木曜日)、銀座から有楽町、秋葉原までで撮った写真は、まったく変なところがなかった。だから、D810の素の色作りを疑う余地はない。

とすると、24-120mmか? いや、レンズがすごい汚れてるとか、そういうこともなさそう。
とすると、SB910のFP発光に原因がありそうな気が。曇天、SB910のFP発光、というシチュエーションに、D810のホワイトバランスのチューニングが、うまく合わせられてないんじゃないかという疑いが…。

僕は基本的には、いいか悪いかわかんないけど、デジイチのホワイトバランスにはまったく無頓着で。よくいえば、Autoを信じてる。撮影の99%以上はAutoで済ませる。

その方針が間違ってるのかもなあ、とちょっと反省。とともに、D810が発売されて、ものすごい数のユーザーが世界中で“テスト撮影”を繰り広げてくれるだろうから、そのフィードバックも、発売前の数千倍、数万倍のレベルでニコンに寄せられるだろう。そしたら、僕みたいに、FP発光時のWB変じゃね?って声も、きっと寄せられるだろう。僕みたいな末端のカメラマンじゃなく、ニコンが聞き耳を立ててくれるような一流のカメラマンによって。

そしたら、次か次のファームアップで、静かにチューニングされてくるんじゃないか。
そんな気がしてます。

まあ、それまでどう凌ぐか、というのもあるんだけどねー。
いまとなっては、D800が懐かしい。D800も最後のほうは、SB910でFP発光してたけど、まったく違和感を覚えたことはなかったなあ。本当にいいカメラだったなあ。不満はまったくなかった。じゃあ買い替えるなって。はい、すみません。って、だれに謝ってるんだか。いや、僕はね、ニコンのどのカメラを使っても、色は同じや、同じや、って思ってきたんですよ。でも、そうじゃないのかも、と思って。

デジイチのFP発光時のWBの問題は、D810のみならず、ニコン全体にかかわる問題じゃないですか。

だからといって、カラ出張はよくないですよね。

すみません。わかりづらすぎですね。

それはそうと、D810に、バッテリーグリップを装着して、昨日、2000枚くらい撮った感触、D800よりも、うんとD一桁に感触が近づきましたね。グリップの深さとか。それはなんでかなー、と撮影しながら考えていたのですが、理由は簡単、弟分のD600、610が誕生したからですね。フルサイズを使いたい幅広い層の方々にはD600/610を使っていただいて、それで満足できない、ハイアマチュアとか、プロに近い方々とかに、諸手を挙げて推薦したいカメラがD810なのかなと。だから、値段も微妙に強気。連写スピードも上げた。

あ、そうそう、連写スピードでいえば、画素数3600万画素から2400万画素に落として、カメラの機能的にはD810と同等のカメラって、必要だと思うのですが、というか、そっちのほうがヒキが強い気がするのですが、出ないでしょうねえ。あるいは、もっとD1桁に近づけたD900シリーズが出るのか、どうか。

これも撮影しながら考えていたこと、ニコンって、D1のあとがD100でしょ、そのあとD70とかにいくんだけど、D2桁を、3桁よりも下に位置づけちゃったのが、いま辛くなってるよな、と。ネーミング的に。

本当は、D1桁に肉薄するハイアマチュア向けのカメラを、たとえばD90とかのネーミングで出したいかもなあ、と思いつつ。でもD90はすでに出ちゃってるし。あとからD4桁をDXってことにして、多層的に展開してるけど。

まあ、そんなことをつらつらと思いました。
あ、あと感動なのが、ファインダー内表示のLED化! これは視認性がぐんと向上して、最高っすね。
たぶん、コストは余分にかかってるでしょうけど。なんかあの白い表示、いい意味で蛍光灯みたいな優しさを感じますわ。目に優しいっていうか。まあ、いまは蛍光灯ってあんまりプラスイメージでは捉えられないけどね。(^^;

2日目の感想は、そんなところです。
今日は渋谷で武蔵美の小林のりお先生のゼミの写真展にお邪魔する予定。
そのあと、福岡時代にお世話になった西村さんが仕事で東京にいらしているので、ひさびさに飲み。
西村さんに会うたびに、福岡に帰りたくなるんですよね。
新聞社を辞めずに、福岡で結婚してたら、どうなっただろうなあ、なんて詮なきことを、いまになって思う46歳の夏のこと。(笑)

あ、すみません、昨日撮った写真は肖像権の関係で1枚もアップできません。
ただ、色合いの話はおいておいて、昨日はひさびさの撮影だったので、小倉さんの撮影マインド大爆発。
いい写真、いっぱい撮れましたよ。たぶん、ものすごくいっぱい売れると思う。

楽しみにしててください。って誰に言ってるんだか。(x x)☆\バキッ

 

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