新しいコトバを学ぶということ

今回、非常に有り難いことに某写真雑誌(月刊誌)の編集の仕事を少し
いただいた。

ご存じの通り、僕はデジタルカメラマガジンというデジタルでは先駆的な存在
だった写真雑誌(カメラ雑誌?)の編集をずっとやってたわけなんだけど、雑誌の
作り方って、同じことをやってるようでも、編集部ごとに微妙に(いやだいぶ)、
違うということがよくある。いいとか悪いとかじゃなく。

読者からしてみたら紙のページに文字と写真や図版が印刷されてるだけかも
しれないけど、そこに着地するまでに、結局はいろんな人間があーでもない、
こーでもない、といいながら、どうすればより魅力的な誌面が構成できるか
それなりに知恵を絞っているのであり。

そう考えると、新しい編集部で新しい月刊誌の編集に携わるというのは
新しいコトバを学ぶのにちょっと似てるかな、と思った。
伝えたい内容を伝える、という点ではいっしょだけど、単語も文法も違う。
いままでたくみに操っていたコトバの力は、ある意味では無力だし、また
考えようによっては、活きてくる部分もある。まあ、同じ写真雑誌という
意味でいえば、フランス語とスペイン語くらいの違いだと思われるので
そんなにしゃちほこ張ることも、ないんだろうけどね。

けど、恋愛も新しい仕事も、最初が肝心だと思われ。
なのでひとつひとつ丁寧に、薄氷を踏み抜かないように、そろりそろりと
前進していくことで、ございますよ。
42年も生きてきたしね。(笑)

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