ルワンダの涙

ずっと前から見ようと思っていた映画を、ようやく今日、観ることができた。

「ルワンダの涙」。前にみた「ホテル・ルワンダ」よりも、ずっと事実に基づいていると
評判の。

見始めて、2分か3分した頃かな、ようやく気づいた。僕がずっと抱き続けてる疑問、

人間って、なんだろう

先ほどルワンダの涙を見終えた。なんて重い映画なんだろう。
なんて悲しい映画なんだろう。いや、悲しいのは映画じゃなくて、人間。

たとえば、これがアンドロメダ星雲の星の話であってくれたらいいのに。
残念ながら、僕らの住む、この地球の上でのお話。

僕はなんか大きな事件とかが起こるたびに、事件が起こったその時刻に、
僕はどこでなにをしてただろう、と思うのがクセで。

ルワンダの、1994年4月から7月は、毎日新聞社に入って3年目。福岡総局で
写真記者として駆けずり回ってた頃。具体的に、どんなことをしてたかは、
まるっきり覚えてない。

UNが去ったあとの技術学校で2500人のツチ族の方々が殺された。

ルワンダ全土では、80万人とも100万人とも。

なんて重い映画なんだろう。

昨日の夜中に、自分の部屋にある液晶テレビを売ろうかと思ってヤフオクに出品
したんだけど、思いとどまって、見れるだけの映画を、見ることにした。僕は器用では
ないので、一日に2本、3本って見ることはできないのだけれども、毎日1本だったら
見れるような気がする。感情の糸が、振り切れないといいけど。

原題はShooting dogs。邦題は「ルワンダの涙」。この隔絶が、日本とルワンダとの
遠い距離を、示しているのだね。

かなしいかな


地球に生きる現代人だったら、絶対に観るべき。

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